2015年11月30日

2015年12月☆星空情報と月見暦 

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12月の夜空は季節の変わり目。
秋と冬、ふたつの季節の星が見られます。

師走恒例、15日のふたご座流星群は、宵のうちに月が沈み最良の条件。
宵の空にふたご座が昇り、一晩中見られる流星群として有名です。
3日の下弦は今年最小、19日の上弦は今年最大。
明けの空の3惑星(木星・火星・金星)は
会合の名残を惜しむように年末まで見えています。
しし座には木星が輝き、おとめ座のスピカの近くには火星が赤い。
火星の東の金星は、11日頃おとめ座からてんびん座に移ります。
年末にはさそり座で光る土星が、明けの空に姿を現わします。

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pin412月の主な天文現象

3日(木)
下弦  16時40分(夜半に東の空から昇り、明け方に南の空に見える。)
未明〜明け方、月とレグルスが接近
4日(金)  
未明〜明け方、月と木星が接近
5日(土)  
未明、月と木星が並ぶ
6日(日)  
未明〜明け方、月と火星が接近
7日(月)  
明け方、細い月とスピカが接近
8日(火)  
未明〜明け方、細い月と金星が大接近
11日(金)
新月  19時29分
15日(火)  
ふたご座流星群の活動がピークのころ
19日(土)
上弦  0時14分(日没ごろに南の空に見え、夜半ごろ西の空に沈む)
22日(火)  
冬至(北半球では、一年のうちで一番夜が長い日)
23日(水)  
夕方〜翌24日明け方、月とアルデバランが大接近
こぐま座流星群が極大
24日(木)  
このころ、未明〜明け方に火星とスピカが接近
25日(金)
満月  20時11分    次の満月は来年1月24日
29日(火)  
水星が東方最大離角 明るさ-0.5等星。(夕方の南西の低空に見えます)
深夜〜翌30日明け方、月とレグルスが接近
31日(木)  
深夜〜翌1月1日明け方、月と木星が大接
 

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今月はなんと言っても、ふたご座流星群が一番の注目です。
ピーク予想時刻が15日午前3時と夜間であり
さらに月明かりの影響がなく、絶好条件で見逃せません。
万全の準備で楽しみましょう。

上旬には明け方の南東の空で
月が木星、火星、金星と次々に並ぶ様子が楽しめます。
 
12月14日から15日にかけて、ふたご座流星群の活動がピークを迎えます。
月明かりの影響がなくピークが夜間に当たるという最高の条件で見逃せません。
万全の準備で楽しみましょう。

ふたご座流星群極大

毎年12月中旬ごろに活動がピークとなるふたご座流星群は
寒いことを別とすれば一年でもっとも見やすい流星群です。
 
・活動に当たり外れがなく、毎年まとまった数の流れ星が見られる
・冬至に近く夜が長いので、観察時間が長く取れる
・放射点(流れ星が流れる中心の方向)がある「ふたご座」が一晩中見え
 ちょうど真夜中に頭の真上に上る

◆明け方の月と3惑星
今年の秋は明け方の東の空に金星・火星・木星が接近して見えていました。
12月になると惑星同士の間隔は大きく開きますが
依然として明け方の南東の空を飾っています。
そして、先月までと同様に今月も、この惑星たちに月が並びます。

明け方の月と3惑星

火星は「おとめ座」を動いています。未明から明け方の南東の空で
金星と木星の中間あたりに見えます。明るさは約1.5等級です。
金星や木星よりは暗いものの、火星の赤っぽい色は印象的で目をひきます。
下旬になると「おとめ座」の青白い1等星スピカと並び
明るさの似た2つの星の対照的な色がいっそう美しく感じられるでしょう。
また、6日には細い月と接近します。肉眼や双眼鏡で眺めたり
地上風景と一緒に写真に収めたりしてみましょう。

明けの明星の金星は、未明から明け方の南東の空に見えます。
東の空には木星や火星、1等星スピカなどたくさんの明るい星が見えますが
まぶしい金星の存在感は圧倒的です。
8日に細い月と大接近します。数ある月と惑星の接近現象のうち
細い月と金星の共演はもっとも幻想的で美しいものといえるでしょう。

木星は「しし座」と「おとめ座」の境界あたりにあります。
日付が変わる前に昇ってきて、空が白んでくる朝5時半ごろに
南の空の高いところに見えます。明るさは約マイナス2等級です。
肉眼や双眼鏡では月との接近が楽しみです。4日の未明から明け方と
大晦日31日深夜から元日1月1日明け方の2回チャンスがあります。 

●12月4日(金)   月と木星が接近

12月4日月と木星が接近
 
明け方の南東の空で、月と木星(-2.0等星)が並んで輝きます。
14日の未明から明け方にかけて、東の空で月と木星が接近しているのが見えます。
双眼鏡で一緒に見ることができます。
夜明けがせまると、火星や金星も南東の空高く上ります。
次回の接近は12月31日。
また、月は2日後には火星と接近、4日後には金星と大接近します。

