2017年03月31日

2017年4月の星空情報と月の暦

春を迎え、星空の世界にも動物たちが躍動するようになります。
南の空の高いところには「しし座」が、反対の北の空の高いところには
「おおぐま座」が昇り、よく目立ちます。
また、南東の空には「春の大三角」が大きく広がります。
その一角で青白く輝く「おとめ座」のスピカと、穏やかな色で輝く木星のペアが見ものです。

宵空に木星の輝きが目立つようになってきました。
8日に衝となり観望の絶好機を迎える木星は、7月頃まで夜空の主役を務めます。
肉眼ではスピカと並ぶ光景や10〜11日の月との共演を
双眼鏡や天体望遠鏡ではガリレオ衛星の動きや縞模様を楽しもう。

花見月見
 
月初めには夕空で水星が見やすい。
1日の宵にアルデバランが月に隠されるのも楽しみです。
水星もアルデバラン食も、双眼鏡を使うと見やすいです。
方位や高度、時刻をよく調べておきましょう。
また、双眼鏡ではタットル・ジャコビニ・クレサーク彗星も探してみよう。
北天にあってほぼ一晩中見えるので、じっくりと見たり撮ったりできるでしょう。
「うみへび座」「おとめ座」「おおぐま座」など、春の星座には大きなものが多い。
暖かく過ごしやすくなってきた夜空の下で、ゆったりと大きな星座たちを眺めてみましょう。

1日の夕方から宵に「おうし座」の1等星アルデバランが細い月に隠される現象が起こります。
土曜日の見やすい時間帯なので楽しみです。
また、宵の空では木星が見やすくなっています。
10日から11日には丸い月と接近する様子が見られます。

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pin42017年4月の主な天文カレンダー

夕方〜宵、アルデバランが月に隠される

3日(月)
15時14分:月が最北(赤緯+18°56.5′) 

4日(火) 清明(太陽黄経15度)
上弦 03時39分(日没ごろに南の空に見え、夜半ごろ西の空に沈む)

7日(金)
夕方〜翌8日未明、月とレグルスが接近

木星が衝(一晩中見えるので観察の好機です)

10日(月) 水星が留
夕方〜翌11日明け方、月と木星が接近、スピカが並ぶ
10時20分:月が赤道通過、南半球へ

11日(火)
満月15時08分。次の満月は5月11日です。

15日(土)
19時05分:月の距離が最遠(1.055、40万5475km、視直径29.5′) 

17日(月)
未明〜明け方、月と土星が接近
03時19分:月が土星の北03°14′を通る
04時47分:春の土用(太陽黄経27°)
22時16分:月が最南(赤緯-18°57.9′)

19日(水)
下弦 18時57分(夜半に東の空から昇り、明け方に南の空に見えます)

22日(土)
(見頃は23日未明。1時間に5個程度。月明かりの影響がなく、極大時刻もよく条件がよい)

24日(月)
未明〜明け方、細い月と金星が並ぶ
02時59分:月が金星の南05°11′を通る
21時00分:月が赤道通過、北半球へ

26日(水)
新月 21時16分(下弦〜新月は夜空が暗く、星がよく見えます)
00時52分:月が天王星の南03°43′を通る
04時31分:月が水星の南04°31′を通る

28日(金)
夕方、細い月と火星、アルデバランが並ぶ
01時15分:月の距離が最近(0.935、35万9327km、視直径33.2′)
16時30分:月が火星の南05°46′を通る

30日(日)
金星が最大光度(明け方の東の空で眩しく輝いています)
22時34分:月が最北(赤緯+18°58.8′)


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4月1日 アルデバラン食
 
4月1日の宵、月齢4の細い月がおうし座の1等星アルデバランを隠す
「アルデバラン食」が起こります。
今回のアルデバラン食は、日本全国で観察することができます。
潜入、出現ともに、空の中ほどの見やすい位置で起こりますが
潜入の時刻にはまだ空が明るいため、肉眼ではアルデバランを
見つけることができないかもしれません。
月を手掛かりに望遠鏡や双眼鏡を使ってアルデバランを探すと
アルデバランが月の暗い縁に隠れる瞬間、突然消えるように見える
“潜入”のようすを観察できるでしょう。

東京では、この“潜入”が18時45分、アルデバランが
月の明るい縁から現れる“出現”が19時53分です。
出現後には、空も十分暗くなり、月のすぐ近くでオレンジ色に輝く
アルデバランを確認することができるでしょう。

4月1日 アルデバラン食
 
1日の夕方から宵、アルデバランが月に隠される

日没のころ、西の空にはまだ冬の星座たちが見えています。
そのなかの一つ、「おうし座」の顔の位置に輝く赤っぽい1等星アルデバランが
1日の夕方から宵のころに月齢4の細い月に隠されます。
このような現象のことを「星食、恒星食」と呼びます。

アルデバランが月に隠される時刻や月から現れる時刻、月のどの位置に入っていき
出てくるかは、観察する場所によって異なります。観察にチャレンジする方は
時刻や見え方を事前に確かめておきましょう。
東京の場合、アルデバランが隠されるのは
夕方6時45分ごろ月から出てくるのは夜7時53分ごろです。
土曜日の宵のころなので見やすいでしょう。

とくに面白いのは、アルデバランが隠されるときです。
月の暗く欠けたところに隠されるので、アルデバランが突然なくなったように見えます。
ただし、空がまだ暗くなりきっていない時間帯の現象なので
アルデバランが見えにくいかもしれません。双眼鏡や天体望遠鏡で観察すると良いでしょう。

アルデバランが月から出てきた後は、2天体の間隔が少しずつ大きくなっていき
1時間後には月1個分ほどまで広がります。この変化は肉眼でもよくわかるので
出現後の様子も眺めてみてはいかがでしょうか。

1日の夕方から宵、アルデバランが月に隠される
 

月が木星に接近
観望好機の木星と月の競演

4月8日に衝を迎えた木星が観望の好機を迎えています。
衝の時期の木星は、日の入りの頃、東の空から昇り、真夜中頃に南中し
日の出の頃に西の空に沈んでいきます。木星のすぐ近くには
おとめ座の1等星スピカがみつかります。1.0等のスピカに対して
マイナス2.5等の木星はひときわ明るく見えるでしょう。

10日から11日にかけて、月がこの木星のそばを通過します。
最も近づくのは、11日の朝であることから、10日、11日と二日続けて観察すると
背景の星空に対する月の移動のようすがよくわかるでしょう。
11日は満月です。月明かりに負けずに輝く木星を楽しみましょう。

月が木星に接近
 
10日夕方から11日明け方、月と木星、スピカが接近

宵のころ、南東の空に木星が目立って見えています。
これから7月ごろまで、木星が観察しやすいシーズンです。
今月8日には木星が地球を挟んで太陽と正反対の位置に来る
「衝(しょう)」という状態を迎えます。太陽の正反対ということは一晩中見えるので
それだけ観察時間が長くとれることになります。

今年の木星は「おとめ座」の1等星スピカと並んでおり
色や明るさの対比がとても美しく感じられます。2つの星の間隔は
6月上旬ごろまでかけて少しずつ大きくなっていくので、ときどき意識して眺めてみてください。

その2つの星に、10日の夕方から11日の明け方にかけて月が接近します。
11日が満月なので、ほぼ真ん丸の明るい月です。
肉眼では3つの天体だけでなく広めに空を見渡し、町の風景や
周りの雲などと共に眺めてみましょう。

双眼鏡を使うと月と木星だけの世界を観察することになり
宇宙をのぞき見る感覚を楽しめます。
月の模様もよく見えるほか、木星の周囲にある衛星(イオ・エウロパ・ガニメデ・カリスト)も
いくつか見えるかもしれません。月明かりの影響で衛星が見えにくい場合は
月を双眼鏡の視野から外すと少し見やすくなります。

天体望遠鏡では見える範囲が狭いため、月と木星の両方を一度に見ることはできませんが
月の模様や木星の衛星がさらに見やすくなります。木星の表面の縞模様もわかるでしょう。
肉眼、双眼鏡、天体望遠鏡、それぞれの見え方を楽しんでみてください。

10日夕方から11日明け方、月と木星、スピカが接近
 
月が土星に接近
 
夜明け前の南の空には、夏の星座と土星が見えています。
4月17日、この土星に、下弦にむかって徐々に欠けつつある月が3度以下まで近づきます。
この日の土星は、前日の23時頃、月を追いかけるように昇ってきて
最も月と近くなるのは、東京では未明の3時45分頃、
その後、5時過ぎの夜明けとともに青空に溶け込んでいきます。 
月と土星が近づくようすは、今年、何回か観察できますが
最も近づいて見えるのは、夜のうちに接近を迎える今回となります。
なにかとせわしない月曜日の朝、ちょっと頑張って早起きして
月と土星の共演を観察し、それからゆっくりお出かけの支度をしてはいかがでしょう?

月が土星に接近
 
4月22日  こと座流星群極大
 
夜明け前に向けて放射点が高くなるとともに流星が増加する。
2017年のピークは日本時刻の21時前後。
月明かりも少ないので、5〜10個/時程度の出現が期待できる。
この群は、年により出現数の変動が見られ
過去に何度も100個/時以上の突発出現をしている。
ダストトレイル計算によると、今年突発出現する可能性は低い。 

22日に極大を迎える4月こと座流星群は,痕を残す明るい流星が多く
1時間に15個程度の流れ星を期待できる群です。
今年は21時に極大が予想されていて月も下弦を過ぎたところなので良い条件です。
極大の時間帯はまだ輻射点が低い空にありますが
23日明け方にかけて徐々に輻射点高度が上昇し流星も見やすくなっていきます。
4月といっても夜中は冷えますので、流れ星観察をされる方は
十分に防寒対策を行ってください。

こと座流星群が極大 img_20160422

  こと座流星群 - ウェザーニュース

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参考サイト

国立天文台 | ほしぞら情報
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/
Nikon | 星空案内 |  
AstroArts : 星空ガイド
星空ガイド 
つるちゃんのプラネタリウム

◎用語解説
極大(きょくだい)・・・条件が最もいいときのこと
(く)・・・地球から見て太陽と90°離れた状態
視直径(しちょっけい)・・・地上から見た星までの角度
(しょう)・・・地球に一番近い状態
星食(せいしょく)・・・星や惑星が月に隠れる現象
等級(とうきゅう)・・・星の明るさの単位。数字が小さいほど明るい
°(ど) ′(ふん) ″(びょう)・・・角度の単位
離角(りかく)・・・太陽から離れている角度  


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pin4 2017年4月の月の暦 ☾*

月暦
 

月の満ち欠けカレンダー   明け六つ暮れ六つ計算
 
  * 2017年4月の月暦 * 

  上弦 *   4日 03:40
  満月 * 11日 15:08 天秤座
  下弦 * 19日 18:57
  新月 * 26日 21:16 牡牛座


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moon_blue満月の12カ月 
アメリカ先住民は、各月の満月に様々な名前をつけていました。
その多彩なネーミングに、彼らの想像力の豊かさが表れています。 

4月:Pink Moon(桃色月)

北部のネイティブアメリカンは、開花の早い野花にちなんで
4月の満月をPink Moon(桃色月)と呼んでいます。
ほかの文化では
Sprouting Grass Moon(萌芽月)
Egg Moon(卵月)
Fish Moon(魚月)と呼ばれています。
他に、Seedmoon(種月)、Bigwindmoon(大風月)など。 

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† 月の神秘と魅力に惹かれ月と戯むる †


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2017年02月28日

2017年3月 星空情報と月の暦

520613f92017年3月主な天文情報

3月は冬と春が同居する季節。
春の足音は聞こえるのですが、まだ遠くて小さな足音です。
それでも日を追うごとに、少しずつですが大きくなってくるような気がします。
夜空の方も同じで、3月は冬の星座と春の星座の入れ替えの季節です。
まだまだ気温も低くて寒いのですが
少しだけ春の気配を空の方から感じてみることにしましょう。

宵の金星は、3月2日から逆行を始め、急速に太陽に近づき
3月23日に内合(太陽の手前を通過)となり、明けの空へ移ります。
明けの空では4月中旬ころから明るい姿を見せるでしょう。
(夜明けが早い頃となり、明けの空の金星「明けの明星」を見るには
かなり早起きしなくてはなりません。)
内合の頃の金星を望遠鏡で見ると、三日月のように細くなっています。
ただ望遠鏡に太陽を入れないよう、充分な注意が必要です。 

tukiumi
 
春は天気が安定せず雨が多かったり空が霞んでいたりしますが
来月上旬に衝を迎える木星が、東の空、おとめ座にあって
徐々に見やすくなってきています。
風が強い日は大気のゆらぎが激しく望遠鏡を覗いても
なかなか像が安定しませんので
天体望遠鏡をお持ちでしたら風の弱い穏やかな日に見てみてください。
目が慣れてくるとだんだん縞模様が見えるようになってきます。
スケッチなどしてみると模様を把握しやすくなります。

moon_sepia夕方の月と金星・火星に注目

3月上旬・中旬には、日の入り後の西の低い空に金星がたいへん明るく輝いています。
その左上には火星も見えています。火星は、最接近した昨年よりもずいぶん暗くなりました。
2月28日から3月2日にかけて、細い月がこの二つの惑星の近くを通ります。
 
1日には、マイナス4等級を超える明るい金星と月が少し離れて並ぶようすを楽しめます。
1日、2日には月の近くに火星も見ることができます。
日々位置を変えながら少しずつ太っていく月を、日を追って眺めてみましょう。

月が金星と火星に接近

金星の輝きは今月中旬でいったん見納め。
1日にはその金星と細い月、火星とが三角形に並びます。
また深夜から明け方に並んで見える木星とスピカには、14〜15日に月が接近します。

moon_sepia2017年3月14日 月と木星が接近
 
3月14日の宵から15日の明け方、月齢16の月と木星が接近して見える。
両天体の間隔はだんだん近づいていき、15日の夜明けごろには約2度まで接近する。
近くに見えるおとめ座のスピカを含めた3天体の共演を眺めてみよう。
また、木星はそろそろ観望好機なので、天体望遠鏡でも観察してみたい。
次回の接近は4月10日から11日。 

3月14日 月と木星が接近

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1日(水)
夕方〜宵、細い月と金星、火星が並ぶ

2日(木)
海王星が合 / 金星が留

3日(金)
月が最近:16時33分(視直径32分22秒,0.960)
 
5日(日)
上弦:20時32分(日没ごろに南の空に見え、夜半ごろ西の空に沈む)
夕方〜深夜、月とアルデバランが接近
啓蟄:18時33分(太陽黄経345度)

6日(月)
水星が外合:13時51分

7日(火)
09時49分:月が最北(赤緯+18°51.6′)
  
10日(金)
宵〜翌11日未明、月とレグルスが接近

12日(日)
満月:23時54分。次の満月は4月11日です

14日(火)
宵〜翌15日明け方、月と木星が接近、スピカが並ぶ
03時07分:月が赤道通過、南半球へ

15日(水)
05時06分:月が木星の北02°27′を通る
 
19日(日)
02時25分:月の距離が最遠(1.053、40万4650km、視直径29.5′) 
 
20日(月)
春分(太陽黄経0度、東京日出:05時45分、日入:17時53分)
19時30分:月が土星の北03°26′を通る
 
21日(火)
下弦:00時58分(夜半に東の空から昇り、明け方に南の空に見える)
未明〜明け方、月と土星が接近
14時24分:月が最南(赤緯-18°53.4′)

25日(土)
金星が内合

26日(日)
17時23分:月が海王星の南00°00′を通る

27日(月)
14時56分:水星が天王星の北02°25′を通る
21時41分:月が金星の南11°19′を通る 
 
28日(火)
10時21分:月が赤道通過、南半球へ
新月:11時57分

29日(水)
12時03分:月が天王星の南03°37′を通る
16時16分:月が水星の南06°35′を通る 

30日(木)
夕方〜宵、細い月と火星が並ぶ
21時32分:月の距離が最近(0.947、36万3854km、視直径32.8′)
22時03分:月が火星の南05°29′を通る 


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ここ半年ほどの間、宵空で目立っていた宵の明星・金星は
今月下旬に太陽と同じ方向になり見えなくなります。
観察できるのは今月中旬ごろまででしょう。

その金星と細い月との共演が、1日に見られます。
金星の左上のほうには火星も見えていて
3つの天体が、比較的形の整った三角形に並びます。
こうした天体の接近は、肉眼や双眼鏡で眺めるのが一番楽しめます。

3月1日 3月14日

金星がだんだん見えなくなっていくのと入れ替わるように
木星の観察シーズンが始まろうとしています。
夜10時ごろには南東の空に昇っており「おとめ座」の
青白い1等星スピカと並んで見えます。
2星の共演が深夜の空で目を引くことでしょう。

その2つの星に、14日の宵から15日の明け方にかけて
満月過ぎの明るい月が接近します。
こちらもやはり、肉眼・双眼鏡・天体望遠鏡それぞれに楽しむことができます。
望遠鏡では木星の縞模様やガリレオ衛星も観察してみてください。

また、先月と同様、同じ方向に見えている3天体までの距離が異なること
つまり宇宙に奥行きがあることも想像してみましょう。
ちなみに地球から月・スピカそれぞれまでの距離は先月とほぼ同じですが
木星までの距離は約4000万kmも近づいています。
地球と木星が一番近づくのは来月上旬で、さらに1500万kmほど近くなります。 

moon_sepia明け方の空で木星・土星に近づく月を楽しもう
 
明け方の南西の空には木星が明るく輝き、たいへん目立っています。
同じ頃、南の空に目を向けると、木星ほどではありませんが
明るく目立つ土星を見つけることができます。
3月15日から21日にかけて、満月を過ぎた月が
徐々に細くなりながらこの二つの惑星に近づきます。

月が木星に最も近づくのは15日です。
月のすぐ左下に、月の光に包まれるように輝く木星が見えるでしょう。
木星のさらに左下に、月の光に埋もれそうな、おとめ座の1等星スピカも探してみましょう。
そのあと月は、下弦に向かって日に日に細くなり、背景の星空の中を移動していきます。
そして、19日にはさそり座の1等星アンタレスに接近し、20日、21日には土星に接近します。

日を追うごとに変化する月の位置と形を楽しみましょう。

 月が木星や土星に接近


moon_sepia日の入り後に水星が見頃
 
月を目印に水星を探そう。
3月の末から4月の頭にかけて、水星が日の入り後の西の空で見つけやすくなっています。

水星は、普段は高度が低く見つけづらい惑星です。
しかし、4月1日には東方最大離角を迎えるため、3月26日から4月7日まで
日の入り30分後の高度が東京で10度を超え、たいへん観察しやすくなります。
この機会に、ぜひ水星を探してみましょう。

特に3月29日には、水星は月のすぐ右上にあります。
月齢1の細い月を見つけること自体がなかなか難しいかもしれませんが
月を目印にして水星を探すことができる絶好のチャンスです。
日の入りの30分から1時間くらい後の、空が完全に暗くなりきらないうちに
西側にさえぎるもののない場所で、地平線近くを探してみましょう。
双眼鏡を使うと、肉眼で探すより、月も水星もずっと見つけやすいでしょう。
(ただし、双眼鏡で太陽を見ないよう、必ず太陽が沈んでから観察するようにしてください。)

日の入り後に水星が見頃


参考サイト

国立天文台 | ほしぞら情報
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/
Nikon | 星空案内 |  
AstroArts : 星空ガイド
星空ガイド 
つるちゃんのプラネタリウム

◎用語解説
極大(きょくだい)・・・条件が最もいいときのこと
(く)・・・地球から見て太陽と90°離れた状態
視直径(しちょっけい)・・・地上から見た星までの角度
(しょう)・・・地球に一番近い状態
星食(せいしょく)・・・星や惑星が月に隠れる現象
等級(とうきゅう)・・・星の明るさの単位。数字が小さいほど明るい
°(ど) ′(ふん) ″(びょう)・・・角度の単位
離角(りかく)・・・太陽から離れている角度  


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pin4 2017年3月の月の暦 ☾*

月暦


月の満ち欠けカレンダー   明け六つ暮れ六つ計算


    上弦   *   5日   20:32
 満月   * 12日   23:54   乙女座
 下弦   * 21日   00:58 
 新月   *    28日 11:57   牡羊座
 
 
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moon_blue満月の12カ月 
アメリカ先住民は、各月の満月に様々な名前をつけていました。
その多彩なネーミングに、彼らの想像力の豊かさが表れています。 

3月:Worm Moon(芋虫月)
ネイティブアメリカンは、冬の終わりを迎える3月の満月に
Worm Moon(芋虫月)という名前を付けました。
雪解けの地面に見られるミミズのはった跡にちなんだ名前です。

ほかには、Chaste Moon(純潔月)、Death Moon(死月)
Crowmoon(カラス月)、Bigcloudmoon(大雲月)、Earthcracksmoon(地割れ月) 
Crust Moon(堅雪月。日中に雪が溶け、雪解け水が夜に凍り付いて
表面の固くなった雪を表している)
そしてSap Moon(樹液月。カエデの樹液採取にちなんだ名前)などがあります。


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2017年01月31日

2017年2月 星空情報と月の暦

520613f92017年2月の星空

2月の夜空には色とりどりの1等星が輝き、一年で最も星空が華やかな時期です。
宵の明星の金星や火星のほか、深夜には木星も見え、惑星も楽しめます。
暦の上では春になりますが、実際には一年で最も寒い時期です。
温かい服装で星空ウォッチングを楽しみましょう。

夕方の南西の空で並ぶ金星と火星に、1日に月が接近。
また未明の南東の空で並ぶ木星とスピカには、15〜16日に月が接近します。
下旬には火星と天王星の大接近が起こり、双眼鏡で楽しめます。

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今月も、夕空に宵の明星の金星の輝きがひときわ目立ちます。
夕方から宵の西の空には金星の他にも、火星と天王星や
くじら座の変光星ミラエンケ彗星なども見えます。
肉眼ではやや難しいもの、少し地味なものもありますが
金星以外の観察にも挑戦してみたいところ。

未明から明け方には本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星が楽しみ。
やはり観察には双眼鏡が必要になりそうですが
約70年前に本田実さんたち3人が発見した歴史ある彗星をぜひ探してみましょう。

冬の大三角やオリオン座が見やすい時期になってきました。
関東以南では全天2位の輝星カノープスも忘れずに見ておきたいですね。
立春を迎えるとはいえ、まだまだ寒い季節
万全の防寒で天体観察や星空巡りを楽しみましょう。 

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pin42017年2月の主な天文現象

1日(水)
このころ、未明〜明け方に木星とスピカが接近
夕方〜宵、細い月と火星が接近

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2月1日の夕方から宵、南西から西の空で月齢4の細い月と火星が接近して見える。
月の暗い側がほんのり見える地球照も美しい。
2つの右下に並ぶ宵の明星の金星とあわせ、3天体の共演を
肉眼や双眼鏡で眺めて楽しもう。地上風景を入れて写真にも収めてみたい。  

2日(木)
このころ、夕方〜宵に金星と火星が並ぶ

4日(土)
13時19分:上弦(日没ごろに南の空に見え、夜半ごろ西の空に沈む)
立春(こよみの上で春の始まり)(太陽黄経315度)

5日(日)
宵〜翌6日未明、月とアルデバランが接近

11日(土)
09時33分:満月。次の満月は3月12日です
宵〜翌12日明け方、月とレグルスが大接近

15日(水)
深夜〜翌16日明け方、月と木星が接近、スピカが並ぶ

月と木星が接近
 
2月15日の深夜から16日の明け方、月齢19の月と木星が接近して見える。
3度以内まで近づいているのでよく目立つ。近くに見える明るい星はおとめ座のスピカ。
防寒の準備を整えて、肉眼や双眼鏡で眺めて楽しもう。
次回の接近は3月14日から15日。

