2013年12月21日

2014年 星空情報と月の暦 

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凍てつく冬本番を迎える頃、三大流星群のひとつ
「しぶんぎ座流星群」がやってきます。
2014年は1月4日明け方がもっとも多く流れるとされ
月明かりもなく最高の条件です。
寒さも吹き飛ばすようなたくさんの出現に期待しましょう。
三大流星群の中では、しぶんぎ座流星群が極大の時刻と月齢の条件が良く
多くの流星の出現が期待できます。
ふたご座流星群とペルセウス座流星群は、月明かりの影響があり条件は良くありません。

日本においては最大の天文ショーは10月8日(水)の皆既月食です。
石垣島以西では月の出の時にすでに食が始まっていますが
それ以外、すなわち、ほぼ全国どこででも月食の
始めから終わりまでを見ることが出来ます。
もちろん、当日晴れることが条件です。
満月が地球の影に入って欠け始めるのが18時15分
満月が暗く赤銅色に輝く神秘的な皆既食は19時25分に始まり
ちょうど1時間後の20時25分に皆既が終了します。
欠けていた月がもとの満月に戻り月食が終わるのが21時35分です。
(いずれもJST:日本標準時)

10月8日の日本全国で観察できる皆既月食。
これは宵のうちに月が欠け始め、午後7時25分頃から1時間ほど
赤銅色をした月を楽しむことができます。
また、その翌日が10月りゅう座流星群(ジャコビニ流星群)の極大日にあたるので
月食の観察中に流星を見つけることができるかもしれません。 
2014年も楽しみな天文現象のある年になるでしょう。

伝統的七夕は8月2日(土)、中秋の名月は9月8日(月)となります。

惑星現象としては、冬から春のかけて金星と木星が見ごろ
春から夏にかけては火星と土星が見ごろとなります。
金星は今、宵の明星としてとても明るく夕暮れの空に輝いていますが
年が明けると明け方の東の空に移り
2月15日(土)に−4.6等星という最大光度に達します。
最も太陽から離れる西方最大離角は3月23日(日)です。

火星は4月9日(水)に2年2か月ぶりの衝
(地球から見て太陽と正反対の位置)をおとめ座で迎えます。
この頃は一晩中、火星を楽しむことができます。
また、地球にもっとも近づくのは4月14日(月)ですが
あいにく、地球との距離は0.6176天文単位(約9,239万km)とかなりの小接近です。
近年では火星は2003年8月27日に5,575万kmまで近づいています。
火星の軌道は楕円であり、地球もわずかに楕円軌道のため
このように最接近の距離がそのたびに異なります。

木星は今、夕方の東の空に明るく輝いていますが
1月6日(月)にふたご座で衝を迎えます。4月ごろまでが観望の好機です。
一方、環のある人気者の土星は5月11日(日)にてんびん座で衝を迎えます。
春から夏の観望会ではぜひ土星をお楽しみください。 

※ 2014年は日食が2回ありますが、いずれも日本では見られません。
※ 月食も2回あり、4月15日は月の出帯食、10月8日の皆既食は始めから終わりまで見られます。
※ 2月には新月はありません。その代わり、1月と3月には2回あります。

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天文・宇宙の話題では、2012年は「金環日食の年」
2013年は「彗星の年」でした。
さて2014年はどんな年になるのでしょう。

0_0_0_0_0_0_0_0_0_0_0_0_icon_moonsilver2014年 主な天文情報と月の暦  

1月1日 2014年は新月でスタート
2014の元旦は新月です。
元旦に月は見えませんから、月明りを気にすることなく星空探索を楽しむことができます。
天体観測にはもってこいで、天文ファンにとっては幸先良いスタート。
ところで、元旦が新月ということで、2014年1月は31日も新月があります。
1月31日を旧暦の日付に変換すると、正月1日となります。
つまり、新暦と旧暦を合わせて、1ヶ月の間に2度も元旦を迎えることになります。