●12月6日(日) 月と火星が接近

12月6日月と火星が接近
 
12月4日に木星と接近した月が、6日の未明から明け方には火星と接近。
日々移り変わる明るい惑星との位置関係や
新月に向けて細くなっていく様子に注目してみましょう。
小さな三角を作るような位置には、おとめ座の3等星ポリマも見えます。
次回の接近は1月4日。また、月は2日後には金星と大接近します。

●12月8日(火)    細い月と金星が大接近

20151208
 
明け方の東の空で、月と金星(-4.2等星)が並んで輝きます。
明け方の空で12月4日に木星、6日に火星と接近した月が
8日には金星に大接近します。空高く輝く春の星々や火星、木星とともに
朝焼けに浮かぶ細い月と明けの明星の共演を楽しみましょう。
次回の接近は1月7日。

●12月15日(火)ふたご座流星群が極大

ふたご座流星群が極大
 
午前3時、ふたご座流星群が極大。
月齢4。14日の細い月は宵のうちに西へ沈みますので
月明かりの心配もなく絶好の条件で観測できるでしょう。

今年ふたご座流星群の活動がもっとも活発になるのは15日の未明3時ごろ
つまり夜間と予想されています。
そのうえ、月は14日の宵の早いうちに沈むので月明かりの影響もありません。
このようにピーク時刻と月明かりの条件が揃っているので
今年のふたご座流星群は最高の見え方になると大いに期待できます。
とくに「ふたご座」が高くなる14日深夜から15日未明にかけてが一番の見ごろとなり
多少の町明かりがある郊外でも1時間に20個程度は流れ星が見えるでしょう。
町明かりがなく空が開けたところでは、1時間あたり100個近く見える可能性もあります。

20151215

放射点高度も夜更けにはほぼ頭上に達しますので
1時間当たり100個近い流星を観測することも可能かもしれません。
火球めいた明るい流星も観測することができるかもしれません。

1215ふたご座流星群
 
今年は月の影響もなく条件は良いと言えます。
放射点にあたる「ふたご座」は、ほぼ一晩中見えていますので
長い時間流星を見るチャンスがあります。
特に深夜の2時頃には、「ふたご座」が頭の上にくるため
流星が真上から降ってくるように見られます。
1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」と並んで
三大流星群の一つなので毎年大きな注目を集めます。
寒い季節なので、外に出る時は暖かい服装で空全体を見上げてみて下さい。

 【特集】ふたご座流星群(2015年)
 

●12月23日(水) こぐま座流星群


こぐま座流星群
 
今回は満月近い月が午前4時頃に沈みますので
夜明け前が流星を見るのに適しています。
月明かりがあるものの流星の流れる放射点が北極星に近いので
一晩中見ることが出来ます。
通常は数が少ないですが、時々多くなる気まぐれな流星群です。
23日のピークの前後数日間にわたり観測できますので
もし23日が天気が悪くても翌日もリトライしてみてください。
一年の締めくくりに、是非夜空を見上げてみてください。

●12月31日 月と木星が大接近

12月31日 月と木星が大接近
 
大晦日の深夜から元日未明、月と木星が大接近しているのが見えます。
ふるさとで、初詣の列で、初日の出を待ちながら
南東の空高く見える月と木星を眺めてみましょう。次回の接近は1月27日。 


〇上旬 カタリナ彗星が明け方に4等台
12月の明け方の東の空に、カタリナ彗星(C/2013 US10)が見えています。
明るさは4等級からだんだん暗くなっていきますが
11月に比べて高い位置で見やすくなります。
8日ごろには金星に接近、その後はうしかい座の
アルクトゥールスに向かって移動し、年が明けて1月2日に最接近します。

カタリナ彗星
 
〇下旬 火星とスピカが接近
12月下旬、明け方の南東の空で火星とスピカが接近しているのが見えます。
最接近は24日。同時に見えている金星と木星の圧倒的な輝きに比べると控えめながら
赤い火星と青白いスピカの色の対比が美しい。夜明け近くになれば土星も昇り
木星、火星、金星、土星の見事な連なりを見ることができるでしょう。 

火星とスピカ


参考サイト

国立天文台 | ほしぞら情報
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/
Nikon | 星空案内 |  
AstroArts : 星空ガイド
星空ガイド 
つるちゃんのプラネタリウム
kenko-tokina 天文イベントをチェック!
天文現象 - 大崎生涯学習センター
星空情報

◎用語解説
極大(きょくだい)・・・条件が最もいいときのこと
(く)・・・地球から見て太陽と90°離れた状態
視直径(しちょっけい)・・・地上から見た星までの角度
(しょう)・・・地球に一番近い状態
星食(せいしょく)・・・星や惑星が月に隠れる現象
等級(とうきゅう)・・・星の明るさの単位。数字が小さいほど明るい
°(ど) ′(ふん) ″(びょう)・・・角度の単位
離角(りかく)・・・太陽から離れている角度 
 