17日(金)
金星が最大光度(夕方〜宵の南西の空で眩しく輝いています)

19日(日)
04時33分:下弦(夜半に東の空から昇り、明け方に南の空に見える)

21日(火)
未明〜明け方、月と土星が接近

2月21日 月と土星が接近

2月21日の未明から明け方、南東の空で月齢24のやや細い月と土星が接近して見える。 右にはさそり座のアンタレスも見えていて、すでに夏の星が昇ってきていることがわかる。 早朝は寒さがいっそう強く感じられるが、早起きして観察してみよう。
次回の接近は3月21日。 

26日(日)
23時58分:新月(下弦〜新月は夜空が暗く、星がよく見えます)
南大西洋方面で金環日食

27日(月)
このころ、夕方〜宵に火星と天王星が大接近


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moon_blue1日(水)細い月と火星が接近

1日の夕方〜宵、細い月と火星が接近、
15日深夜から16日明け方には月と木星、スピカが接近 

2月1日 細い月と火星が接近
 
昨年の秋ごろから宵の南西の空に見えている宵の明星の金星が
今月もよく目立っています。
冬の冷たい空気の中では、その輝きがいっそう印象深く感じられるでしょう。
天体望遠鏡で観察すると、半円からやや細くなっていることがわかります。

金星の左上には火星も見えています。
金星に比べると暗いものの、1等級なので肉眼でもよく見えます。
そしてさらに、2月1日にはこの2惑星のそばに月齢4の細い月も接近します。
3天体が集まっている美しい光景を、ぜひ眺めてみましょう。

当日だけでなく前日や翌日も観察すると月の並び方と形が変わり、その違いも楽しめます。
双眼鏡では、月の模様や火星の赤っぽい色などが肉眼よりハッキリ見えて面白いでしょう。
地球照(地球で反射した太陽の光が月を照らし、月の暗い部分が
うっすら光って見える現象)にも注目してみてください。

1日以降、月は火星から離れながら太くなっていきます。
そして11日の満月以降は細くなり、15日の深夜から16日の明け方にかけて
満月と半月の中間程度の太さになった月が木星と
「おとめ座」の1等星スピカと接近します。
再び、月を含めた3天体の集合が見られるというわけです。

15日深夜から16日明け方には月と木星、スピカが接近
 
こちらもやはり、肉眼でも双眼鏡でも美しい光景を楽しめます。
月の形や明るさはもちろんのこと、クリーム色でどっしりと落ち着いた木星の輝き
冷たく青白いスピカの光と、それぞれの印象の違いも感じてみてください。
また、同じ方向に見えている3天体ですが、月までは約40万km、
木星までは約7.3億km(月までの1800倍)、スピカまでは約250光年(木星までの約300万倍)
という距離の違いがあること、つまり宇宙に奥行きがあることも想像してみましょう。

moon_blue下旬に火星と天王星が大接近

宵空には金星と火星が目立っていますが、この近くにはもう一つ惑星が見えています。
太陽系の第7惑星、天王星です。2月下旬ごろに火星と天王星が大接近するので
火星を目印に天王星を見つける大チャンスです。ぜひ探してみましょう。

下旬に火星と天王星が大接近
 
天王星の明るさは約6等級で、空が暗いところであれば肉眼でも見つけられますが
実際には肉眼で見るのはかなり大変です。双眼鏡を使うと、多少の町明かりが
あるようなところでも天王星が見えますので、双眼鏡で探してみてください。
拡大図を見ながら火星や周りの星の並びを頼りにすれば
意外と簡単に見つかるでしょう。最接近する27日前後は
低倍率の天体望遠鏡で火星と天王星を同時に見ることもできるので
お持ちの方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

2月下旬から3月上旬の火星と天王星の位置

moon_blueカノープス 観察のチャンス!
 
りゅうこつ座の1等星カノープスが見つけやすい時期です。
カノープスは全天で2番目に明るい1等星ですが、日本では南の空の低い位置にあるため
とても見つけにくい星として知られています。
北日本では地平線より上に昇らず、見ることができません。
平地での計算上の北限は北緯約37.9度、おおむね福島県北部付近です。
日本の多くの地域では南中のときでも地平線すれすれの低空にしか見えませんが
南の地域ほど高く昇るため、比較的見つけやすくなります。

カノープスを探してみよう
 
カノープスは白色の恒星ですが、空の低い場所に位置するために
地球の大気の影響を受け、本来より暗く赤っぽい色に見えています。
よく晴れた夜に、南の空が開けた場所で、冬の大三角やおおいぬ座のシリウスを目印にして
南の地平線すれすれに姿を現すカノープスを探してみましょう。
夜のはじめのころにカノープスが見られる2月は観察の好機です。

moon_blue一番星を見つけよう!
 
夕焼けに染まる西の空でひときわ明るく輝く金星が、17日に最大光度を迎えます。

金星が最大光度 

このころの明るさは1等星のおよそ170倍明るい、マイナス4.6等に達します。
日の入り後の空に明るく輝いているため、このころ一番星を見つけたら
それはおそらく金星でしょう。
2月中はマイナス4.6等の明るさが続き、観察に適しています。

一番星を見つけよう
 
望遠鏡を使うと、三日月のように欠けている金星を観察することができます。
金星も月と同様、地球や太陽との位置関係によって満ち欠けをするのです。 

moon_blue早起きして月と惑星の接近を見よう!

2月中旬の未明には、南から南西の高い空に木星が、南東の低い空に土星が見えています。
15日、16日には、満月過ぎの月が木星の近くに見えます。

 夜明け前の空で月が木星、土星に接近

月明かりがあると星座を形作る星々は見えにくくなりますが
マイナス2.2等で輝く木星は、月明かりの中でもたやすく見つけられるでしょう。
木星のそばにはおとめ座の1等星スピカも輝いています。
日が経つにつれて月が細くなりながら東へ移動していくと、スピカが見つけやすくなります。

21日の未明には、下弦過ぎのやや細い月が土星に近づいて見えます。
早起きして、細い月が明るさ0.3等の土星に寄りそう様子を楽しんでみてはいかがでしょう。 


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参考サイト

国立天文台 | ほしぞら情報
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/
Nikon | 星空案内 |  
AstroArts : 星空ガイド
星空ガイド 
つるちゃんのプラネタリウム

◎用語解説
極大(きょくだい)・・・条件が最もいいときのこと
(く)・・・地球から見て太陽と90°離れた状態
視直径(しちょっけい)・・・地上から見た星までの角度
(しょう)・・・地球に一番近い状態
星食(せいしょく)・・・星や惑星が月に隠れる現象
等級(とうきゅう)・・・星の明るさの単位。数字が小さいほど明るい
°(ど) ′(ふん) ″(びょう)・・・角度の単位
離角(りかく)・・・太陽から離れている角度  

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pin4 2017年2月の月の暦 ☾*

月暦
  

月の満ち欠けカレンダー   明け六つ暮れ六つ計算

 上弦 *   4日 13:19
 満月 * 11日 09:33
 下弦 * 19日 04:33
 新月 * 26日 23:59 

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"月の満ち欠け"は、地球、太陽、月の相対的な位置関係によって引き起こされます。

太陽は月が地球の影を通過する月食中を除いて
常に太陽に面した側の月の半分を照らします。
太陽と月の間に地球があるときは、"満月"となります。
黄道と白道は、約5度傾いているため、日食月食が起るのは太陽と月が
黄道と白道の交わる点の近くにいる時だけです。

地球と太陽の間に月があるときは、"新月"になります。

その中間の状態の時、月の球面にできている影の部分の見え方が
位置関係により満月から新月、新月から満月へと変化していく様を
"月の満ち欠け"と呼んでいます。
月と太陽の視黄経の角度により(新月)朔、上弦、(満月)望、下弦は定義付けされています。

その他の角度については定義はなく、英語では大雑把な名称しかありません。
日本ではそのほとんどの月相に対して命名があり、月相への関心が高かったことが判ります。 

03

moon_blue満月の12カ月 
アメリカ先住民は、各月の満月に様々な名前をつけていました。
その多彩なネーミングに、彼らの想像力の豊かさが表れています。 

2月:Snow Moon(雪月) 
北アメリカの2月は寒さが厳しく雪が多いため
2月の満月にはSnow Moon(雪月)という名前が付きました。
 
Storm Moon(嵐月)やHunger Moon (飢餓月)
Blackbearmoon (クロクマ月)  Eldermoon (長老月) などもあります。

Full Wolf Moon (オオカミの満月) イギリス中世、アメリカ先住民 
英語名では2月の満月の名。
雪と寒さの深い冬の最中、オオカミの群れが餓えて遠吠えをし歩き回ることから。 

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夜空と月の物語 [ 日本星景写真協会 ]
夜空と月の物語

星★月・夜空の撮影術 [ 田中達也 ]
星★月・夜空の撮影術 

月刊 星ナビ 2017年 02月号 [雑誌]
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初めてでもカンタン・キレイに撮れる! 星と月の撮り方入門【電子書籍】[ 田中 達也 ]
初めてでもカンタン・キレイに撮れる!
星と月の撮り方入門

星と月のコレクション [ 林完次 ]
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お日さまお月さまお星さま [ カート・ヴォネガット ]
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幸運を呼ぶ夜空と星月の風景 [ 鏡リュウジ ]
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Posted by sara1116 at 22:00Comments(0)clip!月の暦

2016年12月29日

2017年1月 星空情報と月の暦

0_0_0_0_0_0_0_0_0_0_0_0_icon_moonsilver2017年の主な天象

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2017年に注目したい天文現象として「星食」が挙げられます。
夜空を移動する月に星が隠される現象で
2017年はおうし座の1等星アルデバランと、しし座の1等星レグルスの星食が見られます。
特に1月9日のアルデバラン食は条件が良く、日本全国で見ることができます。

三大流星群の中では、8月のペルセウス座流星群は
極大のころに月明かりの影響を受けますが
1月のしぶんぎ座流星群と12月のふたご座流星群は
月の影響も少なく観察に適しています。
2017年はほかにも、7月25日に水星が月に隠される水星食や
8月8日の部分月食など様々な天文現象が起こります。

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日食が2回、半影月食が1回、部分月食が1回あります。
日本で見られるのは、8月8日の部分月食のみ。
2月には大西洋を中心に半影月食となります。
やはり2月の金環日食は、アフリカ南部等を本影が通過します。
8月8日の未明、月の4分の1ほどが欠ける部分月食が、日本で見られます。
夏休みも後半、皆既日食があり、本影がアメリカを横断します。
日本では残念ながら見られません。
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pin4天象の解説

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宵の明星・金星
1月から3月に初めまで、夕方の西空に金星が輝き、宵の明星として楽しめます。
宵の西空で金星の近くに細い月が接近する様子は、良いシャッターチャンスとなるでしょう。
      
しぶんぎ座流星群
年明け早々、1月3日の23時、しぶんぎ座流星群が極大となります。
午後9時半ころに月が沈むので、それ以後は良い条件で観測できます。

金星と火星
1月、2月は金星の近くに火星があり、2つの惑星の共演を見ることができます。
この火星にも細い月が近づきます。

半影月食と金環日食
2月には半影月食と金環日食が起きますが、半影月食はヨーロッパなどで見られ、
金環日食は本影が、南米大陸南部からアフリカ大陸南部へと移動し
いずれも日本からは見えません。

3月、金星が明けの空へ
宵の金星は、3月2日から逆行を始め、急速に太陽に近づき
3月23日に内合(太陽の手前を通過)となり、明けの空へ移ります。
明けの空では4月中旬ころから明るい姿を見せるでしょう。
(夜明けが早い頃となり、明けの空の金星「明けの明星」を見るには
かなり早起きしなくてはなりません。)
内合の頃の金星を望遠鏡で見ると、三日月のように細くなっています。
ただ望遠鏡に太陽を入れないよう、充分な注意が必要です。

木星
3月、宵の空では金星と入れ替わるように、東の空に明るい星が昇ってきます。
夜ふけの明星とも呼ばれる木星です。木星はおとめ座にあり、
今年はその1等星スピカの北を3度も通過します(1月21日、2月24日、9月5日)。
木星とスピカの共演です。
    
おとめ座は3月から8月ころまで宵の空に見えるため
そこに輝く木星も宵の一番星として、約5ヶ月にわたって明るく輝き存在感を見せるでしょう。
木星が太陽の反対方向となる「衝(しょう)」は4月8日です。
衝を過ぎると、日没後の空に出ていて、観望の好機となります。
ちなみに星座は毎日4分、昇るのが早くなり、半月で1時間、
ひと月で2時間も早く昇るようになります。
 
土星
5月の宵、南東の空に土星が昇ってきます。土星はさそり座の北のへびつかい座にあります。
望遠鏡で見た土星は「不思議」のひとことです。
こんな立派な環を持った星は、他に見たことがありません。
本年は環の傾きがもっとも開いた状態になっています。
動きの遅い土星が、空を一周して再び現在の位置(星座)に帰るのは、約30年後です。
土星は5月から10月の宵の空に見えます。土星の衝は6月15日と梅雨の最中です。
でも夏休みの8月には、木星と土星という見ごたえのある惑星が2つ、宵の空を飾ります。
惑星を実際に観測するチャンスとなる年回りです。
 
ペルセウス座流星群
8月恒例のペルセウス座流星群は、13日の午前4時が極大となります。
満月の5日後の月が午後10時ころに昇ってくるため、やや影響を受けそうです。
8月にはさらに、今年最大級の大きな天文イベントが2つあります。
8月8日の部分月食と8月22日の皆既日食です。

35
 
日本で部分月食
部分月食は8日の夜明け前に始まって終わります。
食の最大は3時21分で、月の直径の4分の1ほどが、地球の影に入ります。
部部月食は、食の最大のおよそ1時間前に始まり、約1時間後に終わります。
月食のときの月の色合いの変化などを、写真やスケッチで記録することもできるでしょう。
 
アメリカで皆既日食
8月22日の皆既日食は、日本では残念ながら見られません。
この皆既日食の本影(皆既食となる地域)は、アメリカ本土を西から東へ横断します。
天球上を東へ進むスピードは、月の方が太陽より約13倍も早く
月が太陽を追い抜いてゆきます。
アメリカ合衆国本土(ハワイを除く)で皆既日食が見られるのは
1979年2月26日以来38年ぶりです。世界の人々がアメリカに集まることでしょう。

本影は西海岸のオレゴン州に上陸し、アイダホ、ワイオミング、ネブラスカ、
そしてカンザスをかすめてミズーリ、イリノイ、ケンタッキー、テネシー、
ノースカロライナ、サウスカロライナの各州を通過して大西洋にぬけます。
オレゴン州に本影が上陸するのは、米国太平洋夏時間の10時16分ころと午前ですが
東部へ行くほど標準時が進んでいるため、米国東海岸に抜けるのは
14時46分(米東部時間)ころとなります(実質1.5時間)。
皆既の継続時間のもっとも長くなる地点はケンタッキー州にあり、2分40ほどです。
皆既食帯の陸上での通過距離は約4200km(鹿児島-北海道の知床間が約2000km)もあり
各地で大勢の見学者が見込まれます。
 
秋・冬の星座
10月以降、肉眼で見られる惑星は宵の空にはありません。
みずがめ座には海王星(衝・9月5日、7.8等)、うお座には
天王星(衝・10月20日、5.7等)が巡っています。
秋の星空は1等星がひとつあるだけで、物静かな感じです。
でもそこには勇壮な冒険物語があり、星座をみつけて
古代のロマンを辿ってみるのも面白いでしょう。
また10月の宵には、すばるが昇ってきます。それに続いて
おうし座のアルデバランなど華やかな冬の星々が昇ります。
11月、12月の宵は、惑星がなく、冬の華やかな星座を楽しめる季節となります。

最大の満月(スーパームーン)
12月4日の満月は、今年12回ある満月のうち最大です。
それはこの日が月の近地点(地球に近い場所)となる日と重なっていて
大きな満月となります(肉眼ではあまり感じないかも)。
 
ふたご座流星群
12月恒例のふたご座流星群。今年は極大の予報時刻が14日の15時と昼間になっていますが
毎年コンスタントに出現する流星群として見逃せないでしょう。
月が昇るのが14日の午前3時ころなので、それまでは良い条件で観測できます。

2017年の展望と年間カレンダー

平成29年(2017)暦要項
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0_0_0_0_0_0_0_0_0_0_0_0_icon_moonsilver2017年1月の主な天文現象

正月3が日は夕方の南西の空に注目。
細い月と金星、火星が並んで見えます。
3日深夜から4日未明には「しぶんぎ座流星群」の流れ星も見逃せません。

2017年の夜は西空で明るく輝く宵の明星に始まります。

年始の空を飾るりゅう座 ι流星群(しぶんぎ座流星群)は
今年は月明かりのない夜間に極大を迎えるため好条件です。
この流星群はピークが鋭いため昼間に極大を迎えると条件が悪いのです。
極大の3日23時、輻射点はまだ北東の空低い位置にありますが
3日の夜半前から明け方にかけて近年にない良い条件となり
1時間あたり40個程度の流星が予想されています。
長時間空を見上げる流星観察にはしっかりとした防寒対策が必要です。
流れ星を見てみよう のページを参考に
自分なりの観察ポイントを事前に考えて見てみましょう。

9日〜10日にかけて、月がおうし座 のヒアデス星団を通過し、次々と星を隠します。
日付変更直後のアルデバラン食では仙台市でアルデバランが月の真ん中を通りますが
日本全国で星食となります。月齢11.3〜11.4の大きな月でまぶしいですが
月の暗部へ星が潜入して消える様子なら観察しやすいと思います。

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 初日の出情報(2017年1月)

初日の出のスポット・イベント特集2017


1日
元日 
(日の出:札幌07:06,東京06:51,名古屋07:01,大阪07:05,福岡07:23)

2日
アルゴル極小:20時56分
夕方〜宵、細い月と金星が大接近

3日
夕方〜宵、月と火星が大接近
23時頃、しぶんぎ座流星群が極大(見頃は4日未明。1時間に35個程度。
月明かりの影響がなく、極大時刻もまずまずで、比較的条件がよい)

4日
地球が近日点通過:12時56分(0.983au/147,100.998km)

5日
小寒(太陽黄経285度):7時8分。

6日
上弦:4時47分

8日
水星が留
天王星が東矩:6時6分

9日
夕方〜翌10日明け方、月とアルデバランが大接近
木星が西矩:15時31分
月がヒアデス星団の中を通過し星食多数:19時〜24時

10日
アルデバランの食:0時1分
月が最近:15時1分(視直径32分43秒,0.945) 
 
12日
満月:20時34分。 
金星が東方最大離角:22時18分(-4.4等,離角47°.1 )

15日
未明〜明け方、月とレグルスが接近
宵〜深夜、月とレグルスが並ぶ

17日
土用:7時40分(太陽黄経297度)

19日
水星が西方最大離角:18時43分(-0.1等,離角24°.1 )
未明〜明け方、月と木星が並ぶ

20日
下弦:7時13分 
大寒:6時24分。(太陽黄経300度)
未明〜明け方、月と木星、スピカが並ぶ

22日
月が最遠:9時14分(視直径29分30秒,1.053)
アルゴル極小:22時39分
 
25日
未明〜明け方、細い月と土星が並ぶ
 
26日
明け方、細い月と水星が接近
 
28日
新月 :9時7分

31日
夕方〜宵、細い月と金星が並ぶ

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2日の夕方〜宵、細い月と金星が大接近、翌3日は月と火星が大接近

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夕方の南西の空で、宵の明星の金星がキラキラと輝いています。
3月中旬ごろまで見えますが、高さがあって一番見やすいのは1月中です。
一番星が何時ごろから見えるか、夕方になったら少し気にかけてみてはいかがでしょうか。

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金星の近くには火星も見えています。
さらに、年明け早々の2日と3日には、月がこの金星と火星のすぐそばに並びます。
3つが集まっている光景は肉眼でもよく見えるので、特別な準備は要りません。
晴れていたら、暖かい服装で南西の空を見るだけです。
1日は接近こそしないものの、3天体が等間隔で
一直線に並んでいるのでやはり見ものです。
帰省中や旅行中の方は、普段とは違う場所から
美しい空を眺めてみてはいかがでしょうか。

月をよく見ると、暗い部分がうっすらと光っていることに気がつくかもしれません。
これは地球照という現象で、地球で反射した太陽の光が月を照らしているものです。
冬は空気が澄んでいるので、いつも以上にこうした現象も見やすくなりそうです。
双眼鏡を使うと、よりハッキリ見えるでしょう。
なお、金星と火星の間隔は1月中はどんどん小さくなっていき
下旬ごろから双眼鏡の同一視野内に見えるようになります。
3が日以降も2天体の動きに注目してみてください。

1月 3日 しぶんぎ座流星群極大

しぶんぎ座流星群

3大流星群の1つ。
夜明け前に放射点が高くなるので、夜明け前に多くの流星が見られます。
ただし、活発な出現は長続きしない流星群で
極大から1日ずれると3個/時程度まで減ってしまう。
2017年は、極大が日本時刻の3日23時頃で、夜半後は月明かりも全くありません。
これらを考慮して、4日未明には50個/時程度の出現が期待できます。
また、0時頃までは放射点が低いので
数は少ないものの長経路流星を楽しめるでしょう。

しぶんぎ座流星群

3
 
しぶんぎ座流星群(※1)は
8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群とともに
三大流星群と呼ばれています。
毎年安定して多くの流星が出現するペルセウス座流星群、ふたご座流星群と比べて
しぶんぎ座流星群は活動が活発な期間が数時間と短い上に
流星の出現数が年によって変化することで知られています。

※1 流星群の名前に使われている「しぶんぎ座」は、
現在では存在しない「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」という星座に由来しています。

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今年のしぶんぎ座流星群の極大(※2)は、1月3日23時頃と予想されています。
4日未明の2〜3時間が観察に適した時間帯です。月明かりの影響はありません。
日本で観察しやすい時間帯が極大から少しずれているため、
その分流星数は少なくなると思われますが、比較的よい条件です。
流星数は、空の暗い場所で、1時間あたり最大35個程度と予想されます。

※2 流星群の活動における「極大」とは、観察場所や月の条件などは考慮せず、
流星群自体の活動が最も活発になること、またはその時期をいいます。

宵空で月が火星・金星と共演!

月が火星・金星と共演
 
2017年は、宵の西空での火星・金星と月の共演で幕を開けます。
日の入り後、ひときわ目を引くのは南西の低い空
マイナス4等級を超える明るさで輝く金星で
その左上にはおよそ1等級で輝く火星が見えています。
この金星と火星に三日月後の細い月が相次いで近づきます。

まずは、2日の日没後、月は金星におよそ1.5度まで近づきます。
月のみかけの直径は、およそ0.5度なので
その3倍程度まで近づいて見えることになります。
翌日の3日には、月は火星におよそ0.5度まで近づきます。
最も近づいて見えるのは日没直前で、太陽が沈んで空の暗さが増すにつれて
月のそばで赤く輝く火星がはっきりと見えてくるでしょう。

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その後、月は満ちつつ金星と火星から離れていきます。
一方、金星は徐々に高度を上げながら明るさを増します。
31日には、月初めよりもさらに近づいた金星と火星に
三日月後の細い月が再び近づき美しい眺めとなるでしょう。

アルデバランが月に隠される様子を観察しよう!

