2013年10月27日

2013年11月の天文情報と月の暦 

 2013年11月の天文情報

風が冷たくなり、冬の訪れが近いことを実感します。
東の空からは「すばる」や「オリオン座」といった
冬を代表する星々が昇ってくるようになりました。
星空を眺めるときには、しっかりと厚着してお楽しみください。

今月の注目は、何といってもアイソン彗星。明け方の東の空に見えます。
残念なことに「肉眼でも簡単に見えるほど明るくなる」という
当初の予想ほどは明るくならないという見方が強くなっていますが
実際の様子はその時になってみないとわかりません。

2013_nov
http://www.palette.furukawa.miyagi.jp/space/astro2013/index.htm#nov

初旬 アイソン彗星が約6等、双眼鏡で見える明るさ

  1日 金星が東方最大離角(夕方西空に最も見やすい)
  2日 水星が内合
  3日 ○新月(21:50)    北大西洋から中央アフリカで金環-皆既日食
  5日 おうし座南流星群が極大の頃
  6日と7日 
日没後の南西の空、月と金星が並んで美しい。
  7日 立冬(太陽黄経225°)、土星が合
10日 
上弦(日没ごろに南の空に見え、夜半ごろ西の空に沈む)

comet2012S1chart1

中旬 アイソン彗星が約3等、肉眼で見える明るさ 

12日 おうし座北流星群が極大の頃、22:55アルゴルが極小光度
15日 19:44アルゴルが極小光度
17日 しし座流星群が極大 / 午前1時
18日 ●満月(00:16)・次の満月は12月17日  
     水星が西方最大離角(明け方、東の低空に見えています)
     この頃、明け方の東の空でアイソン彗星とスピカが大接近
     宵〜翌19日明け方、月とアルデバランが接近
20日 アイソン彗星の明るさが約1等に
22日 小雪(太陽黄経240°)、エンケ彗星が太陽に最接近(7等)。 明け方、月と木星が並ぶ
24日 このころ、明け方の東の低空でアイソン彗星と水星、土星が接近
25日 アイソン彗星とエンケ彗星が接近
26日 下弦(夜半に東の空から昇り、明け方に南の空に見える
     
未明、月とレグルスが並ぶ。 このころ、明け方に水星と土星が大接近
28日 未明、月と火星が並ぶ
29日 アイソン彗星が太陽に最接近、アイソン彗星が近日点を通過(光度-11等)、海王星が東矩
    
未明〜明け方、細い月とスピカが大接近
 

11星空

11月 1日
宵の明星の金星が東方最大離角
1日、太陽の東側に47°離れ、金星が東方最大離角となります。
例年金星は夕空高く輝くのが楽しめますが、2013年の金星は
殆ど高度があがらず低空に位置しています。
そのため東方最大離角と言っても、日没時の高度が20°と低いので、
西の空が開けた場所で上限の月のように
半月状に見える金星を望遠鏡で観測してみてください。

宵の明星の金星が東方最大離角

11月始め頃、「おうし座」を中心にした「おうし座流星群」の流れ星があらわれます。
これは「エンケ彗星」の通り道を地球が通り抜ける時に
彗星が残していった塵が飛び込んで光って見えるものです。
流星群は空のある1点を中心に全天に流れるように見えますが
おうし座流星群には2つの中心があります。
他の流星群は一晩のうちにたくさんの流れ星があらわれますが
「おうし座流星群」の流れ星は、10月の終わりごろから11月のなかばまで
毎晩すこしずつあらわれます。多くても1時間に5こくらいです。
月明かりのない日や時間に、他の星を見るついでに見るのがよいでしょう。

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11月17日頃「しし座」を中心にした「しし座流星群」の流れ星があらわれます。
これは「テンペル・タットル彗星」の通り道を地球が通り抜ける時に
彗星が残していった塵が飛び込んで光って見えるものです。
2001年11月18日には日本で、一晩に数千こもの流れ星が
次々とあらわれとても話題になりました。
予報によれば、2013年に「しし座流星群」の塵が最もたくさん飛び込んでくるのは
18日の午前1時ごろです。
流れ星の中心になる「しし座」は、真夜中過ぎにやっと東の空からのぼってきます。
のぼってくる前の時間なら、東の空を広く見わたせるところで待ってみましょう。
すっと流れる光のすじが見えたら、それが流れ星です。

11月18日 しし座流星群極大。
高速で印象的な流星が見られる。おうし群との対比も面白い。
2〜3日間は出現数もあまり変わらない。
2013年は18日が満月なので最悪の条件。
ダストトレイルによる出現も予報されていない。
強烈な月明かりに負けて2〜4個/時程度の出現か?