1月2日 月と金星が接近
2013年の夕方に見える金星は、高度が低くて今ひとつ盛り上がりに欠けました。
それでなくても高度が低かった金星ですが、年末あたりから急速に高度を下げており
日没後は早い目に見ないとすぐに沈んでしまいます。
そんな金星へ、1月2日に月が近づきます。月齢は0.9ですから本当に糸のように細い月です。
薄明が強く残る中でこれほど細い月を肉眼で見つけるのは厳しいものがありますから
双眼鏡を使われることをおすすめします。
東京で月と金星の距離が最も近づくのは21時台で、このときは1.7度まで近づきます。
しかし、17時頃だと3.6度の距離があります。10倍くらいの双眼鏡では
同一視野に十分おさまりますから、新年早々、2つの天体の接近を楽しめそうです。 

1月3日 しぶんぎ座流星群
年明け早々に見られる流星群で、三大流星群
(しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群)のひとつです。
2014年は月明かりに邪魔されることもなく、夜中11時ごろから
夜明けまで観察のチャンスがありそうです。
1月4日  夜明け前
しぶんぎ座流星群は3大流星群の一つに数えられる大きな流星群です。
しかし他のペルセウス座流星群やふたご座流星群と比べると
やや当たり外れが大きな流星群となっています。例年、夜半から夜明けにかけて
輻射点の位置が高くなるにつれて、流れ星の数も増えていきます。 
2014年は最良、1月4日の夜明け前がオススメ。
2014年しぶんぎ座流星群の見ごろは、1月3日22時から4日の夜明けまでです。
特に夜明け前は一気に流星の数が増えそうで、オススメの時間帯です。 

流星

1月  6日 木星が衝
木星が観望の好機。
ふたご座にある木星が1月6日に衝となり、観望の好機を迎えます。
冬の星座には明るい1等星がたくさんあります。
これらの1等星に囲まれてもなお、マイナス2.7等の木星はひときわ明るく目立っています。
1月14日、15日は、満月前の明るい月が木星の近くに見えます。
冬の夜空で煌々と輝く月と「冬の大三角」、「冬のダイヤモンド」を形づくる冬の1等星たち
そして木星の共演を楽しみましょう。
 
1月11日 金星が内合
 
1月15日 月と木星が近づく
東京で最も近づくのは13時40分で、この時は昼間です。
しかも月は昇っていませんし、間隔も5.5度と広い目です。
実際に見られるのは夜になってからで、19時の場合ですと間隔は6.1度まで広がっています。
月齢は13.9で満月の前日です。月明りが相当まぶしいですが
木星は明るいので肉眼でも大丈夫です。今月6日に衝を迎えたばかりの木星と
月が並んだ様子を楽しんでみられてはいかがでしょうか。 

1月16日 今年最小の満月
1月16日の月は、今年最も小さく見える満月です。
月は地球の周りを回る天体ですが、その軌道が楕円形であるため、
地球と月の距離は一定ではありません。そのため、月は地球との距離が近いときには大きく
遠いときには小さく見えます。また、月の軌道は太陽や地球などの影響を受けて変化するため
月が地球に最も近づくとき(近地点)、最も遠ざかるとき(遠地点)の距離が毎回異なります。
1月16日午前10時53分、月が今年最も地球から遠ざかります(約40万7000キロメートル)。
そして午後1時52分に満月の瞬間を迎えます。
このときの月の視直径は約29分角で、今年最も小さく見える満月となります。
ただしこの時、日本では月がまだ昇っていません(1月16日の東京の月の出は午後5時8分)。
今年最も大きく見える満月は8月11日です。
この日、午前2時43分に月が地球に最も近づき(約35万7000キロメートル)、
その直後の午前3時9分に満月の瞬間を迎えます。
満月の瞬間の月の視直径は約33分角です。

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1月23日 月と火星が近づきスピカも近い
火星は夜明け前の空で高度を上げており、4月14日の地球最接近を目指して
観測条件が良くなってきているところです。元旦には西矩となっており
いよいよ火星も観望期入りといったところでしょうか。
そんな折、1月23日に月齢21.3の半月よりも少し太い目の月が火星に近づきます。
東京の場合で14時台に4度まで近づきますが、4時頃ですと6.1度まで間隔が開いてしまっています。
またこの日は、近くにおとめ座の1等星スピカがあります。
火星とスピカの間隔は5.8度ですから、月との間隔よりも少しだけ狭くなっています。
真っ赤な火星(0.4等)と青白いスピカ(1.0等)。色の対比も楽しめそうですね。
火星が話題に上るのも久しぶりですし、今回の接近をご覧になられてみてはいかがでしょうか。