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夜9時ごろに南の空の高いところを見上げると、赤っぽい1等星と
その周りにV字形に星が並んでいるところが見つかります。
1等星は「おうし座」の眼に輝くアルデバラン、V字形の部分は牛の顔にあたる星々です。
このアルデバランや顔の星々(ヒヤデス星団という星の集まり)が
9日宵から10日未明にかけて月に隠されます。
このような現象のことを「星食、恒星食」と呼びます。

アルデバランやヒヤデス星団の星々が月に隠される時刻や月から現れる時刻
月のどの位置に入って出てくるかは、観察する場所によって異なります。
観察にチャレンジする方は、詳しいページで時刻や見え方を確かめておきましょう。
東京の場合、アルデバランが隠されるのは日付が変わった直後の0時1分ごろ
月から出てくるのは1時9分ごろです。

1月9日 アルデバラン食
 
1月9日から10日にかけての真夜中、満月前の少し欠けた月が
おうし座の1等星アルデバランを隠す「アルデバラン食」が起こります。
今回のアルデバラン食は、日本全国で観察することができます。
また、潜入、出現ともに真夜中の空の高い位置で起こるとても良い条件となっています。
潜入、出現のようすは肉眼でも観察できますが
望遠鏡や双眼鏡を使うとより詳しく観察できます。

東京では、アルデバランが月の暗い縁に隠される「潜入」が0時1分頃、
アルデバランが月の明るい縁から現れる「出現」が1時9分頃です。
潜入前、出現後には、月のすぐ近くでオレンジ色に輝く
アルデバランを確認することができるでしょう。

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5949_chart2

潜入と出現の時刻は地域によって異なります。
日本国内のおもな地点におけるアルデバラン食の予報時刻は、次の通りです。

潜入時刻(アルデバランの高度) 出現時刻(アルデバランの高度)
那覇 1月10日 0 時00.8分(57.9度) 1月10日0時47.5分 (47.5度)
福岡 1月 9 日23時49.5分(55.9度) 1月10日0時59.4分(41.8度)
京都 1月 9 日23時56.4分(49.9度) 1月10日1時05.5分(36.0度)
東京 1月10日 0 時01.3分(45.6度) 1月10日1時09.0分(32.0度)
仙台 1月10日 0 時00.4分(44.3度) 1月10日1時07.7分(31.2度)
札幌 1月 9 日23時58.5分(42.9度) 1月10日1時01.7分(31.6度)

1月12日 金星が東方最大離角

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日の入り後の南西の空でひときわ目立つ金星が
1月12日に太陽から最も離れて東方最大離角となります。
マイナス4等の輝きは、まさに「宵の明星」というにふさわしいでしょう。
この日のころ、金星からやや離れて上のほうに火星も見えるほか
金星のすぐそばには海王星もあります。
12日と13日には金星と海王星の間隔が1度未満の大接近となり
100倍程度の天体望遠鏡の同一視野に収まります。
等級差が12等級以上、明るさにして8万倍もの差がありますが
半月状の金星と暗く青い海王星が同時に見えるかどうか観察してみましょう。
なお、夕空の金星は3月中旬ごろまで楽しめます。

参考サイト

国立天文台 | ほしぞら情報
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/
Nikon | 星空案内 |  
AstroArts : 星空ガイド
星空ガイド 
つるちゃんのプラネタリウム
天文現象 - 大崎生涯学習センター
星空情報

◎用語解説
極大(きょくだい)・・・条件が最もいいときのこと
(く)・・・地球から見て太陽と90°離れた状態
視直径(しちょっけい)・・・地上から見た星までの角度
(しょう)・・・地球に一番近い状態
星食(せいしょく)・・・星や惑星が月に隠れる現象
等級(とうきゅう)・・・星の明るさの単位。数字が小さいほど明るい
°(ど) ′(ふん) ″(びょう)・・・角度の単位
離角(りかく)・・・太陽から離れている角度  

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pin4 2017年1月の月の暦 ☾*

月暦
   

 
  上弦 *   6日 04:47
  満月 * 12日 20:34
  下弦 * 20日 07:13
  新月 * 28日 09:07
 

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   満月の12カ月 
アメリカ先住民は、各月の満月に様々な名前をつけていました。
その多彩なネーミングに、彼らの想像力の豊かさが表れています。  

1月:Wolf Moon(狼月)
ネイティブアメリカンや中世のヨーロッパ人は、真冬の食糧不足を嘆く
飢えた狼の遠吠えにちなんだ名前を1月の満月に付けました。
 
1月の満月は、Old Moon(古月)や、Ice Moon(氷月)
Play Moon(遊び月)
などとも呼ばれます。
 

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カレンダー(2017年1月)


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これからもBlog&Facebookなど、マイペースで更新していくつもりです。
 
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2016年11月30日

2016年12月 星空情報と月の暦

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細い月と金星の接近は、今月は3日に見られます。
肉眼では地上風景や雲、空の色の変化などと一緒に楽しみましょう。
細い月の暗い部分がうっすらと光る地球照も見えます。
双眼鏡を使うと地球照がわかりやすくなり、月の模様も見えるでしょう。
 
翌4日には月と金星は離れますが
「双眼鏡では同一視野内に見えない」というだけであって
この日も肉眼では並ぶ様子が美しく見えるはずです。
また、月の左上には火星も輝いており、金星・細い月・火星が
等間隔で並ぶ光景が楽しめるでしょう。 
月と火星はさらに翌日の5日に接近します。

3日の夕方〜宵、細い月と金星の共演、5日には月と火星が接近
 
11日に夕刻の西空で東方最大離角を迎える水星は
午後5時半の東京での地平線高度は約8度。
低い空ですが、それでも水星としては高く見える方です。
南西の空が開けた場所で双眼鏡を使ってさがしてみて下さい。

毎年12月のお楽しみといえば13日から14日ごろに
活動のピークを迎えるふたご座流星群。
今年はちょうど満月の時期にあたり条件は悪いですが
月から離れた方向を中心に広く空を見渡せば、明るい流れ星が飛ぶかもしれません。
防寒をしっかりとして夜空を見上げてみましょう。

ふたご座流星群20161214
 
クリスマス前に極大をむかえるこぐま座流星群は
下弦を過ぎた月がありますが、極大時刻が夕刻なので
日没から夜半までは観測チャンスとなります。
1時間に5個ほど期待される小さな流星群で
明るい流星が北天から緩やかに流れます。 

何かと慌ただしい時期ではありますが、短い時間でも星や宇宙を楽しみましょう。
 

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pin42016年12月の主な天文現象

宵の東の空には、明るく色鮮やかな冬の星々が見え始めています。
7つも輝く1等星は町明かりが多い場所でも見つけられ
その星々を手掛かりにオリオン座などをたどることもできるでしょう。
反対の西の空では、日没から19時半ごろまで宵の明星の金星がよく目立ちます。
とくに3日前後に細い月と並ぶ光景は美しく必見。
 
スライド43


3日
夕方〜宵、細い月と金星が並ぶ

5日
夕方〜宵、月と火星が接近

7日
大雪:1時41分。太陽の黄経が 255度になる。
上弦:18時3分
10日
土星が合

11日
水星が東方最大離角(夕方の南西の低空に見えます)

13日
月が最近:8時29分(視直径33分19秒,0.933)
未明、月とアルデバランが並ぶ
夕方〜翌14日未明、月とアルデバランが接近(13日未明とは並び方が変わります)

14日
満月 :9時6分
このころ、ふたご座流星群が極大
(見頃は14日の0時過ぎ。1時間に10個程度。月がたいへん明るく条件が悪い)

18日
深夜〜翌19日明け方、月とレグルスが大接近

19日
水星が留

21日
下弦:10時56分
冬至:19時44分。太陽の黄経が 270度になる。

22日
こぐま座流星群が極大

23日
未明〜明け方、月と木星が接近、スピカが並ぶ

25日
月が最遠:15時55分(視直径29分26秒,1.056)

29日
水星が内合:2時26分
新月:15時53分
12月こじし座小流星群が活動

30日
天王星が留

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line_kusatuki3
 

宵空で月と金星・火星が共演
 
日の入り直後の南西の空では、低いところでは金星が鋭い輝きを放ち、
その左上には火星も見えています。12月3日から5日にかけて、
三日月から上弦にむかう月がこの二つの惑星の近くを通ります。

3日には、マイナス4等級を超える明るさの金星と月が並んで輝くようすを楽しめます。
5日には火星と月が3度以下まで近づいて見えます。
金星に比べるとかなり光度の低い火星ですが、空が暗くなってくれば、
月のそばで控えめに輝く火星が見つけられるでしょう。

月が金星・火星に接近
 
●12月3日 細い月と金星が並ぶ 
12月3日の夕方から宵、南西の空で月齢4の細い月と金星が並んで見える。
地球照を伴った幻想的な細い月と金星の共演は
数ある月と惑星の接近の中でも随一の美しさ。
双眼鏡で眺めると、いっそう美しさが際立って感じられるだろう。
地上風景と共に写真に収めるのも面白い。次回の共演は1月2日。
また、月は2日後には火星と接近します。

12月3日 細い月と金星が並ぶ
 
12月5日 月と火星が接近 
12月5日の夕方から宵、南から南西の空で月齢6の月と火星が接近して見えます。
並んだ様子を肉眼や双眼鏡で眺めたり、天体望遠鏡で
それぞれを拡大観察したりしてみましょう。次回の接近は1月3日。

12月5日 月と火星が接近
 

12月11日 水星が東方最大離角
 
夕方の南西の低空に見えている水星が
12月11日に太陽から最も離れて東方最大離角となります。
日の入り45分後の高度は約5度と低く、金星など明るい目印が近くにないため
見つけるのは難しいかもしれません。高いところに見えている金星や
火星との位置関係も参考に、方位と高度をよく確かめて、
南西の空のひらけたところで双眼鏡で探してみましょう。

12月11日 水星が東方最大離角
 
地球の内側を公転する水星や金星は、太陽の反対側に来ることはないので、
決して真夜中には見えない。空の中での位置が太陽から大きく離れることがなく
見える時は必ず日没後の西の空か、日の出前の東の空となる。
今回のように太陽から最も東側に離れるときを「東方最大離角」と呼び
この日の前後は日没後に観測しやすい。
反対に太陽から西側に離れる「西方最大離角」のときは
日の出前の東の空で観測しやすくなります。 

ふたご座流星群が極大
 
ふたご座流星群は毎年12月13日、14日頃を中心に活発に活動する流星群です。
毎年安定した出現を見せており、一晩中流星が出現するのが特徴で
流星を初めて見ようという人にもおすすめの流星群です。

ふたご座流星群が極大
 
1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と共に「三大流星群」と呼ばれていて
空が暗く空の広い範囲を見渡せる場所なら
1時間に40個以上の流星を観察できる年もあります。
 
しかし今年のふたご座流星群は二つの理由から条件が悪く
あまりたくさんの数の流星の観察は期待できません。
理由の一つは、今年のふたご座流星群の極大()が
日本では昼間の時間帯にあたる14日の午前9時頃になると予想されていることです。
さらに、14日が満月のため一晩中月明かりの影響があり
暗い流星を見ることは難しくなります。
日本では、ふたご座の高度がじゅうぶん高くなる13日22時以降から
14日未明にかけて見ごろとなりますが、観察できる流星の数は
1時間に10個程度と予想されています。

しかし、ほとんどの流星群では夜半過ぎからに流星の出現が多くなるのに対し
ふたご座流星群は、比較的早い時間帯から出現し始めるので
小さなお子さんから年配の方まで無理をせず観察でき
ご家族みんなで楽しむことができます。
大変寒い季節ですので、寒さ対策をしっかりおこなって観察してください。

12月14日 ふたご座流星群
 
:流星群自体の活動が最も活発になること、またはその時期を言います。

流星群とはどのような現象かについては流星群とは
ふたご座流星群の概要についてはふたご座流星群をご覧ください。

13日〜14日、ふたご座流星群
 


12月22日 こぐま座流星群が極大
 
12月22日ごろ、こぐま座流星群の活動が極大となります。
最大でも1時間あたり数個程度の小規模な群で、月明かりもあるので
1つ見えればラッキーくらいの気持ちで眺めてみましょう。

タットル彗星の通り道を毎年この時期に地球が通過し
そこに残されていた塵が地球の大気に飛び込んで
上空100km前後で発光して見える現象。

こぐま座流星群が極大
 
予測極大時刻は17時だが、最大でも1時間あたり
数個程度の流れ星が見られる小規模な流星群なので、期待は禁物。
深夜からは下弦過ぎの月明かりもあって、さらに条件が悪い。
冬から春の星座を見るついでに、気長に待ってみては。


月が木星に接近
 
12月下旬、夜明け前の東の空では、春の星座の中で
明るく輝く木星がひときわ目立つ姿を見せています。
12月23日には、夜半過ぎ、東の空からこの木星と月が仲良く並んでのぼってきます。
しかし月が背景の星空に対して移動しているため、月と木星は時間がたつにつれて
名残惜しそうにだんだんと離れていきます。

月が木星に接近
 
月の光に負けずに輝く木星を手がかりに、月の位置が
背景の星空に対してずれていくようすを観察してみましょう。
すぐ下に見える明るい星はおとめ座のスピカ。次回の接近は1月19日。 

12月23日 月と木星が接近
 

参考サイト

国立天文台 | ほしぞら情報
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/
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星空情報

◎用語解説
極大(きょくだい)・・・条件が最もいいときのこと
(く)・・・地球から見て太陽と90°離れた状態
視直径(しちょっけい)・・・地上から見た星までの角度
(しょう)・・・地球に一番近い状態
星食(せいしょく)・・・星や惑星が月に隠れる現象
等級(とうきゅう)・・・星の明るさの単位。数字が小さいほど明るい
°(ど) ′(ふん) ″(びょう)・・・角度の単位
離角(りかく)・・・太陽から離れている角度  


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pin4 2016年12月の月の暦 ☾*

月暦
  

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   上弦 *   7日 18:03
   満月 * 14日  09:06
   下弦 * 21日 10:56
   新月 * 29日 15:53


   満月の12カ月 
アメリカ先住民は、各月の満月に様々な名前をつけていました。
その多彩なネーミングに、彼らの想像力の豊かさが表れています。  

12月:Cold Moon(寒月)

冬が到来する12月の満月には、Cold Moon(寒月)という名前が付けられました。
ほかには、Long Night Moon(長夜月)や、Oak Moon(オーク月・樫月)
Big freezing moon (大寒月) という名前があります。

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冬(冬至)の最初の満月は Moon after Yule
イースターと並んでキリスト教の大きな行事である降誕祭(Yule)を挟んだ
秋の最後の月 Moon before Yule と冬の最初の月 Moon After Yule も
同様に確固たる地位を持っており、秋の最初の満月で秋の収穫を意味します。
Harvest Moonと狩猟期に入る頃に訪れる
その次の満月 Hunter's Moonも決まっているため
冬至の約1ヶ月前にやってくる秋の3番目の満月はもう一つの余分な月になります。

 「Moon Before Yule」
ユールの前の満月。クリスマスの直前に起こる満月。 
キリスト降誕祭の前の月。
Moon Before Yule(ユールの前の月)は
クリスマスの直前に起こる満月のことで
通常12月に起こりますが11月に起こる年もあります。
なおユール(Yule, Jul)はもともとキリスト教以前の
古代北欧の収穫祭でしたが、現在ではクリスマスを指します。

「Moon After Yule」 
ユールの後の満月。クリスマスの直後に起こる満月。
Moon After Yule(ユールの後の月)は
クリスマスの直後に起こる満月のことで
通常1月に起こりますが12月に起こる年もあります。

宿木 (やどりぎ)
クリスマスにつきものの、ヤドリギ科の常緑低木のこと。 
他の木に寄生して育ち、自分の根を待たないため宿木と呼ばれています。 
昔は魔よけに使われたり、万病にきく薬として利用されていました。
北欧の宿木は、とても高い木に寄生するので、採りにくく
珍重されていました。 
ケルト人の僧は、満月の夜に金のナイフで切り取り
白い布にくるんで大切に運んで飾っていました。 
またゲルマンのドルイド僧も、同じ様に聖なる木として奉っていました。
厳しい冬の中でも青々と輝く宿木の緑色に、クリスマスツリーと同じ様に 
やがて訪れる春の香りを感じていたのでしょう。 

12月の星空
 

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星空年鑑 2016 DVDでプラネタリウムを見る
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2016年10月31日

2016年11月 星空情報と月の暦

11月は日暮れが早く空は澄んでおり、また晴れの日も多く
本格的寒さはまだ。星を見るにはよい季節です。
夜半になると賑やかな冬の星座も見やすい位置まで上ってきます。

秋の星空には1等星こそ少ないものの、天頂に見える「秋の四辺形」や
そこから連なるアンドロメダ座、カシオペヤ座、さらに南の空のくじら座や
東のおひつじ座など、2等星を含む星座は意外と多い。
また、東の地平線からは座やおうし座、オリオン座など
1等星を持つ冬の星座も昇り始めています。

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月や惑星現象では、3日の夕方に細い月と
金星、土星が正三角形に並ぶのが楽しみです。
また14日の満月は、今年一番大きく見える満月(スーパームーン)となります。
一見してわかるほど大きく見えるわけではないですが
「言われてみれば大きいかも」と気にかけて眺めてみましょう。
翌日の夜、15日深夜から16日には月がおうし座のヒヤデス星団や
アルデバランを隠す食が起こります。
今年5回のアルデバラン食のうち最も好条件なので
深夜ではありますがぜひ観察してみましょう。 

6日に好条件で極大を迎えるおうし座南流星群は
1時間に5個程度の小さな流星群ですが
10月初旬から11月末まで長い期間流れます。
極大の頃は上弦の月がありますから、月没後の夜半過ぎからが
観測条件も良くなります。十分に防寒対策をして観察しましょう。

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14日の満月は月の最近と重なり大きな満月が見られます。
近年このような条件の満月をスーパームーンと呼んで話題になっていますが
スーパームーンは古来からの天文学の用語ではありません。
占星術師 Richard Nolle氏によって定義された言葉とのことで
占星術由来の言葉です。
スーパームーンとは、月がその軌道上において地球と最近となる位置で
新月または満月を迎えた場合のことで
通常より大きな状態の月を楽しむことができます。

地球から月への距離の平均は約385,000km、
2016年11月14日の月は356,509km。
月が最接近する場合の距離は356,400km 〜 370,400km ですから
この日はスーパームーンの中でも特に大きく立派な月を見ることができるでしょう。

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17日のしし座流星群極大は、満月後で一晩中月明かりがあるため条件がよくありません。
母天体のテンペル・タットル彗星は2年前の2014年に遠日点を通過し
流星群の活動も低下しており、出現は1時間に10個程度。
痕が残る高速の流星を見かけたら、しし座流星群の流れ星です。


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pin42016年11月の主な天文現象

今月初めごろ、夕方の西の空で金星と土星が並んで見えています。
3日にはそこに細い月が接近して三角形に並び、美しい光景となります。
ぜひ観察してみましょう。また、今月14日には今年一番大きく見える満月が空に輝きます。
ちょっと気にかけて見上げてみてください。

スライド41

 
1日
04時29分:月の距離が最遠(1.058、40万6662km、視直径29.4′)

2日  
夕方、細い月と土星が並ぶ

3日
細い月と金星、土星が並ぶ

5374_chart
 

4日
22時05分:月が最南(赤緯-18°44.2′)

6日  
夕方〜宵、月と火星が接近

6日 月と火星が接近
 

7日
立冬(太陽黄経225度)

8日
04時51分:上弦

12日
このころ、おうし座北流星群が極大
(見頃は月明かりの影響がない11月上旬の夜半頃。1時間に2個程度)

14日
20時21分:月の距離が最近(0.927、35万6509km、視直径33.5′)
22時52分:満月 今年一番大きい満月(スーパームーン)

img_20161114
 

15日
夕方〜翌16日明け方、月とアルデバランが大接近

16日
アルデバラン食(東京の場合、午前2時23分潜入、午前3時27分出現)

 アルデバランが月に隠される

17日
このころ、しし座流星群が極大
(見頃は18日の未明。1時間に2個程度。月が明るく条件が悪い)

20日
海王星が留

21日
17時33分:下弦

22日
小雪(太陽黄経240度)
未明〜明け方、月とレグルスが接近

25日
未明〜明け方、細い月と木星が接近
細い月と木星が接近
10時49分:月が木星の北01°57′を通る
13時07分:月と木星が最接近(東京:01°07′)

28日
05時08分:月の距離が最遠(1.058、40万6554km、視直径29.4′)

29日
21時18分:新月

30日
16時36分:月が土星の北03°38′を通る 

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pin43日の夕方〜宵、細い月と金星、土星が三角形に並ぶ

夕方の西の空に、宵の明星の金星の輝きが目立つようになってきました。
今月5日ごろまでは、金星の右に少し離れて土星も見えています。
金星よりは暗いものの肉眼でも見つけられるので、一緒に眺めてみましょう
(低いので天体望遠鏡での観察には向きません)。

3日 

pin4月が金星・土星に接近
 
11月初め、日の入り直後の南西の低い空には
10月30日に3度まで近づいた金星と土星がまだまだ仲良く並んでいます。
11月2日から3日にかけて三日月前後の細い月がこのふたつの惑星に近づきます。
黄昏の残る夕空ではマイナス4等級の金星に対して
0等級の土星は見えにくいかもしれませんが
11月3日には月、金星と一緒に小さな正三角形が描けるあたりを探してみましょう。

月が金星・土星に接近

このあと月は、日に日に上弦に向かって形を変えながら
背景の星空の中を移動していき6日には火星にも接近します。
惑星を手掛かりに月の位置と形の変化を楽しみましょう。

pin414日、今年一番大きい満月

月は約1か月の間に、満ち欠けによって形(光っている部分)が大きく変化します。
それに加えて、月の「見かけの直径」も日々変化しています。
もちろん、月そのものの大きさが変化してるわけではなく
月と地球の距離が変わることによって起こる変化です。
 
つまり、月と地球が一番近づいたタイミングの前後で満月になれば
とくに大きな月が見える、ということになります。
近年、こうした「一年のうちでもっとも大きく見える満月」が話題になることがありますが
今年の場合は11月14日(14日宵から15日明け方にかけて)の月が
「今年一番大きい満月」にあたります。

スライド42
 
実際の空で比べることはできませんが、今年最小の満月(4月22日)と並べて比較すると
その違いははっきりわかります。

月は地球の周りを公転していますが、その軌道が楕円形であるため
地球と月の距離は時々刻々と変化しています。そのために月の見かけの大きさ(視直径)も
地球との距離が近いときには大きく、遠いときには小さくというように変化します。
また、月の軌道は太陽や地球などの重力を受けてわずかに変化するため
月が地球に最も近づく位置(近地点)や最も遠ざかる位置(遠地点)での距離は毎回異なります。
11月14日は月が20時21分に近地点(地心距離 約35万6千キロメートル)を通過し
南中時刻の少し前の22時52分に満月となります。
満月の瞬間の月の視直径は約33分30秒角で、これが今年最も大きく見える満月です。

 今年最大の満月

上ってきたばかりの満月はそれほどまぶしくないため、表面の様子をよく観察できます。
また、高度により月の模様は回転して見えるので、日本でよく言われているように
「餅をつくウサギ」に見立てるには、上ってきた直後のほうが想像しやすいでしょう。
満月の頃の月は、日の入り前後に東の空からのぼってきます。
月が低い位置にあるうちに、その大きさと月の模様を楽しみましょう。

pin4アルデバラン食

アルデバラン食

11月16日の未明、満月過ぎの明るい月がおうし座の1等星アルデバランを隠す
「アルデバラン食」が起こります。
ほぼ日本全国で、潜入から出現までの現象を通して観察することができます。
空の高いところで起こるため、良い条件で見ることができますが
望遠鏡や双眼鏡を使うとより詳しく観察できます。 

東京では、アルデバランが月の明るい縁に隠される「潜入」が2時23分頃、
アルデバランが月の暗い縁から現れる「出現」が3時27分頃です。
出現後には、月のすぐ近くでオレンジ色に輝くアルデバランを確認することができるでしょう。