どちらの流星群も、それほど多くの流れ星を期待できるわけではありません。
とくにしし座流星群のほうは、ちょうど満月の日のころにピークとなるため
月明かりの影響で目にできる流れ星の数がかなり減ってしまいます。
流れ星を目的に星空を見上げるというよりは、深夜に冬の星座や木星
アイソン彗星を観察するときに運が良ければ見えるかもしれない
というくらいの気楽さでいいでしょう。

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11月の終り頃、夜明け前の東の空で「水星」と「土星」がすぐそばに見えます。
もっとも近づくのは26日で「水星」の方が明るく見えます。
26日より前の日なら上にある方が「水星」、後の日なら上にある方が「土星」です。
とても低いところにあるので、東の空が開けた場所で見てみましょう。
空が明るくて見えにくいときは、双眼鏡を使って見ると探しやすくなります。

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29日  アイソン彗星が近日点を通過
11月に入ると急速に太陽に近づきながら
明るさを増していくと期待されている「アイソン彗星」。
順調に増光していけば11月初旬で5等級、中旬で3等級、
20日過ぎには1等級になると言われています。
その後もどんどん明るくなり29日の近日点通過時には-13等級と
満月よりも明るくなるという予想も出されています。
アイソン彗星は11月29日に近日点を通過しますが、
この時太陽からの距離は100万kmしかありません。
これは太陽のコロナ内部を通過することを意味しており、
太陽の放射する熱で蒸発してしまう可能性もあります。
しかし2011年末に南半球で話題になったラブジョイ彗星は、
太陽表面から13万kmを通過しながらも生き残りましたし、
アイソン彗星はラブジョイ彗星よりも大きいことから蒸発することなく
生き残る可能性が高いと言われています。
無事蒸発することなく生き残った場合、明け方の東の空で
長大な尾をなびかせた巨大彗星をみることができるでしょう。
肉眼で2014年中旬まで見ることができると思いますので、楽しみです。

astro20131129
http://www.kenko-tokina.co.jp/special/celestial/astronomicalcalendar_2013.html#11
 
太陽系のはてからやってきた「アイソン彗星」が、太陽や地球のそばにやってきます。
11月は明け方の東の空に見えるかもしれません。
太陽に最も近づく11月28日前後はいったん見えなくなりますが
12月の空にふたたび現われます。
とても明るくなるとよそうされているので、双眼鏡がなくても見えるかもしれません。 

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この春の「パンスターズ彗星」に続き、秋には2つ目の肉眼彗星になると
期待されている「アイソン彗星」が現れます。10月中はしし座を移動中で
明るさも6等星台と肉眼では見えない状態が続きますが、
11月以降は急速に明るくなり11月中旬には3等級となり
肉眼でも観測できるようになるでしょう。 

astro20131015

11/29が近日点通過。通過時の等級を−9等と予測。
太陽の表面をかすめるように通過するので
長く尾を引く大彗星となる可能性が高いですが
消滅する可能性もある。明け方の東の空に見られます。
11月〜12月の長い期間見れます。 

2012年10月に発見されたばかりという「アイソン彗星」。
こちらはパンスターズ彗星よりもさらに明るく、計算通りにいけば
日中でも観察できるレベルの明るさ
わかりやすくいうと、満月並の明るさになるといわれています。
しかしながら、それだけの明るさになるためには、太陽の側を通る必要があり
下手をするとその時に蒸発してしまって、光どころか
存在自体が消える可能性もありますので、現時点では
見られるかどうかは五分五分といったところのようです。

ison_spica
18日前後にはスピカに大接近する。円は双眼鏡で見える範囲(視野7度)を表している 

アイソン彗星(C/2012 S1 ISON)
この彗星はロシアの光学観測ネットワークによって発見されて
「アイソン」(ISON)と命名されています。 
起源は太陽系外縁にある”オールトの雲”にあり
現在は木星軌道の外側から太陽に接近中。 
2013年11月末から12月にかけて太陽に接近し、北半球では
月の15倍の明るさとなり日中でも見えるという。 
20世紀最大の彗星と言われたヘールボップ彗星を遙かに凌ぐ明るさとなり
天文学的一大イベントといえます。 
 