1月26日 月と土星が接近
両天体が最も近づくのは1月25日の21時台(東京)で、0.8度強まで大接近します。
しかしこのときは、まだ地平線上に昇っておらず見ることができません。
実際に見ることができる1月26日4時頃ですと、3.8度まで間隔が開いています。
月齢は24.3で三日月と半月の中間くらいの太さです。
土星はこの上方からやや右側にあります。
明るさは1.1等ですから肉眼でも簡単に見つけることができます。

1月29日 明け方、細い月と金星が接近 
29日は、金星の右隣に月齢27の細い月が接近するので見逃せません。
東日本では朝5時半〜6時ごろ、西日本では朝6時〜6時半ごろに
東南東の方向の見晴らしが良いところで月と金星の共演をお楽しみください。
なお今年は夏ごろまで毎月、月末に細い月と金星の接近が起こります。
毎回同じ場所から観察したり写真撮影したりすると
並び方や月の欠け方が違うこともわかるでしょう。
季節の移り変わりも感じながら眺めてみてはいかがでしょうか。

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1月31日 新月       水星が東方最大離角 
2月  4日 立春
3月21日 春分

4月14日 火星が地球に接近
地球は太陽の周りを回っている惑星です。
火星も太陽の周りをまわっていますが、地球のひとつ外側の軌道を回っています。
地球の軌道はほぼ円形ですが、火星のそれは楕円形をしており
2年2か月ごとに地球に接近します。2014年には0.618天文単位まで接近します。

4月15日 皆既月食     国内の一部で部分月食が見えます。
4月22日 4月こと座流星群

4月29日 金環日食
南極付近で見られます。日食は太陽の前を月が横切り、太陽が隠される現象です。
金環日食では、月で太陽がすべて覆い隠される事はなく、
月の影の部分の外から太陽がはみ出して見えます。日本からは見られません。

5月5日 立夏
 
5月6日 みずがめ座η(イータ)流星群
南半球では数多くの流星を見る事ができますが、日本では放射点
(流星が飛んでくるように見える点)の位置の関係で
午前2時ごろから夜明け頃までが観察のチャンスとなります。

6月21日 夏至
7月28日 みずがめ座δ(デルタ)南流星群
7月30日 やぎ座α(アルファ)流星群
8月7日 立秋
 
8月13日 ペルセウス座流星群
三大流星群(しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群)のひとつで
1時間に数十〜100個程度の流星を見る事ができます。
2014年は月明かりが邪魔をして、あまり見ることができないかもしれません。

8月18日 金星と木星の接近
夜明け前の空に、金星と木星が太陽の(見かけの)大きさの半分以下(0.2度)まで接近して見えます。

8月26日 火星と土星の接近
日の入り後、南西の空で火星と土星が接近(3.4度)して見えます。

9月23日 秋分
 
9月28日 土星食
日中に、土星の前を月が横切り、土星が隠されます。肉眼での観察は難しいです。
また南西諸島の一部では見られません。

9月28日の昼過ぎ、月齢4の細い月が土星を隠す土星食が起こります。
こちらは皆既月食よりもずっと珍しく、日本で見られるのは2007年6月以来となります。
日中に肉眼で土星を見ることはできないので、観察には天体望遠鏡が必要です。
当日は日曜日で、科学館やプラネタリウムで観察会が開催されるかもしれません。
情報をチェックしておきましょう。インターネット中継を見るという方法もあります。
土星食の後、夕方には、月と土星が大接近している光景が見られます。
こちらは肉眼や双眼鏡でもじゅうぶん楽しめます。 

土星食

10月8日 皆既月食
皆既月食は地球の影の中に月が入り、月全体がが暗くなる現象です。日本全国で見られます。

10月8日 10月りゅう座流星群
 
10月21日 オリオン座流星群
2006年と2007年に多くの流星が見られました。空の暗いところでの観察がよいでしょう。
深夜11時ごろから夜明け前までが観察できる時間帯です。
見頃の幅がひろいことから、21日前後の観察もよいでしょう。