スライド37 alpha_tau

潜入と出現の時刻は地域によって異なります。
また、南西諸島の一部ではアルデバラン食は起こらず、月とアルデバランの接近となります。

pin4しし座流星群

17日の深夜、0時頃から夜が明ける5時ころまでが見ごろになりますが
満月過ぎの月がでているので、見る条件は少し悪いかも知れません。 
しかし、明るく、スピードの早い流星が見えることでも知られていますので
暖かい格好をして夜空を眺めてみてください。 
「しし座流星群」は33年ごとに大出現し、流星雨が降ることでも知られています。
2001年には1時間あたり数千個に達する大出現を見せ、
天文ファンだけでなく、多くの人を喜ばせました。
ただ、今年は数は少ないと思われます。
次の大出現は2032〜34年になると思われます。

しし座流星群極大
 
流星雨の代名詞! 
しし座流星群(しし群)は過去に幾度もの華々しい流星雨を降らせ
流星(群)研究の発端となった流星群です。
その流星雨のすさまじさは、最近では、1966年にHR=15万!(1秒間に40個)、
また、過去には「一瞬たりとも月を2つ並べる隙間がなかった」と称されるなど
ちょっと想像するのも難しいものです。
そのような流星雨のチャンスは西暦の下2桁が33の倍数の年前後にやってきます。
というわけで、そろそろ旬も終盤、次第に平年並みの活動へと戻っていく時期です。
出現数は今後HR=数十→せいぜい10個くらいへと減少していくでしょう。
流星の特徴は、速い、明るい、痕を残す、と三拍子?そろった典型的な派手系です。
輻射点はしし座の頭部にあり、夜半頃に昇り、明け方に最も高くなるので
夜半後が観測に適しています。

しし座流星群
 
しし群の活動の記録は、約1000年前以降非常に多く残されています。
特に1799年には推定HR=ひゃくまん!(1秒間に277.7…)。
そして1833年の流星雨の際に、流星が一点(輻射点)を中心に
放射状に出現することから「流星群」という認識が生まれ
ここから流星天文学はスタートしました。 
一方しし群の母天体であるテンペル−タットル彗星
(55P/Tempel-Tuttle)は1865年に発見され、
1866年にはしし群との関連が指摘されました。
33年ほどの周期を持ち、太陽(地球)に近づく時期に流星雨が出現すること、
さらに流星雨が出現する時期に地球が彗星軌道を横切ることから、
55Pとしし群の関連は素人目にも容易に想像がつきます。

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参考サイト

国立天文台 | ほしぞら情報
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/
Nikon | 星空案内 |  
AstroArts : 星空ガイド
星空ガイド 
つるちゃんのプラネタリウム
天文現象 - 大崎生涯学習センター
星空情報

◎用語解説
極大(きょくだい)・・・条件が最もいいときのこと
(く)・・・地球から見て太陽と90°離れた状態
視直径(しちょっけい)・・・地上から見た星までの角度
(しょう)・・・地球に一番近い状態
星食(せいしょく)・・・星や惑星が月に隠れる現象
等級(とうきゅう)・・・星の明るさの単位。数字が小さいほど明るい
°(ど) ′(ふん) ″(びょう)・・・角度の単位
離角(りかく)・・・太陽から離れている角度  


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pin4 2016年11月の月の暦 ☾*

月暦
 

     上弦 *   8日 04:51
     満月 * 14日 22:52
     下弦 * 21日 17:33
     新月 * 29日 21:18

html


 
   満月の12カ月 
アメリカ先住民は、各月の満月に様々な名前をつけていました。
その多彩なネーミングに、彼らの想像力の豊かさが表れています。  

11月 
Beavermoon (ビーバー月)、Initiatemoon (秘儀伝授月)、Nonamemoon (名無し月)

ジビエが美味しい季節の満月は、狩猟月。
11月の満月は、その部族に伝わる秘儀を授けられる日だったのでしょうか。
冬至近くの満月の夜は、1年で最も長いので長夜月なのでしょう。

11月のBeaver Moon(ビーバー月)という名前の起源については
意見が分かれています。
ネイティブアメリカンがビーバーを捕らえるわなを仕掛ける時期から
きているという人もいれば、ビーバーが冬のダム造り(巣作りの一種)に
かかり切りになるからだという人もいます。
Frost Moon(霜月)という名前もあります。

20151124HOStargazing
 
moon_sepia【十日夜】
11月10日(旧暦10月10日)
 
お月見の日付けを決めるのは旧暦によります。
そもそも旧暦とは月の満ち欠けによりきめられた太陰暦によるもので
現在の日付けは明治6年に太陽の動きで日付けを決める太陽暦に変わったためです。
旧暦によると、春は1〜3月、夏は4〜6月、秋は7〜9月、冬は10〜12月となります。
お月見は別名「中秋の名月」と言われ
特に美しいとされるのが「十五夜」、「十三夜」、「十日夜」となり
それぞれに行事があります。

「十日夜」
十日夜 読み方は「とおかんや」と言います。
旧暦の10月10日に行われる行事です。主に東日本で行われる収穫祭です。
西日本では旧暦の10月から11月にかけて
似た収穫祭がおこなわれますが十日夜とは呼びません。
一般になじみが薄い十日夜、地方によって伝わり方が違うようです。
稲が育つまで田を守ってきた神様が、稲刈りが終わると
山に帰る日が十日夜の時とされ、神様への感謝の気持ちと収穫を祝ってお餅を食べたり
束ねた稲の茎を使い、唱えごとをしながら田んぼの地面をたたき
地面にいる神様を励ましたそうです。また、これには地面の
モグラを追い払うという効果もあるそうです。
この束ねた稲の茎のことを「わらずと」や「わら鉄砲」と言います。

10moon
 
「かかしあげ」という田んぼを守ってくれたかかしに
感謝の気持ちを持ってお供えする行事を行う地域もあります。
地域によっては、この「かかしあげ」を町おこしの一環として
稲刈り後の田んぼにたくさん飾られるようになり
遠くから観光客が見学に来るケースもあるようです。
ちなみに十五夜、十三夜、十日夜と三日とも全て天候が晴れて
月を拝むことが出来ればその年は縁起が良いと言われています。

moon_sepia今年最大の満月

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11月14日の夕方17時過ぎから、朝方6時過ぎまで大きな月を見ることが出来ます。 
スーパームーンとは、地球の周りを楕円(だえん)にまわっている月が
地球に一番近づき、更に満月になる月のことを指します。
普段の満月よりも、最大14%も大きく見え、明るさも30%増していますが
月の明るさは大気の条件の方が効くので、肉眼でそれに気づくことはありません。 
スーパームーンという名前は占星術に由来し、天文学界では使われていませんが
近年一つの天文現象として普及してきています。
 
moon_size
 
今年最小の満月と比べると、14日の満月は直径で14%、面積で約30%も大きくなります。
図を見るとずいぶん差があるように思えるでしょうが
実際の空で月を2つ並べて観察することはできないので、その差は実感しにくいものです。
 
今年最小の満月(4月22日)と並べて比較

最大の(一番近い)満月だからといって何か特別なことが起こるわけではありませんが
やはり「一番」というものには普段以上の魅力を感じてしまうのも事実です。
安全に気をつけて、大きく丸い月を見上げてみてください。

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2016年09月30日

2016年10月 星空情報と月の暦

秋の夜空には1等星が少なく、少し寂しい印象があります。
金星や火星が沈んだ後は明るい惑星もなく、ますます寂しくなりますが
そんな中でも星は確かに輝いています。
普段は気が付かなかったような暗めの星を、じっくりと探してみましょう。

今月は上旬に、夕方の西の空に見えている金星・土星・火星と月が並びます。
美しい秋の夕景を眺めてみましょう。
夜が更けてからは、見ごろを迎えている天王星探しに挑戦してみてください。

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pin42016年10月の主な天文現象

1日
09時11分:新月
 
3日  
夕方、細い月と金星が並ぶ
 
4日 
夕方、細い月と金星が並ぶ(前日とは並び方が変わります。)
月が最遠:20時3分(視直径29分25秒)
 
6日 
夕方〜宵、月と土星が接近
 
10月6日

8日
寒露(太陽黄経195度)
このころ、10月りゅう座流星群が極大
(見頃は8日の日の入り後。1時間に1個程度。月が明るく条件が悪い)
 
9日
13時33分:上弦
 
10日
体育の日 
このころ、おうし座南流星群が極大
(見頃は月明かりの影響がない10月、11月上旬の夜半頃。1時間に2個程度)
 
12日 
このころ、明け方に水星と木星が大接近

10月中旬 水星と木星が大接近
 
13日 
十三夜(後の月)
 
15日
天王星が衝
 
16日
13時23分:満月     次の満月は11月14日です
天王星が衝(一晩中見えるので観察の好機です。
 
17日
月が最近:8時34分(視直径33分23)
 
19日 
宵〜翌20日未明、月とアルデバランが接近
 
20日
土用(太陽黄経207度)
 
21日
このころ、オリオン座流星群が極大
(見頃は前後4〜5日間の未明。1時間に3個程度。月が明るく条件が悪い)
 
23日
04時14分:下弦 / 霜降(太陽黄経210度)
 
25日 
未明〜明け方、月とレグルスが接近
 
28日
水星が外合
 
29日 
明け方、細い月と木星が並ぶ(前日とは並び方が変わります)
 
30日 
このころ、夕方〜宵に金星と土星が接近
 
10月30日(日) 金星と土星が接近

31日 02時38分:新月

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安定した晴れの日が多く日暮れが早く空が高く澄む十月は
星を見るには良い季節です。宵の頃には夏の大三角が西空に輝き
夜半前には東の空から賑やかな冬の星座たちが上ってきます。

13日の夜は名月、十三夜です。
十三夜は日本独特の行事で、日本では、お月見は中秋の名月と
後の名月(十三夜)の両方の名月を見るものとされ
どちらか片方だけ見るのは“片見月”として忌み嫌われました。
9月の中秋の名月を見た人はぜひ十三夜も見上げてみてください。

13moons
 
16日に衝を迎える天王星が観望好期です。
天王星はとても暗い空の下、視力の良い人であればかろうじて
肉眼で確認できる程度の明るさです。小さな双眼鏡などがあれば確認しやすくなります。
小望遠鏡では面積を持った円盤状に見ることができます。
自分でさがすのが難しい人は
ぜひ公共天文台の観測会などに参加して見せてもらいましょう。

22日のオリオン座流星群は、1時間に10〜20個の流れ星が観測される流星群で
痕を伴う明るい高速流星が特徴です。
21日の未明から明け方、もしくは22日の未明から明け方が
一番の観察チャンスとなります。
しかし今年は輻射点の近くに下弦前の月があり条件はよくありません。
母天体は5月のみずがめ座η(エータ)流星群と同じくハレー彗星で
ハレー彗星の軌道は年に2回地球の軌道と近づいていることになります。
そのハレー彗星の通り道を毎年この時期に地球が通過することで
そこに残されていた塵が地球の大気に飛び込み
上空100km前後で発光して見えるのが流星群の流れ星です。

10月21日(金) オリオン座流星群
 

夕方の空で月と惑星を観察

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夕方の南西の空を眺めると、3つの惑星を見つけることができます。
西(右)から金星、土星、火星です。
3日から9日にかけては、月がこれら3つの惑星に次々と接近するようすが楽しめます。

日が暮れるのが早くなってきました。東京では午後5時ごろに日没をむかえ
その30分後くらいになると西から南西の空に惑星が3つ見えてきます。
西寄りの低いところにある、もっとも明るいのが宵の明星の金星で
そこから南に向かって土星、火星が並んでいます。
土星や火星は空がもう少し暗くなってからのほうが見やすいかもしれません。

3日と4日 細い月と金星が並ぶ、さらに土星や火星にも
 
この3つの惑星に、3日から8日にかけて月が順番に並んでいきます。
山や木々、町並み、流れる雲などと共に、とても美しい秋の夕景となることでしょう。
観察は肉眼でじゅうぶんです。細い月の暗い部分がうっすらと光る地球照も見えるでしょう。
双眼鏡があれば月の模様も良く見えるはずです。

接近現象のうち、3日と4日の「月と金星」の接近はかなり低いところで起こるので
あらかじめ西の低空の見晴らしが良いところを探しておくことがポイントです。
「絵になる」場所を見つけておいて写真を撮ってみるのもおススメです。
空の色や雲の形は刻一刻と変化するので、シャッターチャンスを逃さないようにしましょう。

10月4日

3日と4日には新月後の細い月が金星に接近します。
マイナス3.9等ととても明るい金星と月の接近は、たいへん目を引きます。
空が暗くなるにつれて、月の暗い部分が地球からの反射光で
うっすらと光る「地球照」が見えてくるかもしれません。

月は日に日に西から東へと移動していき、6日には0.5等の土星に約3度まで近づきます。
これは、月の見かけの直径の約6倍にあたります。
さらに移動を続けた月は、8日には火星に近づきます。
火星は5月末の最接近から4カ月以上が過ぎていますが
明るさはまだ0等級と明るく、夜空でも存在感を見せています。
 

月が木星に接近

月が木星に接近
 
9月26日に合を迎えた木星が、明け方の東の空に姿を現します。
木星は、日の出前の、空が明るくなり始めた頃に、東の地平線から上ってきます。
上旬には、木星の高度がまだ低いうちに空が明るくなってしまいますが
中旬、下旬と日が進むにつれて早く上るようになり
マイナス1.7等の輝きがたいへん目立つようになります。

10月28日には、その木星にたいへん細い月が近づきます。
この日、月は木星の少し上に位置しています。
空がまだ明るくなり始める前の、日の出から1時間半ほど前に観察を始めていると
十分暗い空で、月と木星の輝きを楽しむことができるでしょう。

月をよく見ると、月の暗い部分が地球からの反射光で
うっすらと光る「地球照」も見えるかもしれません。

29日にも月は木星の近くにありますが、位置関係が逆になり
月が木星の下に見えるようになります。
月はさらに細くなり、高度も低くなりますので28日よりも見るのが難しくなりそうです。
 

金星と土星が接近

10月30日(日) 金星と土星が接近

10月初め、日の入り後の南西の空には土星が、西南西の低空には金星が見えています。
土星と金星は、上旬には大きく離れていますが
その後、金星が徐々に土星に近づき、30日には見かけの位置が約3度
(月の見かけの直径の約6倍)まで接近します。
この日の前後数日間は、金星と土星はかなり接近して見えます。

金星と土星が接近
 
日を置いて眺めると、2惑星の位置関係の変化を楽しむことができるでしょう。 

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 参考サイト

国立天文台 | ほしぞら情報
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/
Nikon | 星空案内 |  
AstroArts : 星空ガイド
星空ガイド 
つるちゃんのプラネタリウム
天文現象 - 大崎生涯学習センター
星空情報

◎用語解説
極大(きょくだい)・・・条件が最もいいときのこと
(く)・・・地球から見て太陽と90°離れた状態
視直径(しちょっけい)・・・地上から見た星までの角度
(しょう)・・・地球に一番近い状態
星食(せいしょく)・・・星や惑星が月に隠れる現象
等級(とうきゅう)・・・星の明るさの単位。数字が小さいほど明るい
°(ど) ′(ふん) ″(びょう)・・・角度の単位
離角(りかく)・・・太陽から離れている角度  

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pin4 2016年10月の月の暦 ☾*

月暦
  

  新月 *   1日 09:12
  上弦 *   9日 13:33
  満月 * 16日 13:23
  下弦 * 23日 04:14
  新月 * 31日 02:38

html


 
 満月の12カ月 
アメリカ先住民は、各月の満月に様々な名前をつけていました。
その多彩なネーミングに、彼らの想像力の豊かさが表れています。  

10月:Hunter's Moon(狩猟月)
Harvest Moon(収穫月)の後の最初の月はHunter's Moon(狩猟月)です。

夏の間に太ったシカやキツネを狩るのに適した月であるため
このように名付けられました。

Harvest Moon(収穫月)と同様にHunter's Moon(狩猟月)も
特別に明るく、照らす時間も長い。
狩猟者は、夜でも草木の枯れた原野で隠れることのできない
獲物を追跡することができます。
 
ほかには、Travel Moon(移動月)やDying Grass Moon(枯れ草月)
Bloodmoon(血月)、Basketmoon(籠月)という名前もあります。

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pin42016年10月13日は十三夜のお月見です

お月見は中国から伝わった十五夜が有名ですが
日本では日本独特の風習の、旧暦九月十三日の十三夜もまた
美しい月であると重んじられていました。
十三夜は栗や豆を神棚などに供えることから「栗名月」とか「豆名月」と呼ばれます。
十三夜の夜は晴れることが多く、「十三夜に曇り無し」と言われます。 

十三夜とは旧暦9月13日のお月見のことで
旧暦8月15日の十五夜の後に巡ってくる十三夜をさします。
そのため、旧暦を新暦になおして10月13日とするのではなく
その年によって日付が変化します。

十三夜は十五夜に次いで美しい月だと言われているため
中秋の名月(十五夜)から約1か月後に巡ってくる
十三夜のお月見を昔から大切にしていて、十五夜または十三夜の
どちらか一方しか観ないことを「片見月」「片月見」と呼び
縁起が悪いこととしていました。 


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秋の名月は十五夜のほかに
十三夜、十日夜(とおかんや)を加えて三月見と呼ばれることがあります。
それぞれ旧暦の8月15日、9月13日、10月10日で、
今の(新暦の)何日にあたるか毎年違うのはご存知の通り。

今年は十五夜が9月15日、十三夜が10月13日と、夜名が日付と一致する珍しい年です
(もちろん月は旧暦の翌月ですが)。
調べてみると両者が一致するのは1951年以来で65年ぶり。
今年はさらに十夜も11月10日と日付が揃います。
ここまで一致する年は20世紀にはなく、いつ以来なのか手元の表では分かりませんでした。

さて、日本では古来「月見れば千々に物こそ悲しけれ」など数多く月が詠まれ
唐詩にも李白の「月下獨酌」をはじめ頻繁に月が登場します。
西洋だと月そのものというより、月光が詩的な情緒に結びついていたでしょうか。

孟浩然の詩に「松月生夜涼/風泉滿清聽」という一節があります。
松にかかった月が夜の涼しさを生み、風にさわぐ泉が清々しさに満ちて聴こえる、
といった意味でしょう。何人もの西洋の詩人がこの詩から訳詞を作り
そしてそれを素材にマーラーが歌曲交響曲「大地の歌」を作曲しました。

マーラーの歌詞ではこの部分が8行にも拡大され、
「月は青い天の海をのぼり」(der Mond am blauen Himmelssee herauf)、
泉の響きに「花は寂光の中で青白く見える」(Die Blumen blassen im Dammerschein)と、
淡い色彩感をもってゆったり歌われます。
唐詩の表現からはかなり変化していますが、これもまた見事な月の詩情です。
 
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Posted by sara1116 at 22:00Comments(0)clip!月の暦

2016年08月31日

2016年9月 星空情報と月の暦

9月になると日没時刻が早くなり
夕方早い時間帯から星が見えるようになってきます。
また9月に入ると明け方の空で黄道光が観望好期に入ります。
黄道光は空気の澄んだところでしか見えませんが
山などへ行く機会があったら黄道に沿って
光の帯が伸びているのを探してみましょう。

今月は15日の「中秋の名月」が一番の楽しみです。
美しく夜空を照らす月を眺めてみましょう。
丸く明るい月だけでなく細い月も見もので、3日には夕空で金星と大接近し
29日には明け方の空で水星と並びます。

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15日は中秋の名月ですが、満月は17日ですので、今年は少し欠けた月になります。
中秋の名月とは秋の真ん中の日、仲秋(陰暦8月)15日の月のことで
必ずしも満月と同日にはならないのです。

中秋の名月は別名芋名月といい、昔から里芋を供える習慣がありました。
日本人の主食が里芋だった名残だとも言われます。
日本では、お月見は中秋の名月と後の名月(十三夜)の両方の名月を見るものとされ
どちらか片方だけ見るのは片見月として忌み嫌われました。
2016年の十三夜は10月13日ですから、中秋の名月を見た方は
忘れずに十三夜も眺めて下さい。

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pin42016年9月の主な天文現象

スライド33


1日
アフリカで金環日食(日本からは見られない) 
新月:18時03分

3日
海王星が衝。 
細い月と金星が大接近、木星も並ぶ

5日  
夕方、月とスピカが並ぶ

7日
月が最遠:3時45分(視直径29分30秒)
火星が東矩:8時0分
白露:13時51分。(太陽黄経165度)

8日
夕方〜宵、月と土星が並ぶ

9日
上弦:20時49分
夕方〜宵、月と土星が並ぶ(前日とは並び方が変わります)
9月 ペルセウス座ε流星群が極大:13時(条件良好)

13日
水星が内合

15日
中秋の名月

17日
満月:4時5分
半影月食(未明〜明け方、満月がわずかに暗くなります)3:54 地平高度18°
月が、薄い半影の中だけを通過する月食です。
目ではよくわからなくて、写真を撮ると月の一部が暗くなっているのが分かります。

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・もう少しで本影月食
9月17日に日付が変わってから深夜に起こります。
月は地球が作る影の南側を通過していきます。
8月18日とは反対に、今回の食分は0.93ということで、本影の近くまで大接近します。

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19日
敬老の日 / 彼岸の入り
月が最近:2時0分(視直径33分00秒)
はくちょう座 χ(3.3-14.2等 408日)が極大光度

21日
深夜〜翌22日明け方、月とアルデバランが大接近
水星が留

22日
秋分の日 / 秋分(太陽黄経180度)
アルデバランの食:8時29分(東京潜入,出現9:19)

23日
下弦:18時56分

26日
木星が合:6時49分

28日 
明け方、細い月とレグルスが大接近

29日
水星が西方最大離角:4時27分(-0.5等,離角17°9)
(明け方の東の低空に見えます)
明け方、細い月と水星が並ぶ
 

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アフリカ大陸やマダガスカルで金環食

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9月1日に金環日食が起こります。
残念ながら日本では見ることができませんが、大西洋の南東部からアフリカ大陸、
マダガスカルやインド洋などで、金環食を見ることができます。

全世界で考えると、前回金環日食が起こったのは2014年4月29日でした。
ただし、金環食は南極のごくわずかな地域で見られただけでした。
また、次回金環日食が起こるのは2017年2月26日です。
残念ですが、このときも日本では日食を見ることはできません。

日本で次に金環食を見ることができるのは、2030年6月1日です。
このときは、北海道のほとんどの地域で金環食を見ることができます。

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参照元:http://tg.tripadvisor.jp/eclips/

皆既日食: 月が太陽を全部隠す日食
金環日食: 月の周りから太陽がはみ出して見える日食
金環皆既日食: 地域によって皆既、金環日食のいずれかが見える日食
部分日食: 月が太陽の一部分のみが隠す日食 

地球と月の公転運動がうまくあった時におきる現象で
太陽−月−地球という順番で一直線に並んだ時に起こります。
この位置関係になった時に、太陽が見える場所に居れば、絶対見えるわけではありません。
月によって、太陽の一部が隠された様子が見えるのが「部分日食」。
太陽の全てが隠されてすべてが見えなくなるのを「皆既日食」。
月が太陽の全てを隠しきれず、太陽が環のように見えるのを「金環日食」と言います。 

9月3日 細い月と金星が大接近、木星も並ぶ

9月3日
 
名月や満月と対極にあるのが、新月前後の細い月です。
とくに今月は3日の細い月と29日の細い月が
それぞれ金星、水星と並んで見え、美しい光景となります。

3日の接近は、夕方の西の空で起こります。
日没(東京で夕方6時過ぎ)の後しばらくしてから西の低空を眺めると
マイナス4等級と明るく輝く宵の明星の金星と月齢2の細い月が
すぐそばに寄り添っているのが見つかるでしょう。
月の暗い部分がうっすらと光る地球照も見えるはずです。

