2022年5月16日 13:14 蠍座にて満月を迎えます。ネイティブアメリカンは5月の満月をFlower Moon（花月）と呼んでいました。
花は幸せの象徴。
他に、Hare Moon（野ウサギ月）Corn Planting Moon（トウモロコシの種蒔き月）
そしてMilk Moon（ミルク月）などという呼び名があります。
13時12分： 皆既月食（ヨーロッパ、他）
日本から見て地球の裏側・・・南北アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ・・・で見られる皆既月食です。
13時12分： 皆既月食（ヨーロッパ、他）
日本から見て地球の裏側・・・南北アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ・・・で見られる皆既月食です。
月と太陽が地球をはさんで180度の位置…
真向かいにある時に満月は起こります。
満月は、太陽と月の間に地球が入って、三つの天体が一直線に並ぶこと。
地球にいる私達は、満月の時には太陽と月に挟まれます。
未来と過去の真ん中に位置していて右手に太陽、左手に月。
未来（太陽）も過去（月）も視野に入れて
現在（地球）を観察することができる。
ある説によると、太陽と月は、右と左の気道を表わすらしいのです。
それが一直線になるのですから、簡単に言えば「気」の通りが良くなるとか。
次元の跳躍が起こり、それで満月は瞑想に絶好の瞬間と言われるのでしょうか。
普通、新しいことを始めるのは新月と言われますが
その始めたことが一旦完成して、その出来栄えを見て、喜んだり反省したり
満月の遥か下方では悲喜こもごもが繰り広げられるのかもしれません。
満月というのは、時間軸に亀裂ができて、宇宙のエネルギーに
チューニングしやすい時なのかもしれません。
蠍座の満月は、思い込みの激しさを改めること
他者に対する普遍的な愛情を育て
他者を赦す（個人の自由意志を認める）ことを学ぶチャンスです。
特に、愛情バランスが崩れやすくなる時期なので
相手をコントロールしたいという欲求を解放し
健全な愛情表現を意識することが大切です。
蠍座の満月というのは「再生（rebirth）への呼びかけ」でもあります。
古いものを一気に捨て去りなさいと満月が奨励しています。
蠍の象徴であるフェニックスの如く、一旦火炎の中に飛び込んで燃え尽きて
その後に残った灰の中から蘇るには絶好の機会になることでしょう。
また、満月は新月の時に植えた種が開花する時。
想像力を引き出すことで危機を乗り越え
自分の潜在能力を掘り起こすという意味もあります。
霊的な方面での開発も含みます。
新月の時にどんな「種」を植えたかによって満月時の「花」が決まるということ。
蠍座の満月は深く繊細で感情的な水のエネルギーです。
執着心や嫉妬心など、いろいろな感情が過剰になりやすくなります。
過去からの霊的エネルギーの影響や
見えない世界との繋がりも強くでがちです。
できるだけ身体を動かし、過緊張をほぐしたり
グラウディングを心がけると良いようです。
…地に足をつけ、まずはしっかりと地面とつながりましょう。
ふわふわと地に足がついていないのでは何もできません。
蠍座は物事の裏面や深層心理を象徴する星座。
自分自身とじっくり向き合う時間を大切にしてください。
通常の満月は精神をハイな状態にさせるケースが多いのですが
蠍座の満月では内省的な気分が強まります。
そもそも満月の日は衝動的になりやすく
自己コントロールが難しい日と言われます。
不要なものへの未練を捨て、真っ白な気持ちを取り戻すとき。
あなたを苦しめているマイナスの思い込みを書き出してみましょう。
書かれたものを見ると、それほど大したことではないと気づくはず。
今回の蠍座の満月は、いつにも増して思い込みが激しくなる時期なので
誤った考えを持つと自分の都合で正当化しがちです。
自制心に欠けやすく、楽観的に手を広げて失敗しやすいときです。
私生活でもルーズになりやすく、自分を必要以上に甘やかし
面倒なことから逃避する傾向があります。
感情の起伏が激しくなり、自己欲求がエスカレートしていくので
浪費に注意が必要です。この時期は節制を意識して
堅実な習慣を身につけるときです。
また、他人への猜疑心も強くなり建設的な意見やアドバイスを聞かず
せっかくのチャンスを自らが逃すこともあります。
物事が上手くいかなくなると自暴自棄になったり
今まで積み上げてきたものを一気に破壊してしまう恐れもあります。
その一方、深層心理への関心が高まり、人の心の動きが容易にわかるときです。
このプラスの作用を活かせると、豊かな感受性が働き人に対する同情心に溢れ
その人に共感できるので、相手の無意識な望みを感じ取れます。
その上で、あなたの心に浮かぶことを素直に表現すると
その相手はあなたの言葉に癒されるでしょう。
身近な人や親しい仲の人との結びつきを強めるには良いときです。
また、この時期は古くから継承されてきた良き慣習や伝統に触れることで
すぐれた知恵が人生の指針となる可能性を秘めています。
ただ、つまらない慣習や制度に嫌気が生じ、所属する場所への反発心が生まれ
そのジレンマに苦しむかもしれません。
けれども、蠍座の象徴する「不屈の精神」が引き出されやすいときでもあります。