10月24日 部分日食
北米などで見られます。日食は太陽の前を月が横切り、太陽が隠される現象です。
部分日食は、月で太陽がすべて覆い隠される事はなく
太陽の前を月がかすめて行くように見えます。日本からは見られません。

11月7日 立冬
 
11月17日 しし座流星群
1999年と2001年に多くの流星を見せてくれましたが、最近は活動が活発ではありません。
しかし明るい流星(火球)の報告もあります。

12月14日 ふたご座流星群
三大流星群(しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群)のひとつです。
夜8時ごろから一晩中みられます。
比較的明るい流星が多いですが、23時ごろに東の空から月が昇ってくるので
それほど条件は良くないでしょう。

12月22日 冬至
12月22日 こぐま座流星群

moon_sepia参考Web
http://homepage2.nifty.com/turupura/new/2014/menu2014.htmhttp://www.nikon.co.jp/channel/stars/index.htm 

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2014年は、火星は3月下旬〜8月上旬ごろ
木星は1月上旬〜5月下旬ごろ、土星は4月下旬〜8月中旬ごろに見やすくなります。
そして5月の大型連休のころには、この3惑星が全部見やすい時間帯に夜空に現れています。
火星の赤い色、木星の縞模様やガリレオ衛星、土星の環などを
ぜひ天体望遠鏡で観察してみましょう。観察会に参加してみるのもオススメです。

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なお、4月14日には、地球と火星がもっとも近づきます。
地球と火星の最接近はおよそ2年2か月ごとに起こる現象で
火星の軌道がややつぶれた楕円であるため接近ごとに距離が大きく異なります。
今回の最接近距離は約9200万kmで「かなり遠い最接近」です。
遠いとは言え最接近であることには変わりなく
この前後の期間が火星の一番の見ごろになります。 

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1月 4日未明 しぶんぎ座流星群極大
  3大流星群の1つ。明け方に輻射点が高くなるので、明け方に多くの流星が見られる。
  2014年は極大が日本時刻5時頃であり、月明かりもないので、薄明前には50個/時
  程度の活発な出現が期待できる。
  ただし、この流星群は年によって出現数の変動がある。
  なお、この日から1日ずれると2〜3個/時程度まで減ってしまう。 

しぶんぎ座流星群はピークが鋭い流星群だけに、極大時刻が重要です。
2014年の極大時刻は1月4日5時ごろと予想されています。
5時といえば夜明けが近いながらも、輻射点(放射点)のあるりゅう座が高く昇っている時間帯です。
輻射点が高いほど流星は多く流れますから、極大時刻の条件は最高です。
また2014年は月の条件も最高です。極大ごろの月齢は3.0ですから月は日没後すぐに沈みます。
月明りなく空が暗い状態で観測できますので、明るい流星だけでなく暗い流星まで見ることができます。
当然、観測できる流星数も多くなるでしょう。
このように、2014年のしぶんぎ座流星群の条件は最良です。
1時間当たりに最大で60個くらいの出現も夢ではありません。
ただし東京では5時20分から空が明るくなり始めますから、極大時刻以降はあまり時間がありません。
5時に見始めるのではなく、もう少し早い時間帯から観測を開始し、明け方にかけて
流星が増えていくのを楽しむのが良いでしょう。 

4月14日 火星の接近
    火星が2年ぶりに接近する。地球との距離0.6176AU= 9239万km
    -1.4等級。今回の接近は地球と比較的遠方での接近。
 
4月15日 皆既月食
    日本では皆既は終了している。関西以東で、食の後半の部分月食が見られる。
    東京:月の出(18時14分)に食分0.298

4月23日未明  こと座流星群極大
  明け方に向けて輻射点が高くなるとともに流星が増加する。
  2014年のピークは日本時刻の3時前後。
  ただし下弦の月明かりがあり、日本での出現数は5〜10個/時程度。
  この群は過去に何度も100個/時以上の突発出現をしているが、ダストトレイル計算
  によると、今年突発出現する可能性は低い。
 