日没間もないころには空が明るいので、月と金星が
なかなか見つけられないかもしれません。
コンパスやスマートフォンのアプリで方角をよく確かめておきましょう。
かなり低いので、見晴らしがよい場所で眺めてみてください。
空が澄んでいれば、右下のほうに木星も見えるでしょう。

9月3日 細い月と金星が大接近

9月3日の夕方、西の低空で月齢2の細い月と金星が大接近。
地球照を伴った幻想的な細い月と金星の共演は、数ある月と惑星の接近の中でも
随一の美しさで、大接近となればさらに見事な光景。
日の入り30分後の高度は5度ほどしかないので、見晴らしが良いところで観察してみよう。
地上風景と共に写真に収めるのも面白い。さらに低いところには木星も並んでいる。
双眼鏡で探してみよう。月と金星の次回の共演は10月4日。

中秋の名月
今年の中秋の名月は9月15日です。

中秋の名月

15日 中秋の名月、満月は2日後。

7月の七夕や8月の伝統的七夕、ペルセウス座流星群が夏の風物詩とすれば
「中秋の名月(十五夜の月)」は秋の風物詩と言えるでしょう。
暑さが和らぎ過ごしやすくなってきた秋の夜空に白く丸い月が浮かぶ光景は
たいへん美しいものです。お供え物をして、お月見を楽しみましょう。

15日の十五夜の(ほぼ真ん丸の)名月や17日の満月だけでなく
半月や細い月も興味深い観察対象です。
月の欠け際部分は太陽光が横から当たることによって
クレーターが立体的に見えるので、とくに面白いでしょう。

中秋の名月(十五夜)
 
満ち欠けだけでなく、月の縁に近い部分の見え方が変わったり
見かけの大きさが変化したりすることも、意識してみるといっそう面白くなります。
縁付近の見え方が変わるのは月がふらつくために
地球に向けている面が微妙に変わるため、大きさが変わるのは
月が楕円軌道を公転しており、地球との距離が変わるからです。
デジタルカメラで大きく撮影すると変化がわかりやすいでしょう。

「中秋の名月」とは、太陰太陽暦(注)で8月15日の夜の月のことをいいます。
農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもあります。
中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。

十五夜
 
今年は中秋の名月が9月15日、その翌々日の9月17日4時5分が満月と
中秋の名月と満月の日が2日ずれています。
中秋の名月は、新月となる日から数えて15日目の夜の月のことを指し
満月は、地球から見て月と太陽が反対方向になった瞬間の月を指します。
このように、それぞれ決め方が違うことから、日付にずれが生じることがあるのです。
前回中秋の名月と満月が2日違いだったのは2007年と、9年も前のことでしたが
次に2日違いとなるのは来年(2017年)です。

また、太陰太陽暦での9月13日の夜を「十三夜」と呼び
日本ではその夜にもお月見をする習慣があります。
十三夜は、「後(のち)の月」「豆名月」「栗名月」とも呼ばれます。
今年の十三夜は10月13日です。

注:明治以前の日本で使われていた暦。
月の満ち欠けを元に1か月の日付が決められていた。

月を目印に水星を探そう
水星が日の出前の東の空で見つけやすくなっています。

水星が見頃
 
29日は細い月の下に水星も見つかります。
月や夕空の金星よりはずっと暗いものの、0等級で輝いているので
月を目印にすれば肉眼でも見えるはずです。ぜひ忘れずに探してみてください。
空が明るいので位置をしっかり確かめておくこと、低空まで見晴らしがよいところで
観察することなどは、夕方の細い月と同じポイントです。
地球照が見えるのも同様です。一方で、夕方と明け方では気温や
町の雰囲気などが変わるので、同じような細い月であっても
違った感覚で見えるかもしれません。

水星は、普段は高度が低く見つけづらい惑星です。
しかし、29日に西方最大離角を迎えるため、9月26日から10月2日まで
日の出30分前の高度が東京では10度を超え、たいへん観察しやすくなります。
この機会に、ぜひ水星を見つけてみませんか。

0929
 
9月の末頃には、日の出前の東の空に細い月が見えます。
特に29日は月が水星のすぐ右上にありますので、月を目印にして
水星を探すことができる絶好のチャンスです。
日の出の1時間から30分くらい前の、空があまり明るくならないうちに
東側にさえぎるもののない場所で、地平線近くを探してみましょう。
双眼鏡を使うと、肉眼で探すより、水星も月もずっと見つけやすいでしょう。
(ただし、双眼鏡で太陽を見ないよう十分注意してください。)

30日にも月は水星の近くにありますが、位置関係が逆になり
月が水星の下に位置するようになります。
月はさらに細くなり、高度も低くなりますので、29日よりも見るのが難しくなりそうです。 

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参考サイト

国立天文台 | ほしぞら情報
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/
Nikon | 星空案内 |  
AstroArts : 星空ガイド
星空ガイド 
つるちゃんのプラネタリウム
天文現象 - 大崎生涯学習センター
星空情報

◎用語解説
極大(きょくだい)・・・条件が最もいいときのこと
(く)・・・地球から見て太陽と90°離れた状態
視直径(しちょっけい)・・・地上から見た星までの角度
(しょう)・・・地球に一番近い状態
星食(せいしょく)・・・星や惑星が月に隠れる現象
等級(とうきゅう)・・・星の明るさの単位。数字が小さいほど明るい
°(ど) ′(ふん) ″(びょう)・・・角度の単位
離角(りかく)・・・太陽から離れている角度  

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pin4 2016年9月の月の暦 ☾*

月暦  

 新月 *   1日 18:03
 上弦 *   9日 20:49
 満月 * 17日 04:05
 下弦 * 23日 18:56

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 満月の12カ月 
アメリカ先住民は、各月の満月に様々な名前をつけていました。
その多彩なネーミングに、彼らの想像力の豊かさが表れています。  

9月:Harvest Moon(収穫月)
最も馴染み深い名前の満月である9月のHarvest Moon(収穫月)は
作物を収穫する秋分後の時期を表しています。
また、夜間の収穫を助けてくれる9月の満月の特別な明るさや
月の出が早いことも表しています。
ほかには、Corn Moon (トウモロコシ月)やBarley Moon (大麦月)
Fruitmoon (果実月)、Spiderweb on the ground at dawnmoon (夜明けの地上の蜘蛛の巣月)
という名前もあります。 


9月の月の見え方

夕方の西の空では、低空ながら宵の明星の金星が目立っています。
とくに3日に細い月と大接近する光景は見逃せません。
見晴らしの良いところで眺めてみましょう。

この細い月はだんだん太くなり、15日には中秋の名月(十五夜)となります。
満月の2日前で、少し欠けているのが肉眼でもわかるかもしれません。
満月の17日は未明に半影月食が起こります。
そして再び細くなっていく月は、29日の明け方に東の低空で水星と並びます。
いろいろな月を楽しんでみましょう。

秋の風物詩「中秋の名月」
月の満ち欠けがきっちり1日単位ではないので
中秋の名月(十五夜)が満月とは限りません。
近場で十五夜が満月だったのは2013年。
次回はなんと・・・2021年です。

昨年は、中秋の名月と満月の日が1日遅れの年でしたが
今年は、9月17日が満月なので、中秋の名月は、2日前になります。
といっても僅か2日程度のことなので、肉眼では、ほぼ真ん丸の
素晴らしい満月を見ることができるでしょう。

ちなみに、これからの中秋の名月と満月の関係は下記のようになります。
 
                   中秋の名月(十五夜)          満月
2014年(平成26年)   9月8日                 9月9日
2015年(平成27年)   9月27日               9月28日
2016年(平成28年)   9月15日               9月17日
2017年(平成29年)   10月4日               10月6日
2018年(平成30年)   9月24日               9月25日
2019年(平成31年)   9月13日               9月14日
2020年(平成32年)   10月1日               10月2日
2021年(平成33年)   9月21日               9月21日

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「中秋の名月」には月を眺めて、供え物をするなどといった習慣がありますが
そもそも「中秋の名月」とはなんでしょう。
「中秋の名月」とは”秋の真ん中に出る満月”の意味で
 
旧暦では
1月〜3月を春
4月〜6月を夏
7月〜9月を秋
10月〜12月を冬
 
としていたことから、8月は秋のちょうど真中であり
8月15日の夜に出る満月ということで、そう呼ばれるようになりました。
現在用いられている新暦では1ヵ月程度のズレが生じるため
9月7日から10月8日の間に訪れる満月の日を十五夜・中秋の名月と呼んでいます。

◇「中秋の名月」と「仲秋の名月」どちらが正しい?

まず「中秋」とか「仲秋」と書いて「ちゅうしゅう」と読みますが
これはどういう意味でその違いはあるのでしょうか。
実は、「中秋の名月」と書いても「仲秋の名月」と書いても正解。
ただ、漢字によって意味が違うのです。

中秋の名月
秋のちょうど真ん中の日を中秋といい、8月15日が中秋にあたります。
そのため、中秋の名月=8月15日の名月という意味になり
十五夜のときは中秋の名月と書く場合が多いのです。

仲秋の名月
旧暦の秋は7月・8月・9月。
7月を初秋、8月を仲秋、9月を晩秋といいました。
つまり仲秋とは8月の別称で、仲秋の名月=8月の名月という意味になります。
 
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Posted by sara1116 at 22:00Comments(0)clip!月の暦

2016年07月28日

2016年8月の星空情報と月の暦

8月といえばペルセウス座流星群。13日未明が一番の見ごろになりそうです。
空を広く見渡して流れ星を待ちましょう。
下旬には宵の南の空で火星と土星、アンタレスが集合します。
日々並び方が変わっていく様子に注目してみてください。

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伝統的七夕のころには全国的に梅雨明けしていることが多く
晴れた夜空に出会える確率が高くなります。
7月7日の夜9時ごろには東の空に見えていたベガとアルタイルは
伝統的七夕の夜9時には頭の真上あたりまで高く上っています。
南西の空に見える半月が沈むと、空が暗いところでは
ベガとアルタイルの間に天の川も見えるかもしれません。

伝統的七夕に合わせ、省エネや暗い夜空などについて考える
ライトダウンキャンペーンも行われています。
8月9日の「伝統的七夕」の夜は空を見上げて織り姫星と彦星を見つけ
星や宇宙に、そして地球にも、思いを馳せてみてください。

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 1日から7日は「星空に親しむ週間」
 
毎年8月1日から7日は「スター・ウィーク〜星空に親しむ週間〜」です。
「スター・ウィーク」は、子供から大人まで幅広く
星空に親しんでもらおうというキャンペーンです。
子供たちは夏休みで、少し夜更かしができる時期でもありますので
この機会に星空を眺めてみてはいかがでしょうか。
全国各地で、天体観望会などのスター・ウィーク協力イベントも開催されます。

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 スター・ウィーク


 伝統的七夕

七夕は古くからの行事で、もともとは旧暦の7月7日に行われていました。
この旧暦7月7日(※)は「伝統的七夕」と呼ばれています。
伝統的七夕の日は毎年日付が変わり、今年の場合は8月9日です。
※旧暦は現在公的には使われていないため、伝統的七夕の日は
「太陽太陰暦と同じような方法で求めた7月7日に近い日」として
太陽の位置や月の満ち欠けをもとにして決められます。
 
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「伝統的七夕」は、太陰太陽暦(いわゆる旧暦)の7月7日にちなんだ
かつての七夕のことです。この日の宵空には、七夕の星々が空高く昇り
上弦前の月が南西の空に輝きます。
現在使われている暦では伝統的七夕の日は毎年変わります。
織姫星(こと座の1等星ベガ)と彦星(わし座の1等星アルタイル)、
そして、夜空の暗い場所でしたら、天の川をさがしてみましょう。
2011年から展開されている「伝統的七夕ライトダウンキャンペーン」では
伝統的七夕の日を中心に、不要な照明を消して星空を見ようと呼びかけています

2016年の伝統的七夕の日は8月9日です。

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関連リンク
伝統的七夕について(よくある質問)


 ペルセウス座流星群が極大
ペルセウス座流星群は毎年8月12日、13日頃を中心に活動する流星群です。

ペルセウス座流星群が極大

ペルセウス座流星群は、とても観察しやすい流星群です。
毎年、ほぼ確実に、たくさんの流星が出現することがその理由のひとつです。
1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とともに
「三大流星群」と呼ばれています。
活動が極大(注)の頃に夜空の暗い場所で観察すれば、最も多いときで
例年40個以上の流星を見ることができます。
また、流星群の活動期間が多くの方の夏休みやお盆休みに重なっているため
夜更かしをしやすかったり、星のよく見える場所に行きやすかったりすることも
理由に挙げられます。さらに、「しぶんぎ座流星群」と
「ふたご座流星群」の活動は冬の寒い時期に当たりますが
ペルセウス座流星群の活動は夏の盛りに当たりますので、観察時の寒さについて
あまり心配する必要がありません。

注:流星群の活動における「極大」とは、観察場所や月の条件などは考慮せず
流星群自体の活動が最も活発になること、またはその時期をいう。

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pin42016年8月の主な天文現象

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3日
05時45分:新月
 
7日
立秋(太陽黄経135度)
立秋以降は残暑見舞い。
 
5日
夕方、細い月と水星が並ぶ
 
6日
細い月と木星が接近 
12時30分:月が木星の南00°13′を通る
 
7日 
立秋(こよみの上で秋の始まり)
 
8日  
夕方〜宵、月とスピカが並ぶ
 
9日
伝統的七夕(旧七夕)

9日 伝統的七夕

10日
月が最遠:9時5分(視直径29分33秒)
 
11日
03時21分:上弦 / 山の日
 
12日
夕方〜深夜、月と土星が接近
06時50分:月が火星の北08°09′を通る
20時47分:月が土星の北03°40′を通る

8月12日の夕方から深夜、月齢10の上弦過ぎの月と土星が接近して見える。
並んだ様子を肉眼や双眼鏡で眺めたり、天体望遠鏡でそれぞれを拡大観察したりしてみよう。
月と土星の下では、こちらも接近中の火星とさそり座のアンタレスが赤さを競い合っている。
この夜はペルセウス座流星群の極大だ。月や土星、火星たちが沈んだころから
流れ星が見やすくなるだろう。月と土星の次回の接近は9月8日と9日。
 
2016年8月12日
 

22時頃、ペルセウス座流星群が極大
(見頃は13日未明。1時間に45個程度。夜半頃月が沈んだ後は条件がよい)

12〜13日ごろ ペルセウス座流星群

 14日
土星が留
22時01分:月が最南(赤緯-18°28.9′)
 
17日
水星が東方最大離角(夕方の西の低空に見えます)

17日には夕刻の西空で水星が東方最大離角を迎えます。
この日の水星は、午後7時の地平線高度が約5度。
大変低い位置にありますが、近くの金星と木星を目印に
西の地平線近くを双眼鏡で捜してみて下さい。

水星が東方最大離角
 
月末になると金星と木星は更に接近します。
地平線高度が5度近くでかなり低くなってしまいますが
明るい2惑星ですから空が地平線近くまで開けた場所を捜して見てみましょう。

水星が東方最大離角2
 
18日
18時27分:満月 次の満月は9月17日
半影月食
 
19日  
21時03分:月が海王星の北01°04′を通る
 
20日
このころ、夕方に水星と木星が接近
 
21日  
11時53分:月が赤道通過、北半球へ
 
22日
10時19分:月の距離が最近(0.955、36万7050km、視直径32.5′)
18時57分:月が天王星の南03°01′を通る
 
23日
処暑(太陽黄経150度)
 
24日  
このころ、夕方〜宵に火星とアンタレスが大接近

宵のころ、南の空に見えているさそり座の1等星アンタレスに、火星が接近中。
火星は4月下旬に一度アンタレスに近づいた後はしばらく遠ざかっていたが
6月下旬を境に再び近づき始め、8月24日に最接近する。
日々眺めていると、その間隔が変化していく様子を実感できるだろう。

アンタレスという名前は「火星に対抗するもの」という言葉に由来するが
その名のとおりに2つの星が明るさや赤さを競い合っているように見えて面白い。
色がとくに印象的な火星とアンタレスの星の共演は、大いに人目を引き話題になるだろう。
また、2つの星の上に見えている土星にも注目しよう。
火星と土星の最接近は8月25日ごろ 

2016年8月火星とアンタレス

25日
12時41分:下弦
このころ、夕方〜宵に火星と土星が接近
 
26日
00時34分:月とアルデバランが最接近(00°26′)
 
27日
20時19分:月が最北(赤緯+18°27.3′)
 
28日 
このころ、夕方に金星と木星が大接近
 
30日
水星が留
 
31日
二百十日

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moon_sepia「伝統的七夕」

伝統的七夕

七夕は旧暦7月7日の行事でしたが、明治の改暦で新暦(現在の暦)の
7月7日に行うのが一般的となりました。そのために現在の七夕の日は
旧暦の七夕よりも約一ヶ月も早くなってしまったのです。
 
旧暦の七夕は現在の8月にあたることが多く、梅雨も明け
夜8時にもなれば織姫星と彦星が空高く輝いています。
また、旧暦は月の満ち欠けをもとにしているので、七夕の夜には
決まって半月状の月が南西の空に浮かんでいます。
織姫はこの月の舟を漕いで彦星に逢いに行き、人々はその舟に願いを託すのです。
現在では国立天文台がこの旧暦の七夕を「伝統的七夕」(※)として広く報じており
2016年は8月9日が伝統的七夕の日になっています。
 
(※「伝統的七夕」・・・二十四節気の処暑を含む日かそれよりも前で
処暑に最も近い新月の瞬間を含む日から数えて7日目と定義されます。)
 
なお、2030年までの伝統的七夕の日は、以下の通りです。
2016年 8月  9日  2024年8月10日
2017年 8月28日  2025年8月29日
2018年 8月17日  2026年8月19日
2019年 8月  7日  2027年8月  8日
2020年 8月25日  2028年8月26日
2021年 8月14日  2029年8月16日
2022年 8月  4日  2030年8月  5日 

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moon_sepia今年のペルセウス座流星群

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今年(2016年)のペルセウス座流星群はたいへんよい条件で観察ができます。
条件がよい理由のひとつは、8月11日が上弦のため、夜半頃に月が沈むことです。
その後は月明かりの影響がない暗い空で観察ができ、暗い流星まで見ることができます。
もうひとつの理由は、極大が日本時間の8月12日22時頃と予想されており
日本で流星を観察しやすい時間帯に近いことです。 
また、今年は普段の年よりも流星群の活動が活発で
例年より多くの流星が見られるかもしれないという予想もあります。

さらに知りたい方へ・・・
流星群とはどのような現象かについては流星群とはを
ペルセウス座流星群の概要についてはペルセウス座流星群をご覧ください。


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 月明かりの影響
なるべく、月が沈んでから観察することをおすすめします。
月明かりがあるときに観察する場合には、月が視野に入らないようにしましょう。
今年は11日が上弦(半月)、18日が満月です。
観察に最も適している11日から13日の夜には、日の入り後空が暗くなる頃には
もう月は空にあり夜半頃になって沈みます。

上弦を過ぎた月は明るく、月が出ている間は暗い流星は
月明かりにまぎれて見ることができません。
月が夜半頃に沈んで月明かりがなくなると、暗い流星まで見ることができるようになります。
なるべくなら、月が沈んだ後に流星を観察することをおすすめします。
月明かりがあるときに観察をする場合には、月がなるべく視野に入らない方向を向いて
観察をするのがよいでしょう。
月明かりに負けない明るい流星が現れることを期待しましょう。



moon_sepia火星・土星・アンタレスが接近

火星・土星・アンタレスが接近
 
宵の南西の空には、火星と土星が仲良く並んで輝いています。
そのすぐそばには、さそり座の1等星アンタレスを見つけることができます。
12日には、前日上弦を迎えた月が、見かけ上、火星と土星に近づきます。
月と明るい星たちが競い合うように輝くようすが目を引くことでしょう。

地球のまわりを公転している月は、背景の星に対して
西から東へと、日々位置を変えていきます。
12日を中心にした前後何日間かは、火星と土星の近くを、日に日に
形を変えながら移動していく月にも注目しましょう。

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月に比べると速さはゆっくりしていますが、火星も徐々に位置を変えていきます。
24日には、火星が、土星とアンタレスの間に割って入るようにアンタレスに接近します。
0等級の火星と土星、1等級のアンタレスと、明るい3つの星が
一直線上に並ぶようすを楽しみましょう。

moon_sepia24日ごろ 火星とアンタレスが大接近
  土星と共に3つの星がまっすぐ並ぶ

火星とアンタレス

宵のころ、南から南西の空のやや低いところに、明るい星が3つ見えています。
一番明るい赤い星が火星、次に明るい黄白色の星が土星、
残る赤い星が「さそり座」のアンタレスです。
今年は春ごろからこの3天体がずっと集まって見えていました。
とくに火星は4月下旬に一度アンタレスに接近した後
6月末までは遠ざかっていましたが、7月から再び近づきはじめました。

8月に入ると火星とアンタレスの間隔はさらに小さくなり
土星を含めた3つの星でできる三角形の形状もどんどん変化していきます。
スケッチや写真で記録しておくと、その変化がよくわかります。
12日ごろには正三角形に近くなり、土星のそばに
半月も並んで面白い光景となるでしょう。

そして8月24日、火星とアンタレスが最接近します。
明るく赤い2つの星がすぐそばに並んで輝く光景は必見です。
また、この日は「土星・火星・アンタレス」の順で
3つの星がまっすぐに並ぶ様子も見ものです。 

moon_sepia28日ごろ 金星と木星が大接近、中旬ごろには水星も並ぶ

28日ごろ 金星と木星が大接近、中旬ごろには水星も並ぶ
 
中旬以降、夕方の西の空で水星と金星、木星が集まって見えます。
日没30分後の高度が約5度とかなり低いので
見晴らしの良いところで探してみましょう。

まず、マイナス4等級ととても明るい金星を見つけましょう。
いくら金星が明るいとはいえ、日没からすぐのころは空も明るいので
なかなか見つけられないかもしれません。
コンパスやスマートフォンの星座アプリで方角や金星の位置をよく確かめて
双眼鏡で探すと見つけやすくなります。

金星が見つかったら、それを目印として水星や木星を探しましょう。
28日には金星と木星が大接近するので見逃せません。
低空ではありますが、ぜひ観察に挑戦してみてください。

参考サイト

国立天文台 | ほしぞら情報
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/
Nikon | 星空案内 |  
AstroArts : 星空ガイド
星空ガイド 
つるちゃんのプラネタリウム
天文現象 - 大崎生涯学習センター
星空情報

◎用語解説
極大(きょくだい)・・・条件が最もいいときのこと
(く)・・・地球から見て太陽と90°離れた状態
視直径(しちょっけい)・・・地上から見た星までの角度
(しょう)・・・地球に一番近い状態
星食(せいしょく)・・・星や惑星が月に隠れる現象
等級(とうきゅう)・・・星の明るさの単位。数字が小さいほど明るい
°(ど) ′(ふん) ″(びょう)・・・角度の単位
離角(りかく)・・・太陽から離れている角度  

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 pin4 2016年8月の月の暦 ☾*

月暦 

    新月 *    3日 05:45
   上弦 * 11日 03:21
   満月 * 18日 18:27
   下弦 * 25日 12:41

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2016年は3回の半影月食

月食は、満月が地球の影に入り込む現象です。
今年は、地球の影の濃い部分である本影にすっぽり入り込む皆既(かいき)月食は起こらず
本影の外をぼんやりと取り巻く薄い影に入り込むだけの半影(はんえい)月食が3回起こります。