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 pin4 2015年12月の月暦 ☾*

月暦 

   下弦 *   3日 
16:40
   新月 * 11日 19:29
   上弦 * 19日 00:14
   満月 * 25日 
20:12

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pin4〜冬の満月は高い〜  季節による月の高度の変化
 

北半球では太陽の南中する高度は夏が高く、冬は低くなります。
一方、月が南中する高度は太陽に比べその変化が大きくなります。
これは地球から見て、太陽が1年かけて天球を1周するところを
月は約1カ月で1周してしまうからです。 
たとえば、1月の場合、新月から満月までの約2週間の間に南中する高度は
約40度(腕をいっぱいにのばした時のげんこつの縦の長さの4つ分)も変化します。
地球から見ると、満月は太陽の正反対の位置にきた時に見られます。
夏の頃の満月は、冬の頃の太陽とほぼ同じ場所を。
冬の頃の満月は、夏の太陽とほぼ同じ場所にあることになります。
このように季節によって同じ月齢の月でも高度や見やすさが変化します。
この他、太陽の通り道(黄道)と月の通り道(白道)と傾きが異なるため
同じ季節でも年によっては10°高度が異なります。

黄道が赤道の北にあるとき、これは季節でいうと夏にあたります。
この時太陽は空高く昇ります。一番北へ行くときが夏至(6/21頃)です。
一方、冬の時は黄道は天の南にあり、太陽の高度は低くなります。
最も低くなるのは冬至(12/21頃)です。 

月の南中高度と月齢・季節の関係の表です。
 

       春    夏   秋   冬 

新月 *  普通  高い  普通  低い 
上弦 *  
高い  普通  低い  普通 
満月 *  
普通  低い  普通  高い 
下弦 *  
低い  普通  高い  普通


moon_sepia冬の満月は高く昇る「月天心」

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★冬の満月の名前
 
満月...それは私たちを魅了する特別な存在。
夜空で最もドラマティックな光景であり、数千年も前から
詩人、芸術家、そして恋人たちにとってのインスピレーションの源になっています。
人類は数千年も前から、月の動きを利用して過ぎゆく年の経過を追い
狩猟、種まき、そして収穫のスケジュールを決めてきました。
古代に生きた世界中の人々が、その時々の植物、動物
または天候の動きを基にして満月に名前を付けてきたのです。

moon_blue12月:Cold Moon(寒月)
冬が到来する12月の満月には、Cold Moon(寒月)という名前が付けられました。
ほかには、Long Night Moon(長夜月)やOak Moon(オーク月)という名前があります。 
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Full Winter Moon 冬の満月 植民地時代のアメリカ 
Full Cold Moon 冷たいの満月 アメリカ先住民チェロキー族 
Full Cooking Moon 料理の満月 アメリカ先住民チョクトー族 
Full Quite Moon 素晴らしい満月 ケルト 
Full Wolf Moon オオカミの満月 イギリス中世、アメリカ先住民 英語名では2月の満月の名 
          雪と寒さの深い冬の最中、オオカミの群れが餓えて遠吠えをし歩き回ることから。 
Full Old Moon 昔からの満月 単に "old Moon" といえば下弦の月を表す。 
Full Storm Moon 嵐の満月 吹雪が厳しい頃 
Full Great Spirit Moon 偉大な精霊の満月  
Full Big Winter Moon 大きな冬の満月  
Full Chaste Moon 汚れなき満月  
Full Ice Moon 氷の満月  
Full Snow Moon 雪の満月 大部分のアメリカ先住民の部族は2月の名前としている 
Full Nursing Moon 育てている満月  
Full Milk Moon ミルクの満月 

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「Moon Before Yule」
ユールの前の満月 
クリスマスの直前に起こる満月 
キリスト降誕祭の前の月

Moon Before Yule(ユールの前の月)
クリスマスの直前に起こる満月のことで
通常12月に起こりますが11月に起こる年もあります。
なおユール(Yule, Jul)はもともとキリスト教以前の
古代北欧の収穫祭でしたが、現在ではクリスマスを指します。
 
「Moon After Yule」 
ユールの後の満月 
クリスマスの直後に起こる満月 

Moon After Yule(ユールの後の月)
クリスマスの直後に起こる満月のことで
通常1月に起こりますが12月に起こる年もあります。
 

冬(冬至)の最初の満月は「Moon after Yule」
イースターと並んでキリスト教の大きな行事である降誕祭(Yule)を挟んだ
秋の最後の月 Moon before Yule と
冬の最初の月 Moon After Yule も
同様に確固たる地位を持っており、
秋の最初の満月で秋の収穫を意味します。
Harvest Moonと狩猟期に入る頃に訪れる
その次の満月 Hunter's Moonも決まっているため
冬至の約1ヶ月前にやってくる秋の3番目の満月はもう一つの余分な月になります。  

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moon_blue「大晦日」月の満ち欠けとの関係

 


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Posted by sara1116 at 22:00│Comments(0)clip!月の暦