 5月 6日頃  みずがめ座η流星群極大
  薄明開始直前に、長経路の印象的な流星が見られる。2014年は月明かりもなく好条件。
  出現数は薄明開始前後で、10個/時程度。
  極大日から2日程度ずれても出現数は少ししか減らない。 
 
 8月12/13日 ペルセウス座流星群極大
  3大流星群の1つ。明け方に輻射点が高く上るので、宵よりも明け方の方が
  多くの流星を見られる。また20時頃では出現数は少なめだが
  長経路の印象的な流星が見られる。
  2014年は残念ながら満月直後の明るい月明かりがあり、条件は悪い。
  出現数は10〜20個/時程度で、透明度によって見られる流星数が大きく変わるかもしれない。
  11/12日や13/14日だと半分程度に減る。 
 
10月 8日 皆既月食
 
10月8日の夕方〜宵のころ、月が地球の影の中に
 完全に入ってしまう皆既月食が起こります。
 日本で皆既月食が見られるのは2011年12月以来ほぼ3年ぶりで
 ほぼ全国で欠け始めから終わりまで見ることができます。
 4月15日にも皆既月食が起こりますが、皆既状態は日本からは見られず
 夕方に欠けた月が昇ってくるところが見られます。 
 
    ●全国で全過程のみられる条件のよい皆既月食
     欠け始め    18h14.5m
     皆既始まり  19h24.6m
     食の最大    19h54.6m
     皆既終わり  20h24.5m
     食の終わり  21h34.7m

皆既

10月22〜24日 オリオン座流星群極大
  高速で印象的な流星が見られる。
  また、この頃はおうし座流星群の流星も少ないながら見られるが
  おうし群の流星はゆっくりで、オリオン群との対比が面白い。
  極大から2日程度ずれても出現数は少ししか減らない。
  2014年は月明かりもほとんどなく、10〜15個/時程度の出現が見られるでしょう。 
 
11月18日 しし座流星群極大
  高速で印象的な流星が見られる。ゆっくり流れるおうし群との対比も面白い。
  2〜3日間は出現数もあまり変わらない。
  2014年は明け方に細い月が上ってくる程度で、条件としては良好。
  21日には、ダストトレイルによる出現数の増加があるかもしれないが
  残念ながら日本では観測できない時刻。母天体も遠日点付近まで遠ざかっており
  5〜10個/時程度の出現でしょう。 
 
12月14/15日 ふたご座流星群極大
  年間最大の出現を見せる流星群。
  2014年のピークは日本時刻の21時頃にあたっているが、14/15日は一晩中多くの流星が
  期待できる。ただし2014年は下弦の月明かりが少し邪魔をするので
  出現数は50〜60個程度か。
  13/14日であれば極大夜の半分程度の出現だが、15/16日になると
  極大夜の4分の1程度に減少してしまい、明るい流星も一気に減少する。 

12月22/23日 こぐま座流星群極大
  輻射点がこぐま座にあり、24時間沈まないため、一晩中観測できる流星群。
  ただし、輻射点高度は明け方の方が高くなる。2014年は新月で、月明かりがない。
  出現数は平年であれば 5個/時程度だが、平年の2倍から数倍の活発な出現を見せる年もある。
  極大は比較的シャープで、1〜2日ずれると流星数がだいぶ減少する。

※ 出現数は人工光害のほとんどないところでの大体の値。月明かりを考慮して推測。
※ 流星群のピーク時刻は全地球的なもの。実際には観測地の輻射点の高度が重要。
※ 「13/14日」は「13日から14日にかけての夜」を意味します。
 
moon_sepia参考Web
http://sendaiuchukan.jp/event/news/2013-5.html  

流れ星と満月
 
0_0_0_0_0_0_0_0_0_0_0_0_icon_moonsilver各月の天象

1月
 年初恒例のしぶんぎ座流星群は、4日3時に極大、最良の条件となる。
 宵の空に木星が昇り、6日にふたご座で衝。
 宵の水星が、月末31日に東方最大離角となり、見やすくなる。
 明けの空にはてんびん座に土星が、おとめ座に火星が見える。
 金星が11日に内合となり、明けの空に移る。