1回目は、3月23日の宵に起こります。
20時ごろには月がわずかに薄暗くなっているはずですが
月が半影に少しだけ入り込む浅い月食ですので、注意しないと気付かないかも知れません。
2回目は、8月18日の夕方に起こります。
18時42分が最大ですが,半影をわずかにかすめるだけなので、変化はほとんど分からないでしょう。
3回目は、9月17日の明け方に起こります。
本影の近くまで深く入り込むので、3月や8月の月食と比べれば,変化ははっきりしているでしょう。

肉眼では分かりづらくても、写真では意外とはっきり写るものです。
月面上の濃淡を写し出すには、露出オーバーにならないようにするのがコツです。
ぜひ写真撮影にチャレンジしてみましょう。
なお、日本で見える次回の部分月食は2017年8月8日未明。
皆既月食は、2018年1月31日の宵です。

半影月食

満月の12カ月 
アメリカ先住民は、各月の満月に様々な名前をつけていました。
その多彩なネーミングに、彼らの想像力の豊かさが表れています。  

夏の夜空に轟く雷、灼熱の8月の夕暮れどきに、東の空を紅く染める満月。

8月:Sturgeon Moon(チョウザメ月)
チョウザメの豊漁にちなんで、北米の漁民は8月の満月を
Sturgeon Moon(チョウザメ月)と呼びました。

また、Green Corn Moon(青トウモロコシ月)、Grain Moon(穀物月)
Cornmoon (トウモロコシ月)、Woodcuttermoon (樵月)
あるいはRed Moon(赤月、紅月。夏のもやで赤みを帯びることがよくあるため)
という呼び方もあります。 

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1年間の星空と天文現象を解説 
ASTROGUIDE 星空年鑑 2016

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2016年06月25日

2016年7月の星空情報と月の暦

7月の前半は梅雨のシーズン。
次第に蒸し暑さが増してきて雨量も多くなり
集中豪雨といった言葉がよくきかれるようになるのもこの頃です。
そして7月も後半になると梅雨が明けて一気に夏の到来。
天候が安定してきて晴れの日が多くなってきますので
天体観測には良い時期の到来といえるでしょう。
ただ、大気中の水蒸気が多くなって空の透明度は落ちてくるのが難点ですが。

7月の夜空には七夕の星や木星・火星・土星など見どころがいっぱいです。
月のクレーターや木星の模様、土星の環など
望遠鏡ならではの観望が楽しめます。

000011682
 
七夕は例年梅雨で星が見にくいものですが
織り姫と彦星は都会の空の下でもよく見える明るい星です。
晴れ間がのぞいたらぜひ空を見上げてみて下さい(夏の星座を探してみよう)。
今年は月明かりもなく、晴れれば星空を見るのに良い条件です。
曇ってしまったら来月9日の旧暦七夕を待ちましょう。

惑星は、5月〜6月にかけて衝を迎えた火星と土星が夜半前の空で見頃です。
7日に衝となる準惑星の冥王星は、暗くて肉眼では見えません。
初心者が見るのは難しい星ですので、見たい方は公共天文台の
観望会などで見せてもらいましょう。

7月下旬になると8月のペルセウス座流星群も流れ始めます。
7月中旬〜8月中旬は幾つかの流星群が活動をしており
一年の中でも特に流れ星が多い時期となっています。

月(月の出・月没・輝面率・月の位置等)の関係から
天体観測に適しているのは7月12日までか24日以降と思われます。
月があれば、完全に天体観測不可能ではありませんが
より良い天体観測をしていただくには月の明るさは重要はポイントです。
ただ空気温乾燥度が良ければ満月前後でも、想像以上に天体観測が楽しめます。

7月15-16日 火星と土星に明るい月が接近
日没後の南の空で、火星、土星、月、さらにさそり座の一等星「アンタレス」が
接近している様子が見えます。
火星とアンタレスはどちらも赤い星なので、近くで輝いていると
まるで赤さ比べをしているようにも見えます。どちらが赤いと思いますか?

sky-s


line_kusatuki3


pin42016年7月の主な天文現象

スライド29


1日(金)
月が最近:15時40分(視直径32分38秒)
半夏生:19時14分。太陽の黄経が 100度になる。

2日(土)
アルデバランの食(東京潜入:14時8分,東京出現:15時07分)

4日(月)
新月:20時1分

5日(火)
地球が遠日点を通過(1.017au. 152103775km):1時24分

7日(木)
小暑:1時3分。太陽の黄経が 105度になる。
水星が外合:9時17分

8日(金)
準惑星 冥王星(小惑星番号134340)が衝:3時25分(いて座,+14.1等)
夕方、細い月とレグルスが並ぶ

9日(土)
へび座 R(周期356日,変光範囲5.2等-14.4等)が極大光度
月と木星が大接近

11日(月)
いて座 R(周期270日,変光範囲6.7等-12.8等)が極大光度

12日(火)
上弦:9時52分
夕方〜深夜、月とスピカが接近

13日(水)
天王星が西矩:10時47分
月が最遠:14時24分(視直径29分33秒)

16日(土)
かに座 R(周期362日,変光範囲6.1等-11.8等)が極大光度
夕方〜翌17日未明、月と土星が接近

17日(日)
金星と水星が 0°32′ に接近:2時39分

18日(月)
海の日

19日(火)
夏の土用の入り:15時3分。太陽の黄経が 117度になる。
夏の土用入りから立秋までの間に暑中見舞いを出す。

20日(水)
満月:7時57分

22日(金)
大暑:18時30分。太陽の黄経が 120度になる。

23日(土)
準惑星(1) ケレスが西矩:7時36分

24日(日)
小惑星(3) ジュノーが東矩:6時0分

27日(水)
下弦:8時0分
月が最近:20時37分(視直径32分19秒)

28日(木)
みずがめ座 δ南流星群が極大(条件悪)

30日(土)
やぎ座 α流星群が極大(条件良)
未明〜明け方、細い月とアルデバランが接近

line_kusatuki3
 


◆月が木星に接近

日の入り後の西の空では、木星が明るく輝いています。
7月9日には、木星のすぐ下側に月が見えます。
明るい木星と月の接近は、夕方の西空でひときわ目を引くでしょう。

chart (1)
 
9日の夕方から宵にかけて、月齢5のやや細い月と木星が
西の空で大接近して見えます。月と木星の間隔は2度未満で
腕を伸ばした時の指の幅よりも狭い距離まで近づいています。

肉眼でも楽しめますが、双眼鏡やフィールドスコープで少し拡大して観察すると
月の欠け際のクレーターや木星がいっそうはっきりと見えて、さらに面白くなります。
多くの天体望遠鏡が並べられた観察会では
「ほぼ同じ方向に向けられた2台の望遠鏡で月と木星を見比べる」
という体験ができるかもしれません。

moon_jupiter
 
 春から続いていた木星観察シーズンも、そろそろおしまいです。
今後木星は、見かけの位置が太陽に近づくにつれて
しだいに観察しにくくなっていきます。

9月26日に木星は合となります。
次に宵の空で木星が観察しやすくなるのは、木星が衝をむかえる
来年(2017年)の4月頃からとなります。

月が木星に接近
 

◆月が火星、土星に接近

5月末に地球に最接近した火星の見頃が続いています。
火星は、日の入り後の南の空に見えています。
火星の少し東側には、土星も見えています。
7月14日から16日にかけて、火星と土星の近くを
月が通り過ぎていくようすを観察することができます。

7月14〜16日にかけては、半月を過ぎやや丸くなってきた月が
「さそり座」のあたりに集合している火星・土星・アンタレスの近くを通り過ぎていきます。
並び方だけでなく月の形も毎日変わっていく様子がよくわかり、面白いでしょう。
木星の時と同様、天体望遠鏡で月と火星(そろそろ見納めです)
土星を観察するのも楽しみです。
この時季にはまだ3日続けて晴れるのは難しそうですが、好天を祈りたいですね。 

moon_mar_sat
 
土星よりも少し低い位置には、さそり座の1等星アンタレスが赤く輝いています。 
火星は西から東へと星空の中を移動し、7月から8月にかけて
少しずつアンタレスに近づいていきます。
アンタレスとは「火星に対抗するもの(アンチ・アレス)」という意味です。
火星とアンタレスが赤さを競い合いながら近づいていくようすをお楽しみください。

また、6月3日に衝となった土星が、観察の好機を迎えています。
土星の環は、小型望遠鏡でも観察することができます。
今年は、環が大きく開いた土星の姿を観察することができます。
土星は公転面から26.7度傾いた状態で、太陽のまわりを約30年かけて公転しています。
このため、地球から見た土星の環の傾きは
「真横→傾きが北に最大→真横→傾きが南に最大→真横」を約30年で繰り返します。
そして、土星の環の傾きは、その半分の約15年周期で変化していくように見えるのです。
望遠鏡をお持ちでない方は、この機会に科学館や
天文施設などで開催される観望会に参加してみてはいかがでしょうか。

月が火星、土星に接近
 
7月16日の夕方から17日の未明にかけて、月齢12の月と土星が接近して見えます。
並んだ様子を肉眼や双眼鏡で眺めたり
天体望遠鏡でそれぞれを拡大観察したりしてみましょう。
下にはさそり座のアンタレスが並び、離れて右のほうには火星も見えています。
月と土星の次回の接近は8月12日。

chart (2)
 

◆土星は地球の9倍の大きさ!

土星は大きさが地球の約9倍。そのほとんどがガスでできています。
特徴的な環は、直径約28万キロ(地球約7周分!)に対し
厚みはほんの20kmにも満たない程度です。
しかし近年、そのさらに外側に、直径約3600万km、厚み約120万kmの
目に見えない環が広がっていることが発見されました。

土星の環の傾き


◆7月28日(木) みずがめ座δ(デルタ)流星群

この季節には、21時頃から東の空に「みずがめ座」が昇ってきます。
月は深夜0時前に昇ってきますが、「下弦過ぎの月」なので比較的影響は少ないでしょう。
月末から8月始めにかけて、晴れていれば一晩中、数は少ないものの良い条件で
この流星群を見ることが出来ます。
流星の正体は、彗星から放出された小さな“塵”。
彗星の軌道を回り続ける塵の群れに地球が遭遇したときに
それらの塵が地球の大気圏に突入して、燃えて光輝きます。
それが地上から流星として見えるのです。

7月28日(木) みずがめ座δ
 
7月下旬から8月下旬はいくつもの流星群の活動が重なり
一年のうちで最も多く流れ星が見られるシーズン。
7月28日にみずがめ座δ(デルタ)南流星群、30日にはやぎ座α(アルファ)流星群が
活動のピークをむかえ、8月には、12〜13日のペルセウス座流星群、
18日のはくちょう座κ(カッパ)流星群が見られる。
ただし多いと言っても、ペルセウス座流星群の極大を除けば1時間あたり10個程度。

流れ星は、彗星や小惑星の通り道を毎年同じ時期に地球が通過し
そこに残されていた塵が地球の大気に飛び込んで
上空100km前後で発光して見える現象。
より多くの流れ星を見たければ、新月となる8月3日前後が好条件となるでしょう。

chart (3)
 

◆夏の大三角

大三角は春、夏、冬、それぞれにありますが(秋は大四辺形)
最も細長い形をしているのが夏の大三角でしょう。
そして濃い天の川を背景にしているだけに、一番迫力があるように思います。
7月中旬の21時前後でしたら、ほぼ真東の高度40度から60度付近に見えます。
こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブの3つの1等星で形作られています。
夏の大三角が東の空から昇ってくると、いよいよ夏だなと感じます。 
 
2016年の惑星の見ごろ

◆七夕

7月7日は七夕。秋のお月見とともに、古くから人々に親しまれている天文行事です。
「織り姫星(織女星:しょくじょせい)」「彦星(牽牛星:けんぎゅうせい)」は
どちらも夏の夜空に輝く1等星で、「織り姫星」は「こと座」のベガ、
「彦星」は「わし座」のアルタイルです。

七夕の頃には、ベガとアルタイルは夜9時ごろに東の空に見えています。
東の空を見上げると明るい星が3つ見つかりますが
このうち一番高いところにあって一番明るいのがベガ、ベガから
右下に離れたところにあるのがアルタイルです。
ベガの左下にあるもう一つの星は「はくちょう座」の1等星デネブで
この3つの星を結んでできる三角形を「夏の大三角」と呼びます。

tanabata
 
日付や時刻が変わると3つの星の高さや
位置関係が変わるので、どれがどの星か迷うかもしれません。
「3つのうち一番明るいのがベガ」
「ベガから遠く2番目に明るいのがアルタイル、ベガに近く一番暗いのがデネブ」と
覚えるとわかりやすいでしょう。

町明かりが少ない空の暗いところで、月明かりのない日時に
夏の大三角を見上げると、その中を通り抜けるように
天の川が流れているのが見えるかもしれません。
七夕伝説では、織り姫星と彦星は天の川の反対岸にいることになっていますが
実際の空でもベガとアルタイルの間に天の川が流れているというわけです。

midnight


pin42016年7月の天体観測の対象
              
金星
宵の明星。−3.9水星が等級近接して目るかも知れません。

木星
木星の観測には早い時間に向いているでしょう。不向きです。

土星
最適です
環の傾きも最良。カッシーニの隙間を見たいですね。

アルクトゥールス
全天で4番目に明るいオレンジ色の巨星 和名麦星 

スピカ
おとめ座の主星 和名真珠星。春の星ですがまだ見えます。

ミザールとアルコル
肉眼二重星。望遠鏡で見ると四重星。ミザールには観ようによって可愛い伴星あり。
この伴星とミザールは実視連星。

メグレズ
北斗七星で折れ曲がった所の3.32等級
これが肉眼でハッキリと確認できれば今日の観測は面白いとの目安。

コールカロリ
チャールズの心臓 二重星 色は白と青。
青い色が少々冷たい感じで不気味かもしれません。
2.9等級と5.5等級の組み合わせ。

レグルス
しし座の主星ですが、この時期はかすんで、地平線に没寸前

ベガ
織姫星。かなり高い位置です。全天で5番目の明るさの名に恥じない恒星。
夏の三角形の一つ。

アルタイル
彦星。夏の三角形の一つ

デネブ 
白鳥座の尻尾の星。夏の三角形の一つ。
 
アルビレオ
白鳥座の頭。全天で最も美しい二重星の一つ。
いよいよこの星が美しく見える季節です。
宮沢賢治の銀河鉄道の夜の「第九章ジョバンニの切符」に記述あり。

アンタレス
さそり座の主星。赤色超巨星。これも夏の主役でしょうか。
名前の由来に恥じない赤さが際立つ。

M3
猟犬座の球状星団。これも星団らしく分離させましょう。

M13
この球状星団の季節が来ました。
星団らしく恒星を分離して見ないと球状星団の醍醐味は半減。
この付近の緯度ではこの球状星団が一番ダイナミック。
下旬になれば観測の前半がお勧め。

M4
南中高度28度くらい。視直径の大きな球状星団でM13との対比が面白い。

M57
この季節です。惑星状星雲。本当にドーナツ状に確かに見えます。

M5
へび座の球状星団 M13に眼を奪われて忘れがち。

M20(三裂星雲)
散光星雲 遅い時間の方が良いでしょう。

M8(干潟星雲)
これも散光星雲 遅い時間の方良いでしょう。

M11
これまた遅い時間の方がダイナミックです。これも見方工夫で『なるほど!』です。
散開星団(200個位の星で構成されている)

M27(亜鈴状星雲)
太陽系に近い惑星状星雲。M57より視直径がはるかに大きい。

M24
いて座のスタークラウド 銀河の中心付近。
この周りには、とてつもなく沢山の星団・星雲があります。

M7
さそり座の散開星団。大きさかと明るさから双眼鏡向き
 

2005_07_15_20_Normal


参考サイト

国立天文台 | ほしぞら情報
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/
Nikon | 星空案内 |  
AstroArts : 星空ガイド
星空ガイド 
つるちゃんのプラネタリウム
天文現象 - 大崎生涯学習センター
星空情報

◎用語解説
極大(きょくだい)・・・条件が最もいいときのこと
(く)・・・地球から見て太陽と90°離れた状態
視直径(しちょっけい)・・・地上から見た星までの角度
(しょう)・・・地球に一番近い状態
星食(せいしょく)・・・星や惑星が月に隠れる現象
等級(とうきゅう)・・・星の明るさの単位。数字が小さいほど明るい
°(ど) ′(ふん) ″(びょう)・・・角度の単位
離角(りかく)・・・太陽から離れている角度  

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moonl_s

 pin4 2016年7月の月の暦 ☾*

月暦 

   新月 *   4日 20:01
   上弦 * 12日 09:52
   満月 * 20日 07:57
   下弦 * 27日 08:00

html
 
満月の12カ月
 
アメリカ先住民は、各月の満月に様々な名前をつけていました。
その多彩なネーミングに、彼らの想像力の豊かさが表れています。 

7月:Buck Moon(男鹿月)

Thundermoon(雷月)、Meadowmoon(草原月)、Corntasselmoon(トウモロコシの房月)

毎年ツノが生え替わるオスのシカは、7月にツノを再生し始めます。
ネイティブアメリカンは7月の満月にオスのシカにちなんだ名前を付けました。
ほかには、Thunder Moon(雷月。この月に夏の嵐が多発するため)
そしてHay Moon(干し草月。
7月に干し草の収穫があるため)という名前があります。 


fmoon

月の一日は月の出から、次の月の出までをいいますが
地球が24時間かけて自転する間に約13度地球の自転方向に公転するので
毎日、平均で50分程度ずつ月の出時刻は遅くなります。
これが月の一日で平均24時間50.47秒
人間の体内時間が25時間弱といわれていて
不思議な一致をみることができます。

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星空の楽しみ方 [ 高橋典嗣 ]
星空の楽しみ方

幸運を呼ぶ夜空と星月の風景 心ときめく星空散歩/鏡リュウジ【2500円以上送料無料】
幸運を呼ぶ夜空と星月の風景
心ときめく星空散歩

【中古】 月・大解剖 知ってて知らない身近な星 教えて!21世紀星空探検隊5/藤井旭(著者) 【中古】afb
月・大解剖 知ってて知らない身近な星
教えて!21世紀星空探検隊5

星座の見つけ方と神話がわかる星空図鑑 [ 永田美絵 ]
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星空の図鑑 [ ウィル・ゲイター ]
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星空ガイド2016 

【新品】【本】星空年鑑 ASTROGUIDE 2016
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2016年05月30日

2016年6月の星空情報と月の暦

梅雨に入り夜も短く、6月は星を見上げる機会が少なくなる季節ですが
梅雨の晴れ間が広がった日、薄明が終わる頃に天頂付近を見上げてみましょう。
オレンジ色の1等星が輝いています。
これはうしかい座 のアルクトゥルスという星で梅雨時の輝星らしく
雨夜の星(あまいのほし)、五月雨星(さみだれぼし)など
風情ある和名を持っています。また麦が熟れる頃に昇る星であることから
麦星・麦熟れ星・麦刈り星などの異名も持っています。
農事暦と共に生きた昔の人々の生活が偲ばれます。

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6月の天文トピックス
「夕空の金星、木星と月(6/20〜6/21)」
「金星と木星が接近(6/30と7/1)」
「月と土星が接近(6/1と6/29)」

火星と土星が見ごろです。天体望遠鏡で土星の環などを観察してみましょう。
今月中は、火星が土星やアンタレスからどんどん離れていくように見えます。
梅雨の合間の夜空で、火星の動きを確かめてみてください。

火星、土星が見ごろ
 
宵のころ、南東から南の空に明るい星が3つ見えます。
一番明るく赤っぽく見えるのは、先月末に地球と最接近して
見ごろを迎えている火星、二番目に明るく見える黄白色の星は、
やはりちょうど見ごろを迎えている土星です。
どちらの惑星も、ほぼ一晩中見えているので観察の好機です。
 

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pin42016年6月の主な天文現象

sky-s


3日(金)
土星が衝(一晩中見えるので観察の好機です。)
月が最近:19時55分(視直径33分04秒)

5日(日)
水星が西方最大離角 / 芒種(太陽黄経75度)
新月:12時0分(下弦〜新月は夜空が暗く、星がよく見えます)
水星が西方最大離角(明け方の東の低空に見えます)

7日(火)
金星が外合:6時46分

10日(金)  
入梅:20時13分。(太陽黄経80度)
夕方〜深夜、月とレグルスが接近

11日(土)  
夕方〜深夜、月と木星が接近

12日(日)
上弦:17時10分(日没ごろに南の空に見え、夜半ごろ西の空に沈む)

14日(火)  
深夜〜翌15日未明、月とスピカが並ぶ
海王星が留

15日(水)
月が最遠:21時0分(視直径29分30秒) 
夕方〜宵、月とスピカが並ぶ

17日(金)  
夕方〜翌18日未明、月と火星が並ぶ

18日(土)  
宵〜翌19日未明、月と土星が接近

19日(日)  
夕方〜深夜、月と土星が並ぶ

20日(月)
満月:20時2分。次の満月は7月20日です

21日(火)  
夏至:7時34分。(太陽黄経90度)北半球では、一年のうちで一番夜が短い日。

28日(火)
下弦:3時19分。(夜半に東の空から昇り、明け方に南の空に見える。)

30日(木)
火星が留
 
line_kusatuki3


intro

◆6月3日(金)「土星が衝」
2016年の土星さそり座付近で輝く土星が6月3日に「衝」となり、観望好期を迎えます。
土星のそばには、5月31日に地球接近となった赤く明るい火星や、
さそり座の1等星アンタレスもあり、とてもにぎやかです。
リングの傾きも大きくなり、梅雨が明ける夏休みのころには、
望遠鏡で土星らしい姿が楽しめそうです。
 
土星が衝


◆月が木星に接近
日の入り後の南西の空には、木星が見えています。
6月11日、12日には、木星の近くに月が見えます。
月は地球の周りを公転しているため、背景の星の中を約1か月で一周します。
一方、惑星は背景の星に対して月ほど速くは移動しないため
月と惑星は約1か月に1回、見かけ上近づくことになります。

日本では木星や月が昇ってきていない時刻のために観察することはできませんが
月と木星の見かけ上の角度が最も小さくなる6月12日未明には
見かけの角度が約2度まで近づきます。11日の夜から12日の夜にかけて
木星に対して月の位置が変化するのを楽しむことができるでしょう。

月が木星に接近
 

◆月が火星・土星に接近
日の入り後の南東から南の空では、てんびん座の中に火星が見えています。
火星よりも少し東側、へびつかい座の中に土星も見られます。
5月31日に地球に最接近した火星の見頃は、まだまだ続いています。
最接近直後の月初にはマイナス2.0等、月末でもマイナス1.4等で
明るく輝く火星は、月明かりの中でもよく目立つでしょう。

6月16日から19日にかけて、火星、土星に月が接近するようすを観察することができます。
東京で観察した場合、月は6月17日23時15分に火星と約6度まで近づきます。
続いて月は火星から離れ、6月19日9時58分には土星との
見かけ上の角度が約3度まで接近します。最接近の瞬間は日本からは見られませんが
19日の未明には土星に近づきながら沈みゆく月が西の地平線付近に見られます。
 