これを発揮できると、古い規制や束縛、常識、慣習に対する反発心から
理想通りの結果が得られない現状や、なかなか思い通りに事が
進まない事態において、無理に周囲と歩調を合わせずとも「不屈の精神」で
自分の理想を大切に持ち続けられます。
◆蠍座の月の影響
《運気を良くするワンポイントアドバイス》
☆ミステリー小説を読む
☆占師に会う
☆セラピーを受ける
☆難しい問題を片づける
☆地下のバーでゆっくりとお酒を飲む
☆昔のアルバムを開く
☆借りを返してもらう
《注意すること》
☆嫉妬する
☆くよくよ考える
☆シリアスになりすぎる
月が蠍座にある時は、何かを追求していこうという探究心が旺盛になります。
調査、研究に最適でこの時期は１つのことに取り組む集中力やスタミナが増します。
自分の深層心理を探る旅に出ると、とてもよい気付きが得られるとき。
秘密めいた場所がラッキースポット。
食事やお酒を楽しむなら、地下のちょっと照明が暗めのお店で。
人に質問すると良い答えが得られそう。
感情が激しくなりがちな時なので何事も考えすぎないように。
蠍座は12サイン中8番目、偶数のサインですから
「発散」よりは「吸収」が得意です。運動区分は「固定」。
一つ前の「活動」サインがスタートさせた物事を引き継いで
しっかりと固めるのが役目のサインです。
エレメントは「水」。感情や絆に関係します。
蠍座の満月は深く繊細で感情的な水のエネルギーです。
執着心や嫉妬心など、いろいろな感情が過剰になりやすくなります。
過去からの霊的エネルギーの影響や
見えない世界との繋がりも強くでがちです。
できるだけ身体を動かし、過緊張をほぐしたり
グラウディング(地に足をつける)を心がけると良いようです。
まずはしっかりと地面とつながりましょう。
ふわふわと地に足がついていないのでは何もできません。
家族との結びつきを強めるには良いときです。
また、この時期は、蠍座の象徴する「不屈の精神」で
目の前の困難な状況を乗り越えることで、あなたの内側に眠る
潜在的な能力が引き出されやすいときです。
この蠍座の満月のパワーを、建設的な方向に向けられるように意識して
自分のマイナス感情を手放すようにしてみましょう。
蠍座の支配星は、『冥王星』 。
『冥王星』は、物事の始めと終わり、個人ではどうすることもできない
時代の流れや、潜在している宿命的なもの（カルマ）を司っています。
不思議な魅力やカリスマ性を与えてくれることもあり
その反面、突然の大変動を暗示することもあります。
不可逆的な変化・死・再生・変容を司る天体とされます。
冥王星が発見される前は火星が蠍座の支配星でした。
現在も副支配星とされています。火星は「自己主張」の星。
「刃物」や「武器」も表し、「切り込んでいく力」の象徴です。
◆蠍座のキーワード
「秘密」「心理学」「カリスマ」「変容」「過去からの荷物を降ろす」
「変化」「復活」「許し」「強迫」「妄想」「崖っぷち」「危機」「自制心」
「洗練された人格」「深い絆」「夢中」「セックス」「ソウルメイト」
「認め合う」「財務協力」「遺産相続」「契約」「負債」「税金」
◆蠍座の解放キーワード
「復讐」「嫉妬」「残酷な批判」「破壊的願望」「放棄」「罪悪感」
これらのマイナス感情を抱いている人は
解き放つようなお願いをするとよいでしょう。
◆蠍座が支配する器官
「直腸」「結腸」「膀胱」「月経前症候群」「ＥＤ」
「生理」「性病」「性器」など
蠍座は生殖器官と排泄器官（膀胱や直腸）を支配しています。
生殖器官と排泄器官に発生する病気も蠍座支配です。
生理痛、各種婦人病、痔や直腸がん、男性のED
女性のPMS、膀胱炎などが蠍座の支配する病気です。
蠍座新月のときには、これらの症状の緩和や治癒を願うのに適しています。
排泄器官に関わる「直腸」「結腸」「膀胱」の具体的な症状として
「ポリープ」「痔」「膀胱炎」などがあります。
また、生殖器官に関わる「性器」「子宮」「卵巣」の具体的な症状として
「性病」「生理不順」「子宮内膜症」「子宮筋腫」
「子宮がん」「月経前緊張症」「ED」などがありますので
この辺が気になる方は、改善または健康を促すお願いをするとよいでしょう。
排泄器官や生殖器に影響を及ぼしやすい時期なので、何か疾患の疑いで
悩みを抱えていても、なかなか打ち明けられないような人にはチャンスです。
悩みの原因を明確にする目的意識を持ち
集中して行動を起こすキッカケを与えてくれます。
この時期、思い切って検査や疾患治療を受けると
治療もスムーズに受けることができるので早く改善できるでしょう。
●蠍座のボイド時間
5月16日18:29〜16日20:51
今回のボイド時間では、対人関係では今まで蓄積していた不満や
嫌悪が爆発してしまうかもしれません。
対人関係では、衝動的にキレてしまったり油断すると
あなたの大切な秘密や情報を相手につい漏らしてしまったりと
取り返しのつかない事態を招いてしまう恐れがあります。
あるいは無意識に相手の弱みにつけ込むような強引な態度をとってしまい
後で大きな問題になることもあるので注意が必要です。
恋愛中の人は、依存や憎悪、独占欲、嫉妬心などの
否定的な感情に火がつきやすくなります。
今はそういう時期だと理解して
一時的な感情で衝動的な言動をしないよう心がけましょう。
また、物事を楽観的に見誤りやすいので
この時期の融資や契約は避けた方が無難です。