  2日には月齢1の細い月が金星の右下に並びます。
 細すぎて見えないかもしれませんが、意欲のある方は挑戦してみてください。
 その後、金星は太陽に近づいて見えなくなりますが
 1月後半になると明け方の東南東の空に明けの明星として見えるようになります。
 29日には月齢27の細い月が金星の右に並びます。
 たいへん美しい光景なので、寒い時期ですがぜひ早起きして眺めてみましょう。

2月
 宵の空には木星が見え、4月頃まで観望好機。
 1月末に東方最大離角となった、よいの水星が、上旬、見やすい。
 明けの空の土星は、7日に西矩となる。
 明けの金星は、15日、最大光度となる。
 明けの空の火星が、おとめ座にあり、しだいに地球に近づく。

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3月
 宵の空に木星が見え、6日に留となり順行に移る。
 明けの空に土星と火星が見える。火星は2日に留となり、逆行に移る。
 明けの空の金星が、23日、西方最大離角となる。昼間の空で観望好機。
 明けの空の水星は、14日に西方最大離角となる。
 春分は21日。

4月
 15日の昼間、皆既月食となるが、日本では月の出前におおかた終わってしまう。
 中部日本より東の地域で、わずかな食分の月出帯食となる。
 西日本では、月の出前に食が終わる。
 宵の木星は、日没後、西の空に見える。
 宵の東の空に火星が昇り、9日におとめ座で衝となる。
 地球への最接近は14日で、距離0.6天文単位といわゆる中接近。
 明けの空に金星と土星が見える。金星は徐々に太陽に近づき、土星は来月衝となる。
 明けの空の水星は、太陽に近づき見づらい。
 29日の金環日食は、日本で見られない。

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5月
 宵の木星は、日没時は西に傾むいている。
 宵の空に土星が昇り、11日にてんびん座で衝。観望好機。
 宵の空の火星は、21日に留となり、逆行から順行へ移る。
 下旬の25日、よいの水星が東方最大離角となり見やすくなる。
 明けの空に金星が見える。 
                                          
6月
 宵の空のおとめ座に火星、てんびん座に土星があり、見やすい。
 上旬、よいの西空に水星があり、比較的見やすい。 
 宵の空の木星は、西に傾き、今月が見納めのころ。
 明けの空に金星が見える。夏至は21日。
 7日の上弦の月は今年最小。

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7月
 宵の空に火星が見え、12日に東矩となる。
 宵の空に土星が見え、22日に留となり順行に移る。
 明けの空に金星が見える。
 明けの空の水星が13日、西方最大離角となって見やすい。
 木星は25日に、太陽の方向(合)  

8月
 宵の空に火星が見え、27日に土星の南に並ぶ。
 宵の空のてんびん座に土星が見える
 明けの空に金星が見え、18日ころに木星と接近。
 明けの空の木星は、しだいに太陽から離れる。
 ペルセウス座流星群の極大は13日9時で、満月の2日後で条件は良くない。
 30日、海王星がみずがめ座で衝。
 2日は旧暦の七夕。

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9月
 宵の空に土星と火星が見える。
 土星は28日の正午過ぎ、五日月に隠され、昼間の土星食となる。
 宵の空の水星が、22日に東方最大離角
 明けの空の金星が、しだいに太陽に近づく。
 明けの空に木星が見える
 8日は中秋の名月(旧暦8月15日)で、満月は翌日。
 秋分は23日。 

10月
 8日、日本で好条件の皆既月食が起きる。
 月出から1時間ほどたった18時15分に食が始まり、それから1時間10分後に皆既食となる。
 皆既食が始まって30分後に食の最大を迎える。
 さらに30分後に皆既食が終わる。
 皆既食が終わって約1時間10分後に食が終わる。
 食の終りは21時35分で、全3時間20分の宇宙のスペクタクルだ。