月が火星・土星に接近


参考サイト

国立天文台 | ほしぞら情報
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/
Nikon | 星空案内 |  
AstroArts : 星空ガイド
星空ガイド 
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◎用語解説
極大(きょくだい)・・・条件が最もいいときのこと
(く)・・・地球から見て太陽と90°離れた状態
視直径(しちょっけい)・・・地上から見た星までの角度
(しょう)・・・地球に一番近い状態
星食(せいしょく)・・・星や惑星が月に隠れる現象
等級(とうきゅう)・・・星の明るさの単位。数字が小さいほど明るい
°(ど) ′(ふん) ″(びょう)・・・角度の単位
離角(りかく)・・・太陽から離れている角度 

sky-s
 

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 pin4 2016年6月の月の暦 ☾*

月暦 

  新月 *   5日 12:00
  上弦 * 12日 17:10
  満月 * 20日 20:02
  下弦 * 28日 03:19

html


満月の12カ月 
アメリカ先住民は、各月の満月に様々な名前をつけていました。
その多彩なネーミングに、彼らの想像力の豊かさが表れています。 

6月:Strawberry Moon(苺月)
北米では6月にイチゴの収穫が行われるため
それにちなんだ名前が6月の満月に付けられました。
ヨーロッパではRose Moon(薔薇月)という別名が付けられ
ほかの文化では夏の暑さの始まりを意味する
Hot Moon(暑気月)と呼ばれています。

6月といえば、新婚旅行の代名詞ともなったハネムーン=蜜月が有名。
Honeymoon (蜜月)、Strawberrymoon (苺月)
 
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●満月の高さを観察
満月が真南に来たときの高さを季節を通して観察してみましょう。

夏の日の満月は南の空低く、冬の日の満月は
頭の上高く輝いていることがわかると思います。
この動き、何かに似ていませんか? そう、太陽です。
太陽は、夏至の頃に空高く、冬至の頃に南の空低く輝いています。
天体が真南に来たときの高さのことを“南中高度”といいますが
東京で見る太陽の南中高度は、夏至の頃で地平線から78度の高さに達し
冬至の頃だと31度にしかなりません。
 
満月の高さを観察

満月の時、月は太陽の反対側にありますから
太陽が高い季節には低い場所に、太陽が低い季節には高い場所に見えているのです。 

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2016年04月29日

2016年5月星空情報と月の暦

5月になるとすっかり気候も良くなり
天体観測をするにはもってこいのシーズンとなります。
五月晴れの言葉に代表されるように、よく晴れ上がった青空が似合う季節です。
しかしながら天体観測という面からは、意外と薄雲やもやがかかっている場合があり
必ずしも最高の星空というわけにはいかないかもしれません。
良く晴れ上がった日にはチャンスを逃さず、星空ウォッチングを楽しみたいものです。

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南東の空で、今月末に地球と最接近する火星の赤い輝きが目をひきます。
アンタレスと色や明るさを比べたり、天体望遠鏡で模様を観察したりしてみましょう。
火星の近くの土星や南西の空の木星も眺めて「惑星巡り」を楽しんでみてください。

例年ゴールデンウィーク中に観測される
みずがめ座 η流星群の極大は 6日(金)の明け方で,新月前の良好な条件となります。
1時間に15個程度の観測が予想される流星群で5月上旬は出現を期待できます。
できるだけ月明かりのない前半に観測するようにしましょう。

6日未明、みずがめ座η流星群
 
8日夜にアルデバラン(おうし座α)の食がありますが
食の前後には月とアルデバランが接近した様子を観測できます。
月と恒星の位置関係が変わってゆく様子を時間をおいて観察してみてください。

chart (2)
 
惑星は、22日に火星がさそり座で、来月3日に土星がへびつかい座で衝を迎えます。
衝の頃の惑星は日没頃には東の空に昇り
真夜中に南中、日の出の頃に西空へ没するため一晩中見えています。
夏の星座で衝を迎える惑星は比較的低い位置で南中するため
シーイングの影響を受けやすくなります。

火星が地球最接近
 
しかしながら春はシーイングが比較的安定する季節ですから
穏やかによく晴れた日があれば望遠鏡を向けてみましょう。
そして,望遠鏡の中の惑星の像がピッタリ止まって見えるような夜があったら 
ぜひ高倍率で眺めてみましょう。


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pin42016年5月の主な天文現象

スライド22


5日(木)
立夏:10時42分。(こよみの上で夏の始まり)

6日(金)
月が最近:13時13分(視直径33分23秒) 
みずがめ座η流星群の活動がピークのころ

6日未明、みずがめ座η流星群
 
「みずがめ座η流星群」は、毎年ゴールデンウィークの終わりごろに
活動が活発になる流星群です。「η(エータ、イータ)」は星の符号で
「みずがめ座」のη星付近にある放射点の付近を中心として
流れ星が飛ぶように見えることから、このような名前が付けられています。

8月のペルセウス座流星群や12月のふたご座流星群ほど
多くの流れ星が飛ぶわけではありませんが、毎年確実にまとまった活動が見られる流星群です。
今年は6日の未明から明け方にかけてが一番の見ごろと予想されています。
月明かりの影響がまったくないという最高の条件で、楽しみです。
町明かりが少なく、見晴らしが良いところであれば、1時間あたり15個ほどは見えそうです。

chart (1)
 
流れ星は空のどの方向にも飛びます。放射点がある南東方向に限らず
できるだけ空を広く見渡すようにしましょう。
視界が開けている方向を見るようにすると、流れ星を目にできる可能性が高くなります。
郊外など空の条件がベストとはいえない場所でも
また仕事などのために長時間の観察が難しい場合でも
ぜひあきらめずに空を見上げてみてください。
たった1つでも、明るい流れ星が見えれば嬉しいものです。
運が良ければ、火星や土星と流れ星の共演が目にできるかもしれません。 

7日(土)
新月:4時30分(下弦〜新月は夜空が暗く、星がよく見えます)

8日(日)  
夕方、細い月とアルデバランが大接近
(18時半から19時半ごろは、アルデバランが月に隠されています)

chart (2)
 
5月8日の夕方、西の低空で月齢1.6のひじょうに細い月が
おうし座のアルデバランを隠す星食が起こります。
東京の場合、アルデバランが月の暗い縁に潜入するのは18時34分ごろ
明るい縁から出現するのは19時29分ごろですが、潜入は日没時刻とほぼ同時なので
空が明るくて見づらく、出現は高度が6度ほどしかないのでやはり見づらい。
観測に挑戦する意欲のある方は、西の低空が地平線までよくひらけた場所で
天体望遠鏡で挑戦してみましょう。潜入と出現の時刻や
月の縁のどこに出入りするかは観測場所によって異なるので
シミュレーションなどで事前によく確かめておきましょう。

14日(土)
上弦:2時2分(日没ごろに南の空に見え、夜半ごろ西の空に沈む)
夕方〜翌15日未明、月とレグルスが接近
金星と水星が接近(0°26’):05:48

15日(日)  
夕方〜翌16日未明、月と木星が接近

chart
 
◆月が木星に接近
宵の南から南西の空には、木星がひときわ明るく輝いています。
5月15日には、この木星に月が見かけ上接近します。
地球が自転しているため、夜空の星は約24時間かけて
私達のまわりを一周するように見えます。
月は地球の周りを公転しているために、公転で動いた分だけ動きが遅れ
背景の星に対して見かけ上、西から東へと、日々位置を変えていきます。
移動の速さはなんと1日あたり約13度(月の直径の26倍)もあり
わずか27日あまりで夜空の星の中を一周します。
一方、木星は月に比べてあまり移動しないため
約1カ月に一回、月は木星の近くを通り過ぎていくことになるのです。

topics01-s
 
両者が見かけ上最も接近するのは東京では15時44分で、両者は約2度にまで近づきます。
このときは昼間のため肉眼で木星を見ることはできませんが
宵空では上弦後の月と木星が寄り添うように輝くようすを観察することができるでしょう。

18日(水)  
夕方〜翌19日未明、月とスピカが接近

19日(木)
月が最遠:7時6分(視直径29分26秒)

20日(金)
小満:23時36分。太陽の黄経が 60度になる。

21日(土)  
深夜〜翌22日明け方、月と火星が並ぶ

22日(日)
満月:6時14分。次の満月は6月20日です
火星が衝(一晩中見えるので観察の好機です)
宵〜翌23日明け方、月と土星が接近

◆月が火星・土星に接近
5月22日に火星が衝となり、観望の好機を迎えます。
火星は5月31日の地球最接近をひかえ、マイナス2等級と、とても明るく輝いています。
火星の東側には、土星も見えています。5月21日から23日にかけて
満月前後の月が火星と土星の近くを通り過ぎていくようすを観察することができます。

topics02-s
 
火星の近くには、赤く輝くさそり座の1等星アンタレスが見えています。
アンタレスとは「火星に対抗するもの(アンチ・アレス)」という意味で
その名のとおり、火星とアンタレスは赤さや明るさを競い合うように輝いています。
2つの星の赤さや明るさを比べて楽しみましょう。

29日(日)
下弦:21時12分
(夜半に東の空から昇り、明け方に南の空に見えます)

31日(火)
地球と火星が最接近:06時34分(てんびん座,-2.0等,75279709km) 

◆火星が観望の好機
5月31日に火星が地球に最接近します。
最接近時の火星と地球の間の距離は7,528万キロメートルです。

スライド23

火星は地球のひとつ外側にある惑星で、約780日(約2年2カ月)の周期で
地球への接近(会合)を繰り返しています。
地球の軌道はかなり円に近い形をしていますが
火星の軌道は少しつぶれた楕円形をしています。
また、会合周期がちょうど2年ではなく2年2カ月であるため
火星と地球が接近する位置は毎回ずれ、距離も大きく変わります
(最も近い位置での接近と最も遠い位置での接近では、距離が2倍ほど違います)。 
今回の最接近距離まで近づくのは、2005年11月20日以来です。
2018年には5,759万キロメートルまで大接近します。

topics03-s
 
火星の接近というと最接近の日ばかりが話題になりますが
最接近前後の数週間は、地球と火星の距離はあまり変わりません。
火星の直径は地球の半分程度と小さく、遠い時は表面のようすがよく観察できませんが
地球との最接近を迎えるころは火星が大きく見えるため、観察の好機となります。
この機会に、ぜひ火星を望遠鏡で観察してみてください。
望遠鏡をお持ちでない方は、天文施設にお出かけになって
大きな望遠鏡で火星をご覧になってみてはいかがでしょう。

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sky-s


参考サイト

国立天文台 | ほしぞら情報
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/
Nikon | 星空案内 |  
AstroArts : 星空ガイド
星空ガイド 
つるちゃんのプラネタリウム
天文現象 - 大崎生涯学習センター
星空情報

◎用語解説
極大(きょくだい)・・・条件が最もいいときのこと
(く)・・・地球から見て太陽と90°離れた状態
視直径(しちょっけい)・・・地上から見た星までの角度
(しょう)・・・地球に一番近い状態
星食(せいしょく)・・・星や惑星が月に隠れる現象
等級(とうきゅう)・・・星の明るさの単位。数字が小さいほど明るい
°(ど) ′(ふん) ″(びょう)・・・角度の単位
離角(りかく)・・・太陽から離れている角度 

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 pin4 2016年5月の月の暦 ☾*

月暦 

  新月 *   7日 04:30
  上弦 * 14日 02:02
  満月 * 22日 06:14
  下弦 * 29日 21:12

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満月の12カ月
 
アメリカ先住民は、各月の満月に様々な名前をつけていました。
その多彩なネーミングに、彼らの想像力の豊かさが表れています。 

5月:Flower Moon(花月)
 
多くの花が咲く5月の満月は、多くの文化でFlower Moon(花月)と呼ばれています。
ほかには、Hare Moon(野ウサギ月)
Corn Planting Moon(トウモロコシの種蒔き月)
そしてMilk Moon(ミルク月)という名前があります。


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moon_sepiaウエサク祭 京都鞍馬寺 五月満月祭

2016年(平成28年)の京都鞍馬寺のウエサク祭/五月満月祭は
5月21日(土曜日)19時から行われます。 

カレンダー上で満月になるのは、5月22日(日曜日)の朝になりますが
22日の夜では満月を過ぎてしまうため、満月をお迎えするために
5月21日(土曜日)におこなわれますので、ご注意ください。
(鞍馬寺に直接電話して確認しました)
2016年は土日にちょうど重なるため、遠方からの参加者も多くなり
大変混雑することが予想されます。

ウエサク祭(五月満月祭)とは 
 
【鞍馬寺のHP】

総本山 鞍馬寺
http://www.kuramadera.or.jp/ 



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宇宙がわかる 星空が好きなあなたのための、この宇宙と私たちを知る宇宙論入門
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宇宙のしくみ 星空が語る
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星空のコンシェルジュ

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2016年03月31日

2016年4月 星空情報と月の暦

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3月9日に衝を迎えた木星が21時前後に南中となり観望好期です。
南の空高く、ひときわ明るく輝いているのが木星ですから見間違うことはありません。
春先は大気の揺らぎも少なく望遠鏡での惑星観測に適する季節で
木星なら月がある夜でも見ることができます。
自分で望遠鏡を持たない方も,公共天文台の観望会などに参加して
木星の縞模様を楽しんでみてください。

木星
 
18日の夕刻西空では水星が東方最大離角を迎えますが
この日の19時の地平線高度は10度で
水星としては異例の見やすい高さとなります。
それでも十分に低い位置ですので
西空がよく開けた場所で双眼鏡など使って捜してみましょう。
 

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520613f92016年4月の主な天文現象

1日(金)
下弦:0時17分(夜半に東の空から昇り、明け方に南の空に見える)

4日(月)
清明(太陽黄経15度)

7日(木)
新月:20時24分(下弦〜新月は夜空が暗く、星がよく見えます)

10日(日)
天王星が合

11日(月)  
夕方〜宵、細い月とアルデバランが並ぶ

14日(木)
上弦:12時59分(日没ごろに南の空に見え、夜半ごろ西の空に沈む)

16日(土)  
宵〜翌17日未明、月とレグルスが並ぶ
土用(太陽黄経27度)

17日(日)  
夕方〜宵、月とレグルスが並ぶ
火星が留

18日(月)  
未明、月と木星が並ぶ
水星が東方最大離角:22時59分(+0.1等,離角19°.9)(夕方の西の低空に見えます)
夕方〜翌19日未明、月と木星が接近

20日(水)
穀雨(太陽黄経30度)

21日(木)  
夕方〜翌22日明け方、月とスピカが接近

22日(金)
満月:14時24分   
月が最遠:1時5分。視直径29分24秒
次の満月は5月22日
4月こと座流星群が極大
(見頃は22日未明。1時間に2個程度。月がたいへん明るく条件が悪い)

25日(月)  
明け方、月と火星が並ぶ
深夜〜翌26日明け方、月と土星が接近、火星が並ぶ

27日(水)  
このころ、未明から明け方に火星とアンタレスが接近

29日(金)
水星が留 

30日(土)
下弦:12時29分(夜半に東の空から昇り、明け方に南の空に見える)


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宵のころに南の空の高いところで輝く木星が圧倒的な存在感を見せています。
18日の月との接近など肉眼でも楽しめますが、観察会に参加するなどして
天体望遠鏡で縞模様やガリレオ衛星を眺めてみましょう。

木星の上にはしし座が広がっており、その尾の星デネボラから
南東方向にアルクトゥールス、スピカを結ぶと春の大三角ができあがる。
アルクトゥールスとスピカは、北東の空高く上った北斗七星から続く
春の大曲線の一部。色の対比も美しい2星は夫婦星とも呼ばれています。

深夜になると、接近中の2つの赤い星、火星とアンタレスが並んで昇ってきます。
近くには土星もあり、3天体の共演が見事です。
25日前後には月も接近し、さらににぎやかさが増すでしょう。
少し夜更かしして、見たり撮ったりしてみませんか。

◆4月18日   一年でもっとも水星が観察しやすい日

水星は太陽からあまり離れないので、観察が難しい星。
この日は水星が太陽から最も離れるので、夕方の空では今年で一番見やすくなります。
日没30分後の水星の高度は約10度のため、双眼鏡を使うとより見つけやすくなります。  


木星が見ごろ

木星が見ごろ
 
宵の頃、南の空の高いところに、ひときわ明るい星が輝いています。
地球の直径の11倍の大きさを持つ太陽系最大の惑星、木星です。
木星は先月上旬に、地球から見て太陽と反対の位置に来る「衝(しょう)」を迎えました。
太陽の反対側ということは一晩中見え、地球からの距離が一番近くなって
明るく大きく見えることになるので、木星観察の絶好機です。
今月も木星の見ごろが続いています。明るさや大きさはほぼ先月と同じで、
宵のころに高くなるという点では先月よりも見やすくなっているので
ぜひ観察してみましょう。

18日には木星と月が並んで見えます。
単に眺めるだけでなく、地上風景も入れて写真撮影してみると面白いでしょう。 

火星とアンタレスの接近

火星とアンタレスの接近
 
先月下旬から、火星と「さそり座」の1等星
アンタレスの共演が目立つようになってきました。
「さそり座」は夏に見やすい星座ですが、深夜にはもう南東の空に見えています。
アンタレスという名前は「火星に対抗するもの」という意味の言葉が語源となっています。
その名のとおり、明るさが似た2つの赤い星が並んでいる様子はとても目を引きます。

火星は5月末に地球と最接近する(見かけではなく、実際の距離が近くなる)ので
現在どんどん明るさを増しているところです。
すでにアンタレスよりも明るく見えていますが、今後さらにその差が開いていきます。
赤い星のどちらが火星か迷ったら「今年の春から夏は、明るいほうが火星」と
覚えておけば間違いありません。また、同じ赤と言っても印象が違って見えるはずなので
注意して眺めてみてください。

火星とアンタレスの左(東)には土星も見えています。
また、ときおり月も近くに並びます(今月は25日と26日)。
こうした天体の接近は肉眼や双眼鏡で気軽に楽しむことができるので
ぜひ眺めてみましょう。 

水星が東方最大離角

水星が東方最大離角
 
日の入り後の西の低空に位置している水星が、18日に東方最大離角となります。
この日の前後数日間は、日の入り後の水星の高度が
今年1年で最も高く、観察しやすい時期です。
10日から26日までは日の入り30分後の高度が10度を超え
この期間の明るさはマイナス0.8等〜1.6等となります。
4月下旬になると徐々に高度が低くなり
見かけ上太陽に近づくため、観察が難しくなります。

月が木星に接近

4月18日は月と木星が並びます。
この日の月齢は11.0で、満月から 4日前という、かなり太った月です。
21時ごろですと、東京ではほぼ真南に見えます。高度が 60度前後と高いですから
思ったよりも上空を見上げるような感じになります。
月と木星の間隔は、21時の場合だと 5.2度です。
両天体が最も近づく時刻は 11時台ということで、早い時間帯に見た方が
より近づいた状態を見ることができます。例えば 1時間早い20時ごろなら
間隔は4.8度ですが、あまり早過ぎると空が明るいですから
接近を楽しむどころではなくなってしまいます。
 
月が木星に接近
 
4月17日から18日にかけて、しし座で輝く木星に
満月前の月が見かけ上近づきます。
木星は日の入り後の南東の空で、ひときわ明るく輝いています。
木星を目印にして、月が空を移動していくようすにも注目しましょう。

今年最小の満月

今年最小の満月
 
2016年には毎月1回満月が訪れます。
4月22日の満月は、今年の満月の中で最も小さく見えます。

月は地球の周りを公転していますが、その軌道が楕円形であるため
地球と月の距離は時々刻々と変化しています。
そのために月の見かけの大きさ(視直径)は、地球との距離が近いときには大きく
遠いときには小さくなります。また、月の軌道は太陽や地球などの
重力を受けてわずかに変化するため、月が地球に最も近づく位置(近地点)や
最も遠ざかる位置(遠地点)での距離は毎回異なります。

topics03-2-s
 
4月22日は月が01時05分に遠地点(地心距離 約40万6千キロメートル)を通過し
14時24分に満月となります。満月の瞬間の月の視直径は約29分24秒角で
これが今年最も小さく見える満月です。
今年最大の満月は11月14日22時52分に見られ、視直径は約33分30秒角です。
近地点(地心距離 約35万7千キロメートル)を通過するのは11月14日20時21分です。

4月こと座流星群   2016年4月22日

 4月こと座流星群

今年の「こと座流星群」で流星が一番よく流れるのは22日の昼14時頃になります。
そして夜には満月が昇るため、流星のピークを観測することは残念ながら難しいです。
しかし、この流星群は明るい流星が多いので、22日の夜半から明け方にかけて
(満月が南の空に昇っていますが)眺めてみてはいかがでしょうか。
夜空のどこかで流れ星に出会えるかも知れません。
「こと座流星群」は最も古くから知られた流星群で
紀元前687年に中国で観測されていたことが記録されています。 

http://www.amro-net.jp/meteor-info/04_lyrids_j.htm 

月と土星が接近 2016年4月26日

chart (1)

4月26日の夜明け前、月と土星が接近します。
今月は最接近が朝の5時過ぎごろということで、夜明け前に最も条件が良くなります。
3時の場合ですと、東京では 2.7度まで接近しています。
東京では薄明が 3時22分から始まりますから、見られる範囲での
最接近状態と思っていただいてよいでしょう。
これだけでも見ごたえがありそうですが、土星の右側へ 7.3度離れたところに
-1.3等まで明るくなった赤い火星が見えます。さらにその下側へ 4.9度離れて
さそり座の 1等星アンタレスもあり、とてもにぎやかです。
これら 4天体をまとめてご覧になるのが楽しいでしょう。 

chart


参考サイト

国立天文台 | ほしぞら情報
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/
Nikon | 星空案内 |  
AstroArts : 星空ガイド
星空ガイド 
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天文現象 - 大崎生涯学習センター
星空情報

◎用語解説
極大(きょくだい)・・・条件が最もいいときのこと
(く)・・・地球から見て太陽と90°離れた状態
視直径(しちょっけい)・・・地上から見た星までの角度
(しょう)・・・地球に一番近い状態
星食(せいしょく)・・・星や惑星が月に隠れる現象
等級(とうきゅう)・・・星の明るさの単位。数字が小さいほど明るい
°(ど) ′(ふん) ″(びょう)・・・角度の単位
離角(りかく)・・・太陽から離れている角度 

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 pin4 2016年4月の月の暦 ☾*

月暦 

   下弦 *   1日 00:17
   新月 *   7日 20:24
   上弦 * 14日 13:00
   満月 * 22日 14:24
   下弦 * 30日 12:29

 
FireShot Capture - 月相カレンダー

moon_sepia4月:Pink Moon(桃色月)
北部のネイティブアメリカンは、開花の早い野花にちなんで
4月の満月をPink Moon(桃色月)と呼んでいます。
 
ほかの文化では
Sprouting Grass Moon(萌芽月)
Egg Moon(卵月)
Fish Moon(魚月)と呼ばれています。
他に、Seedmoon(種月)、Bigwindmoon(大風月)など。

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2016年02月29日

2016年3月 星空情報と月見暦

今月は何といっても9日のお昼前ごろに見られる日食が一番の注目。
あまり大きな欠け方ではありませんが貴重な機会です。

lgf01a201307161800

3月9日の朝10時ごろから昼12時ごろにかけて
太陽の一部が月に隠される部分日食が全国で見られます。
日本国内で日食が見られるのは
2012年5月21日の金環日食・部分日食以来、約4年ぶりです。
次に日本で日食が見られるのは
2019年1月6日(部分日食)と約3年後です。
遠くに出かけることなく日食が見られる機会は珍しいので
ぜひ観察してみましょう。

img_20160309


9日に衝を迎える木星がしし座 で見ごろです。
南の空高く、おとめ座のスピカより明るく輝いているのが木星ですから
見間違うことはないでしょう。風が強い日は大気のゆらぎが激しく
望遠鏡を覗いてもなかなか像が安定しませんので
天体望遠鏡をお持ちでしたら風の弱い穏やかな日に見てみてください。

topics02-8-s
 
火星と土星、アンタレスの接近
未明から明け方の空には夏の星座が姿を現しています。
そのうちの一つ、赤い1等星アンタレスが目印の
「さそり座」のあたりに火星と土星が接近しており
3つの明るい星が南の空を彩っている光景が見ものです。
3つの星が集まっているだけでも美しいものですが
1〜3日と29日、30日には近くに月も並んで、さらににぎやかになります。
こうした天体の接近は肉眼で気軽に楽しむことができるので
ぜひ眺めてみてください。