・史上最大の明るさの大彗星になる可能性あり
・12月26日に近地点通過(地球に最も近づく日、距離は0.4292AU(6420万km)
・11月28日に近日点通過(太陽に最も近づく日、距離は0.0125AU(187万km)
・近日点には日中でも見える明るさの-13等級になる可能性あり(満月は-12等級)
・ただし日本では近日点通過時は地平線の下であり見ることは出来ない
・太陽の表面からではたった117万kmの近さになる為、消滅する可能性あり
・生き残ったとしてもパンスターズ彗星と同じく、もう2度と見ることはできない
・その場合1月13日には明るさが6等になり、肉眼では見ることができなくなる
・10月1日に火星からたった0.0727AU(1080万km)のところを通過し、
 NASAのマーズ・サイエンス・ラボラトリーが撮影を試みる可能性あり

article-0-153AC3BE000005DC-974_634x389
http://uchu2ch.blog.fc2.com/blog-entry-750.html 

◆Wikipedia
ISON彗星は2012年9月21日にキスロヴォツク天文台にて
ヴィタリー・ネフスキーとアルチョム・ノヴィチョノ (Artem Novichonok) によって発見された。
名前は発見者が所属しているチーム、国際科学光学ネットワーク
 (International Scientific Optical Network, ISON) に因む
その軌道の性質から、ISON彗星はオールトの雲に由来する可能性が高い[3]。
発見当初は離心率が1よりわずかながら小さな可能性もあったが、
現在では離心率が1を超えた双曲線軌道の可能性がかなり高い。
すなわち、軌道が変わらなければ二度と太陽に向かって戻ってこないことになる。

アイソン彗星は11月29日の午前3時半ごろ(日本時間)太陽に最接近します。
太陽に近づいた影響で壊れたり消滅したりする可能性もありますが
無事に通過すれば、12月には再び明け方の東の空に姿を現します。
もしかすると尾が伸びているかもしれません。
また、最接近のころには、人工衛星が観測している太陽周辺の画像内に
アイソン彗星が見えそうです。インターネットの画像にも注目しましょう。

 
アイソン彗星(C/2012 S1 ISON) 
http://homepage2.nifty.com/turupura/comet/2013ison/menu.html 


eclipse
http://www.nikon.co.jp/channel/index.htm

3日の深夜、アフリカで金環‐皆既日食
日本時間3日の深夜、北大西洋からアフリカ中央部にかけての地域で
金環‐皆既日食が起こります。観測場所によって金環日食
または皆既日食が見えるという珍しいタイプの日食で
次回は2023年まで起こりません。英語ではハイブリッド・エクリプスと呼ばれます。

今回の場合、金環日食が見られるのは大西洋上のごく一部なので
実質的には皆既日食とみてよいでしょう(部分日食は広い範囲で見られます)。
日本時間で3日の夜9時過ぎごろから太陽が欠け始め
深夜11時前ごろに皆既食となります。
インターネット中継などがあるかもしれませんので、情報をチェックしておきましょう。
 
来年2014年は世界的に見ても皆既日食が起こらず
2015年も北欧の洋上でしか見られないと条件がよくありません。
今回は貴重な機会ですので、中継地の好天を祈りながらしっかり見ておきましょう。

1024-768
 
Nikon星空情報 
パレットおおさき天文情報 

moonl_s

 
 * 2013年11月の月暦 * 

 新月 *  3日  21:50
 上弦 * 10日 14:57
 満月 * 18日 00:16
 下弦 * 26日 04:28
 
11
 http://www2s.biglobe.ne.jp/~yoss/moon/moon9/mannen3.html 


201311mooncal

http://contents.kids.yahoo.co.jp/hoshizora/moonage/201311.html 




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Posted by sara1116 at 23:53│Comments(0)clip!月の暦