 宵の空の火星が、4月の衝からずっと見えている。地球との距離は遠ざかっている。
 宵の土星は、しだいに太陽に近づく
 8日、天王星がうお座で衝。(皆既食中の月の西に並んでいる)
 下旬、明けの水星が、西方最大離角(11.01)前で見やすい。
 明けの空では、木星が見える。
 21日18時、オリオン座流星群が極大となる。新月に近く良い条件。
 24日の部分日食は日本で見られない。

11月 
 宵の空に火星が見える
 宵の空に、先月24日に外合となった金星が低い
 宵の土星は19日に合となり、明けの空に移る。
 明けの空に木星が見え、19日に西矩。
 明けの空の水星が、1日に西方最大離角で見やすい。

12月
 宵の空に火星が見える。 宵の空に金星が低い。
 明けの空に木星が見え、9日に留となり逆行に移る。 
 明けの空に土星が見え始める。
 14日23時、ふたご座流星群が極大となる。ちょうど下弦の日であるが月出までは好条件。
 冬至は22日。この日は旧暦の11月1日で、いわゆる「朔旦冬至」となる。
 
moon_sepia参考Web
http://www.gekkou.or.jp/g-3/ht3-2014/ten-2014.html
http://www15.ocn.ne.jp/~kagaku/ocn/tsu_wkk/tentaigenshou/tentai_tanoshimu.htm  

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2014年の主な天文現象を地球全体で見ると
金環日食と部分日食がそれぞれ1回と、皆既月食がもう1回あります。
ただし、日食はいずれもあまりよい条件のものとは言えません。
4月29日(火)の金環日食では、南極大陸の一部のみが金環食帯となり
インド洋南部、オーストラリア大陸等で部分日食となります。
一方、10月24日(金)の部分日食は、太平洋北部と
北アメリカ大陸でのみ見られる日食です。
皆既月食は4月15日(火)にも、北アメリカ大陸やハワイ諸島以東の太平洋上で起こります。
あいにく日本では東日本で月の出の直後に部分月食が終わる僅かな部分月食です。


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国立天文台では2014年度中に
次の2つのウェブ参加型天文現象キャンペーンを実施予定。
 
◆ペルセウス座流星群
実施期間:2014年8月13日前後の数日間

◆皆既月食
実施期間:2014年10月8日

参考: 国立天文台 ほしぞら情報 2014年
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0_0_0_0_0_0_0_0_0_0_0_0_icon_moonsilver2014年の満月一覧
  2014年01月16日13:52(蟹座)
  2014年02月15日8:53(獅子座)
  2014年03月17日2:08(乙女座)
  2014年04月15日16:42(天秤座)
  2014年05月15日4:16(蠍座)
  2014年06月13日13:11(射手座)
  2014年07月12日20:25(山羊座)
  2014年08月11日3:09(水瓶座)
  2014年09月9日10:38(魚座)
  2014年10月8日19:51(牡羊座)
  2014年11月7日7:23(牡牛座)
  2014年12月6日21:27(双子座)

0_0_0_0_0_0_0_0_0_0_0_0_icon_moonsilver2014年の新月一覧
  2014年01月1日20:14(山羊座)
  2014年01月31日6:39(水瓶座)
  2014年03月1日17:00(魚座)
  2014年03月31日3:45(牡羊座)
  2014年04月29日15:14(牡牛座)
  2014年05月29日3:40(双子座)
  2014年06月27日17:08(蟹座)
  2014年07月27日7:42(獅子座)
  2014年08月25日23:13(乙女座)
  2014年09月24日15:14(天秤座)
  2014年10月24日6:57(蠍座)
  2014年11月22日21:32(射手座)
  2014年12月22日10:36(山羊座) 
 
201401

pin4月の暦 (2014年1月〜2015年3月)

  新月       上弦           満月         下弦

2014年 
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 8月25日   9月 2日   9月 9日    9月16日
              ( 9月8日 中秋の名月 )
  9月24日   10月 2日  10月 8日  10月16日
10月24日  10月31日  11月 7日  11月15日
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 2月19日   2月26日   3月 6日   3月14日
 3月20日   3月27日 

moon_sepia参考Web
 http://www.moon.uranainow.com/
moonline



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Posted by sara1116 at 12:41│Comments(0)clip!月の暦