火星と土星、アンタレスの接近

 
3月23日(水) 半影月食
半影月食は意外に起こる回数が少なくて
数年に一度の割合でしか見ることができません。
しかし2016年は 1年の間に3度も半影月食が起こる珍しい年です。

食の始まりが午後18時37分頃、そして20時47分頃に最大になり
22時57分頃に終わります。あまり馴染みのない名前の月食ですが
影(本影)のまわりには半影という薄暗い部分が存在し
月が地球の本影に入らず半影にのみ入る場合を半影月食と呼びます。
半影月食では月の一部分がわずかに暗くなるだけのため
注意して見ないと月食と気付かない場合がほとんどですが
今回は月が本影に近づくので、半影月食としてはわかりやすいでしょう。
今年は、この半影月食が3回起こります。

3月23日(水) 半影月食



moonline_b


スライド16

520613f92016年3月の主な天文現象

1日(火)  
未明〜明け方、月と火星が接近

2日(水)
下弦:8時11分(夜半に東の空から昇り、明け方に南の空に見える。)
未明〜明け方、月と土星が並ぶ

3日(木)  
未明、月と土星が並ぶ

7日(月)  
明け方、細い月と金星が並ぶ

3月7日

7日の明け方、東の低空で月齢27の細い月と金星が並んで見えます。
地球照を伴った幻想的な細い月と金星の共演は
数ある月と惑星の接近の中でも随一の美しさ。
日の出30分前の金星の高度は5度未満しかないので
見晴らしが良いところで観察してみましょう。
地上風景と共に写真に収めるのも面白いです。

金星は3月中旬以降は太陽に近づいて見えなくなり、6月7日の外合を経て
8月中旬からは夕方の西の空に見えるようになります。

8日(火)
木星が衝

9日(水)
新月:10時54分(下弦〜新月は夜空が暗く、星がよく見えます)
インドネシア方面で皆既日食(日本では部分日食 東京:始10:12・最大11:08・終12:05)
木星が衝(一晩中見えるので観察の好機です)

3月9日 日本全国で部分食
 
10日(木) 月が最近:16時4分(視直径33分13秒)

14日(月)  
夕方〜深夜、月とアルデバランが大接近

16日(水)
上弦:16時43分(日没ごろに南の空に見え、夜半ごろ西の空に沈む)

20日(日)  
春分:7時45分。太陽の黄経が 0度になる。
夕方〜翌21日未明、月とレグルスが接近
このころから、未明〜明け方の空で火星と土星、アンタレスが並んで見える

21日(月)  
深夜〜翌22日未明、月と木星が並ぶ

22日(火)  
夕方〜翌23日未明、月と木星が接近

23日(水)
満月:21時1分(半影月食) 次の満月は4月22日
半影月食(宵のころ、満月がわずかに暗くなります)

25日(金)  
未明〜明け方、月とスピカが並ぶ
宵〜翌26日未明、月とスピカが並ぶ(明け方とは並び方が変わります)
月が最遠:23時17分(視直径29分25秒)

29日(火)  
未明〜明け方、月と火星が接近

3月29日 月と火星が接近
 
29日の未明から明け方、南東から南の空で
月齢20の月と火星が接近して見えます。火星は1日の接近と比べて
土星やさそり座のアンタレスに近づいており、とくにアンタレスと
赤さを競うかのように輝く光景が美しいでしょう。
火星とアンタレスは4月下旬に最接近します。
また、月は翌日には土星と接近します。

30日(水)  
未明、月と土星が接近

30日の未明から明け方、南東から南の空で
月齢21の下弦前の月と土星が接近して見えます。
並んだ様子を肉眼や双眼鏡で眺めたり、天体望遠鏡で
それぞれを拡大観察したりしてみましょう。
右のほうには2つの赤い星、火星とさそり座のアンタレスも並んで見えます。
次回の接近は4月25日。
 
3月30日


moonline_b


pin43月1日は月と火星が接近します。
東京の場合、最も近づくのは5時過ぎごろで、間隔は2.8度です。
両天体が最も接近した5時ごろ。南の空の中ほどに、半月よりもやや太った月があります。
火星はそのすぐ下側です。火星の明るさは 0.3等と、ひところよりも明るくなっています。
今月は3月29日にも同じような接近が見られますが
3月1日の方が少しだけ間隔が狭くなっています。

3月1日
  
pin43月8日に衝を迎える木星の観望の好機が続いています。
木星は日の入りの頃、東の空から昇り、真夜中ごろに南中し
日の出の少し前に西の空に沈んでいきます。
木星はしし座の1等星レグルスとおとめ座の1等星スピカの間
レグルス寄りに見えています。1.3等のレグルス、1.0等のスピカに対し
マイナス2.5等の木星は、ひときわ明るく輝いています。
22日には、満月間近の明るい月が木星のすぐ近くに見えます。
月明かりに負けずに輝く木星を楽しみましょう。

pin43月22日は月と木星が近づきます。
東京で最も近づくのはお昼前ごろですから、実際に観測することはできません。
最接近から8時間半が経過した20時。
東南東の空に月齢13.4という満月直前の月があります。
木星は月の上方へ5.3度離れたところに見えます。
少し間隔が開いていますから、見ごたえという面ではやや物足りないかもしれません。
木星は3月9日に衝を迎えたばかりですから、天体望遠鏡をお持ちの方は
ついでに木星へ向けてみるとよいでしょう。

322木星が観望の好機


pin43月9日は部分日食
2016年3月9日、日本全国で部分日食を見ることができます。
日食は太陽が月によって隠されて欠けたように見える現象です。
今回の日食は、インドネシアなど東南アジア地域の一部では皆既日食として
日本では部分日食として観察できます。

スライド17
 
日本国内 (人が居住している場所) で見られる日食としては
2012年5月21日の金環日食以来およそ4年ぶりとなります。
日本国内では、月に隠される太陽のおおよその面積は、食の最大時で
那覇で20パーセント、東京で15パーセント、札幌で5パーセントで
南東の地方ほど太陽が隠される割合が大きくなります。
 
日食が見られる時間帯は、東京では、月が太陽を隠し始める
部分食の始まりが10時12分、食が最大となるのが11時8分
部分食の終わりが12時5分となります。
各地の日食の予報の詳細は、国立天文台 暦計算室の
日食各地予報」をご覧ください。

今回の日食について
 
今回日本で見られる部分日食は、太陽が月に隠される割合は
それほど大きくはないものの、全国で日食の始まりから
終わりまで観察することができます。
観察の際には太陽観察専用の器具を使い、決して肉眼で
直接太陽を見ることがないように、安全な方法で観察を行うようにしてください。
遮光グラスを使用して観察する場合も、必ず取り扱い説明書に従い
長時間におよぶ観察を避けるようにしてください。

次回日本国内で起こる日食は2019年1月6日の部分日食で
全国で見ることができます。

▽ほしぞら情報 3月  2016年3月9日 日本全国で部分食

東京から見た部分日食


moon_blue日食
日食とは、月が太陽の前を横切るために
月によって太陽の一部(または全部が隠される現象です。
太陽の隠され方によって、下記の3種類に分類されます。
 
日食とは

部分食
太陽の一部が月によって隠される。
皆既食
太陽の全てが月によって隠される。
金環食
太陽のほうが月より大きく見えるため、月のまわりから太陽がはみ出して見える。

日食とは2
 
今回の日食は、インドネシアなどの一部の地域では皆既食となります。
日本では部分食となり、那覇では太陽の面積の22パーセント、
東京では15パーセント、札幌では5パーセントが、月によって隠されます。  

pin4月が火星・土星・アンタレスに接近
明け方の南の空には、火星と土星が仲良く並んで輝いています。
そのすぐそばにはさそり座の1等星アンタレスを見つけることができます。
4月1日に下弦を迎える月が、29日には火星の、30日には土星の近くに見えます。
アンタレスのそばで並んだふたつの惑星のようすと
近くを移動しながら日に日に欠けていく月の形の変化が楽しめるでしょう。

330月が火星・土星・アンタレスに接近
 
pin43月23日 夕方から半影部分月食
2016年1回目の半影月食は、3月23日の夕方から起こります。
月は地球の半影の北側を通過していきます。
最大食分は0.8ですから比較的大きなものです。
半影月食ですから月面に太陽光が当たっており、肉眼で見ても
月食が起こっているのはほとんどわからないでしょう。
しかし今回の食分は0.8と比較的大きめですから、もしかすると最大食の頃に
影の中心方向が少し暗くなっているのがわかるかもしれません。

半影部分月食
半影による月食です。月の一部が地球半影の中に入った状態になると
半影部分月食と呼ばれます。次に出てくる半影皆既月食を合わせて
半影月食、半影食などと呼ばれることがあります。
地球の半影は太陽の光の一部が届いていますから、肉眼で見ただけでは
月が欠けているかどうかわかりません。半影による食分が大きい場合は
本影に近い側がちょっぴり暗くなっているのがわかるかどうかといった程度です。
 
chart


参考サイト

国立天文台 | ほしぞら情報
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/
Nikon | 星空案内 |  
AstroArts : 星空ガイド
星空ガイド 
つるちゃんのプラネタリウム
天文現象 - 大崎生涯学習センター
星空情報

◎用語解説
極大(きょくだい)・・・条件が最もいいときのこと
(く)・・・地球から見て太陽と90°離れた状態
視直径(しちょっけい)・・・地上から見た星までの角度
(しょう)・・・地球に一番近い状態
星食(せいしょく)・・・星や惑星が月に隠れる現象
等級(とうきゅう)・・・星の明るさの単位。数字が小さいほど明るい
°(ど) ′(ふん) ″(びょう)・・・角度の単位
離角(りかく)・・・太陽から離れている角度 

sky-s

 moonl_s

 pin4 2016年3月の月の暦 ☾*

月暦

   下弦 *   2日 08:11
   新月 *   9日 10:55
   上弦 * 16日 02:03
   満月 * 23日 21:01

html
 
moon_sepia3月:Worm Moon(芋虫月)

ネイティブアメリカンは、冬の終わりを迎える3月の満月に
Worm Moon(芋虫月)という名前を付けました。 
雪解けの地面に見られるミミズのはった跡にちなんだ名前です。
 
ほかには、Chaste Moon(純潔月)、Death Moon(死月)
Crust Moon(堅雪月)
日中に雪が溶け、雪解け水が夜に凍り付いて表面の固くなった雪を表している。
Sap Moon(樹液月)
カエデの樹液採取にちなんだ名前)

Crowmoon(カラス月)、Bigcloudmoon(大雲月)、
Earthcracksmoon(地割れ月) などがあります。

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Posted by sara1116 at 10:00Comments(0)clip!月の暦

2016年01月28日

2016年2月 星空情報と月見暦

2月といえば年間を通して一番寒い月かもしれません。
しかし夜空の方は、早くも春の星座がちらほらと見えはじめてきます。

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宵空では「オリオン座」や冬の大三角が美しく輝き
寒さを忘れ見入ってしまいます。
また、明け方には水・金・火・木・土星が勢ぞろい。
日によってはそこに月も並びます。
防寒の準備を万全にして、月や惑星を眺めてみましょう。

今月も上旬に、明け方の空で月と3惑星の共演が見られます。
早起きしてしっかりと防寒の準備をして眺めてみましょう。
また同じく明け方には、よく目立つ金星のそばに水星が並んで見えています。

東京の星空

厳寒期ですが,冬の星座は明るい星が多く豪華です。
星座を結ぶのが苦手な人でもオリオン座のような
特徴ある星の並びがある冬は、他の季節より星座を見つけるのが楽になります。

木星は群を抜いて明るいですから
午後10時頃には東南東の空高く輝いているのがすぐにわかると思います。

7日の明け方の空で水星が西方最大離角を迎えますが
午前5時半の東京での地平線高度が3°でほぼ地平線すれすれです。
すぐ横には新月前の細い月と金星がありますので
東南東の地平線近くを双眼鏡でさがしてみてください。

2月〜4月は夕空の黄道光が観望好期です。
黄道光は日没直後に黄道に沿ってぼーっと見える光芒ですが
空が暗く澄んだところでしか見られません。
山などへ行く機会があったら日没直後の西の空を注意して眺めてみてください。
 

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520613f92016年2月の主な天文現象


1日(月)
下弦(夜半に東の空から昇り、明け方に南の空に見える。)
未明〜明け方、月と火星が並ぶ

2日(火)  
未明〜明け方、月と火星が接近

3日(水)
節分

4日(木)  
立春(太陽黄経315度)こよみの上で春の始まり
未明〜明け方、月と土星が接近

6日(土)  
明け方、細い月と金星が並ぶ

7日(日)  
水星が西方最大離角(明け方の南東の低空で金星と並んでいます。
明け方、細い月と水星が並ぶ

8日(月)
新月(下弦〜新月は夜空が暗く、星がよく見えます)

13日(土)  
このころ、明け方に水星と金星が接近

15日(月)
上弦(日没ごろに南の空に見え、夜半ごろ西の空に沈む)

16日(火)  
夕方〜深夜、月とアルデバランが大接近

19日(金)
雨水(太陽黄経330度)

22日(月)  
夕方〜翌23日明け方、月とレグルスが接近

23日(火)
満月。次の満月は3月23日です。
深夜〜翌24日明け方、月と木星が接近

24日(水)  
宵〜翌25日未明、月と木星が並ぶ

26日(金)  
深夜〜翌27日明け方、月とスピカが接近

27(土)
月が最遠:12時28分(視直径29分28秒)


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pinmppnb月と惑星たちの共演

2月2日は月と火星、4日は月と土星、6日は月と金星がそれぞれ接近します。

月と惑星たちの共演
 
明け方の南東の空に、金星・火星・土星と明るい惑星が見えています。
2月4日の立春の前後には3惑星がだいたい等間隔で並んでいて
ちょうど1日おきに、月がこれらの惑星に順番に接近していきます。
肉眼や双眼鏡で眺めてみましょう。

2月2日、「てんびん座」にある火星に下弦翌日の月齢23の半月が接近します。
5月末に地球と最接近する火星の色や
明るさがかなり目立つようになっていて見ものです。
このペアは先月1度まで大接近したのが記憶に新しいところですが
今回はそこまで近づくわけではありません。
最も近づくのは2月1日の18時半ごろですが
地平線下で観測することはできません。
実際に観測できるのは日が変わってから
2月2日に月と火星が昇って以降になります。

2日後の2月4日、立春の朝には「へびつかい座」にある土星と
月齢25のやや細い月が接近します。今回の3つの接近のうちでは
月と惑星との間隔が最も小さい現象です。
接近の様子は肉眼でも美しく眺められますが
天体望遠鏡をお持ちであれば月のクレーターや土星の環も観察してみましょう。
最も接近するのは東京の場合で3時55分です。
月齢は24.7で三日月よりも少し太っています。
土星は月から見て右側からやや下方向にあります。
明るさは0.5等と明るいですから、簡単に見つけられます。
土星から右方向へ7.5度離れたところには
さそり座の赤い1等星アンタレスも見えます。
黄土色をした土星との色の違いを比べながら
3天体をまとめてご覧になってください。

さらに2日後の2月6日、空が明るくなり始めたころに
「いて座」の金星と細くなった月齢27の月が並びます。
かなり低いところでの接近となるので、南東の空の
見晴らしが良いところで眺めてみましょう。金星のまぶしい輝きや
地球照(地球で反射した太陽の光で月の暗い側が照らされ
ほんのりと見える現象)の美しさは必見です。 

月と惑星たちの共演2

もう一つの明るい惑星、木星には、2月23日から24日にかけて満月が近づきます。
満月と木星が南東の空に高くなるころには「しし座」も空を駆け上り
東の空には「春の大三角」が、北東の空には「北斗七星」が見えています。
月と木星の共演だけでなく、春の星々も一緒に見上げましょう。

月と木星のペアは先月の元旦に接近した後、28日にも近づいて
一ヶ月の間に2度の接近がありました。
そして2月は24日に再び近づいて両者が並びます。
2月24日の19時半ごろ、月齢は15.8で前日が満月です。
大きな月の真上へ5.0度離れたところに木星があり、縦に並んでいます。

 pin4月が金星と水星に接近

月が金星と水星に近づく 2016年2月6日


明け方の南東の低空には明けの明星・金星が輝いています。
金星はマイナス4.0等ととても明るいため、高度が低くてもよく目立ちます。
また、惑星の中でもっとも太陽に近い水星が7日に西方最大離角となります。
上旬の水星の高度は日の出の30分前で10度ほどで
近くには金星も見えています。6日から7日にかけて
この金星と水星に新月直前の細い月が見かけ上近づきます。
もともと金星と水星は13日の最接近を目指して近い位置関係にあり
そこへ月が加わる形になります。
早起きして月や金星を目印に、朝焼けの中の水星を探してみましょう。

2月6日。この日は月が金星の上方へやってきます。
金星との間隔は5.8度と開いており、ちょっと離れた感じがします。
金星と水星の間隔は5.0度ですから、こちらも少し間隔が開いています。
金星は明るいので問題ありませんが、水星の明るさは0.0等です。
薄明中で空が明るい上に低空で見づらいですから
双眼鏡を準備しておかれた方がよいかもしれません。

月が金星と水星に接近
 
翌日の2月7日。月齢は一つ上がって昨日よりも月が細くなります。
位置も大きく移動しており、今日は水星の左隣にあります。
水星との間隔は4.6度と、昨日の金星よりも少し近い距離にあります。
金星と水星の距離も4.7度と、昨日より少しだけ縮まりました。
3天体合わせて緩やかに集まる、といったところでしょうか。
美しい夜明け前の薄明の空で、3天体の接近をお楽しみください。 

水星と明けの明星・金星


pin4水星と明けの明星・金星

13日に水星と金星が4.0度まで近づいて斜めに並びます。
日の出の時刻は6時31分ですから日の出まで50分ほどしかなく
すでに薄明が始まっています。
金星の高度は6.7度で、水星は4.0度しかありません。
この後高度は上がってきますが、空はだんだんと明るくなってきます。
明るい金星はともかく、水星の明るさは-0.1等ですから
空の明るさに負けない時間帯に見ることが肝要です。
今回の間隔は4.0度ということで、それほど接近という感じではありません。
それでも水星は2月7日が西方最大離角で条件が良いですから
見逃さないようにしてください。

水星と金星が斜めに並ぶ 2016年2月13日
 
夜明けの空では水星も見やすくなっています。
金星を目印にして見つけてみましょう。

水星は太陽に近いところにあるため
明け方の東の空か夕方の西の空にしか見えません。
そのため明るい空の中で探さなければならず
しかも地平線から高いところまで上らないので
明るいときには0等級になり肉眼でもじゅうぶん見つけられるにもかかわらず
実際に見るのはなかなか大変です。

その水星を見つけるチャンスが、1月末から2月中旬ごろに訪れます。
明けの明星というわかりやすい目印が近くに並んでいるのです。
間隔は4度〜10度ほどで、腕を伸ばしたときの
指の幅の2〜4本分ほどにあたります。
まず金星を見つけたら腕を伸ばして指を揃え、指の端を金星に合わせて
左下のほうを探すと水星が見つかるはずです。
金星よりさらに低いので、見晴らしが良いところで観察しましょう。
双眼鏡があれば肉眼よりもずっと見つけやすくなります。
双眼鏡で見つけた後、視野の中に見える地上の景色を頼りにすれば
肉眼でも水星がわかるでしょう。
高さや見つけやすさ、空の透明度といった点で
今年のうちで一番水星が見やすいタイミングです。
月や他の惑星と共に、ぜひ水星も眺めてみてください。

pin42月24日宵の空で月と木星が接近

月が木星に接近

3月8日に衝を迎える木星が観望の好機を迎えつつあります。
木星はしし座にあり、日の入り後、しばらくすると
東の空から昇ってきて、ほぼ一晩中見えています。
23日から24日にかけて、この木星に
ほぼ満月の明るい月が、見かけ上近づきます。
月明かりがあると星座を形作る星々は見えにくくなりますが
マイナス2.4等で輝く木星は、月明かりの中でもたやすく見つけられるでしょう。

日没後の東の空で、満月近くの月と木星が接近している様子が見られます。
満月の光はとても明るいので、普通の星であれば見づらくなってしまいますが
木星の明るさはマイナス2.5等級もあるので充分見つけられます。
10倍以下の双眼鏡ならば、二つの天体を同時に見ることができるでしょう。

pin4カノープス 観察のチャンス

topics01-s
 
りゅうこつ座の1等星カノープスが見つけやすい時期です。
カノープスは、日本(北日本を除く)では南中の時でも
地平線すれすれの低空にしか見えませんが、南の地域ほど高く昇るため
比較的見つけやすくなります。
北日本では地平線より上に昇らないため、見ることができません。
カノープスは、全天で2番目に明るい白色の1等星ですが
空の低い場所に位置するために地球の大気の影響を受け
本来より暗く赤っぽい色に見えています。
よく晴れた夜に、南の空が開けた場所で、冬の大三角や
おおいぬ座のシリウスを目印にして、南の地平線すれすれに姿を現す
カノープスを探してみましょう。


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参考サイト


国立天文台 | ほしぞら情報
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/
Nikon | 星空案内 |  
AstroArts : 星空ガイド
星空ガイド 
つるちゃんのプラネタリウム
天文現象 - 大崎生涯学習センター
星空情報

◎用語解説
極大(きょくだい)・・・条件が最もいいときのこと
(く)・・・地球から見て太陽と90°離れた状態
視直径(しちょっけい)・・・地上から見た星までの角度
(しょう)・・・地球に一番近い状態
星食(せいしょく)・・・星や惑星が月に隠れる現象
等級(とうきゅう)・・・星の明るさの単位。数字が小さいほど明るい
°(ど) ′(ふん) ″(びょう)・・・角度の単位
離角(りかく)・・・太陽から離れている角度 

 
 moonl_s

 pin4 2016年2月の月の暦 ☾*

月暦


   下弦 *   1日 12:28
   新月 *   8日 23:39
   上弦 * 15日 16:47
   満月 * 23日 03:20

夜空のカレンダー - てんきとくらす [天気と生活情報
 

moon_sepia2月:Snow Moon(雪月)
北アメリカの2月は寒さが厳しく雪が多いため、2月の満月には
Snow Moon(雪月)という名前が付きました。
Storm Moon(嵐月)やHunger Moon(飢餓月)
Blackbearmoon(クロクマ月)  Eldermoon(長老月)などもあります。


tukinorizumu-300x200


新月 2016年2月 8日 23:40(水瓶座)
満月 2016年2月23日 03:10(乙女座)

新月:新たな創造のエネルギー《新月の過ごし方》
新月は新しい目標を掲げたり、お願い事をする日。
新しいことのスタートにも最適な日です。
新たな創造のエネルギーに満ちあふれる日。
新月の時刻には新たな創造のエネルギーが降り注ぎます
新たな出来事をスタートさせるには、新月の時刻が最適です。

満月:達成のエネルギー《満月の過ごし方》
満月は満たされた気持ちになり、全ての事に感謝の気持ちを強くする日。
この世に生まれたこと・命があること・太陽が出ていること
月が出ていること・おいしい空気が吸えていること・水があること
・・・・様々なことに感謝をする。それがその先の幸せへと繋がるのです。
人間は一人では生きてゆけません。
周りの方にも感謝をし、その気持ちを大切に・・・。

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Posted by sara1116 at 22:56Comments(0)clip!月の暦