・2012年2月6日の夜空に見えた月は【十五夜の月】
・2012年2月8日 (6 : 53) に満月になりました。
新月から数えて15日目の十五夜の月と満月は
同じものと考えられがちですが
十五夜と満月が同じ日になる確率は50%以下。
案外はずれています。

◇満月と十五夜は同じ日にならない?

◇満月と十五夜は同じ日にならない?
十五夜は必ずしも満月ではありません。
陰暦は月の満ち欠けを元にした暦ですが
基準となっているのは朔(新月)です。
朔から次の朔までは平均で約29.5日ですので
29日の月と30日の月がありますが
暦月の半分が必ず満月にはなりません。
これは主に月が楕円軌道を公転していることにより
遠地点では遅く、近地点では早く移動するためです。
朔望周期はほぼ一定に近くなっていますが、
満月と十五夜は1日から2日ほどずれることがあります。
十五夜の月といえば、旧暦の十五日の夜に昇る月ということ。
現在、満月という場合は、太陽・地球・月の順に
一直線に並んだ状態を指し、地球から見た太陽と月の成す角が
180°になった瞬間と言い表すことが出来ます。
満月
月と太陽が正反対の方向に来たときをいいます。
満ち欠けを繰り返す月が、満ちる時と言う意味から満月と呼ばれます。
満月は日没と共に空に昇り、一晩中夜空を照らして日の出とともに沈みます。
天文学上では月と太陽の黄経の差が180度の時を満月(望)と定義します。
月齢カレンダーなどで満月とされいる日に眺める月は
どうも満月のようでないと言うお問い合わせを頂きます。
そのような日を調べてみますと、その日の午前0時から6時頃に
満月を迎えることになっていることがあります。
つまり日付上は、その日が満月と言うことなのですが
実際に観月するときは夜間であるために
前日の夜の方がより満月に近い月であることがあります。
カレンダーでは現実に月を見る夜の真ん中に
日付という区切りがあるがために、このような問題が起きてきます。
日付だけでなく時刻を見た上で観月の日を決めるようにする事が大切です。
望
月と太陽が正反対の方向に来たときを望(ぼう)といいます。
満ち欠けを繰り返す月が、満ちるときと言う意味から満月呼ばれます。
望の時に月は日没と共に空に昇り
一晩中夜空を照らして、日の出とともに沈みます。
天文学上では月と太陽の黄経の差が180度の時を望と定義します。
2月4日に立春を迎え、暦の上では春となります。まだ寒い日は続いていますが、徐々に日の出が早くなってきました。
早起きして空を眺めると、南から西の空にかけて
春の星座たちを見つけることができます。
The Moon Age Calendarより


国立天文台
The Moon Age Calendarより

満月も十五夜も、元々は同じものを指す言葉だったはずですが
現在の使い方からすると、今回のように日付が両者で異なる場合が出現します。
日付のずれは最大で二日になります。
とはいいながら「満月」の前後一日の月を眺めても(肉眼で)
満月との差はまず気が付かないはず。
天体の専門家ではないので
満月とは「旧暦十五日前後の丸くて明るい月」
くらいに、アバウトに捉えていても良い…のかもしれません。
満月とは「旧暦十五日前後の丸くて明るい月」
くらいに、アバウトに捉えていても良い…のかもしれません。

国立天文台
今年は春の大三角の近くに土星と火星が見えています。
春の大三角は、うしかい座の1等星・アークトゥルス
春の大三角は、うしかい座の1等星・アークトゥルス
おとめ座の1等星・スピカと、しし座の2等星・デネボラを結んでできる大きな三角形です。
火星はデネボラの近く、土星はスピカの近くに見えていますが
火星はデネボラよりも明るく、土星もスピカよりも明るいので
春の大三角を間違えないようにしてください。
火星はデネボラの近く、土星はスピカの近くに見えていますが
火星はデネボラよりも明るく、土星もスピカよりも明るいので
春の大三角を間違えないようにしてください。
2月10日から13日頃にかけて、これらの惑星の近くを
月が通り過ぎていく様子を観察することができます。
月時館 Tsukijikan*
† 月の神秘と魅力に惹かれ月と戯むる †

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